関連:「義弟の暴走 ┐( -"-)┌ ヤレヤレ 」
「義弟の暴走 ~前触れ~ 」
先週、
「俺はずっーと寂しかったんだよーっ!」って
大絶叫して自殺騒動を起こしたリュウ(義弟)ですが、
また、月曜日にも同じ事を繰り返してしまいました。
すっごくショックです・・・。
あのときは、未納で停止された水道を出だしてもらったり、(トイレも出来ないので)
滞納している家賃を振り込んだり、暴れてよごした部屋をかたづけたりと
物質面でのお世話をしてあげればメンタル面は少しは上向くと思っていたのだけど・・。
ごめん。そんなんじゃなかったんだね。
土日、ダンナは出張でリュウを見てやることが出来なかった。
「大丈夫か?」と連絡だけは入れていたのだがやっぱりダメだった。
一人で部屋にいると鬱になり、精神安定剤を飲む。
用量を守らず、適当に飲むので意識がもうろうとして気がつくと河原にいるらしい。
そして、行動に移すのは決まって、早朝。
つまり、みんなが絶対家にいる時間。
寂しくて誰かに助けて欲しいという気持ちが行動に出るのだろうか?
この時間ならみんなが寝てようが、起きていようが、必ず家にいるし、
連絡が取れれば、誰かが必ず自分のそばに来てくれるとわかっているから?
そう思っちゃいけないんだろうけど、
結構、迷惑だ。( ̄_ ̄ i)
早朝、深夜の電話は良くない。
すまん、話がそれた。
-みんなが必ず家にいる時間-
このことを気にしたダンナは、会社をを休み、
今日こそとことんあいつと付き合わなきゃダメだ。と、
覚悟を決めて河原へ迎えに行った。
友達やモトカノでも、もはや歯止めがきかず、
制止を振り切って河へ入る。
周りにもこれ以上迷惑はかけられない。
心の何かが不安定になっているのなら、
早く取り除いてやりたい。
そこんところはやっぱ、
家族がなんとか立ち直らせるしかないじゃんって言って。
リュウが、
「俺なんか死んじゃえばいい」、と口では言っていても、
死ぬ気がないのなんか、すぐわかる。
一番どうでもいいジャージ着用の上、
貴重品はバックに入れて土手に置いてある。
そして本人は河の浅瀬で必死に泳いでいるんだもの(-。-;)
「死んでしまいたい」と口では言っていても、
本能ではしっかり生きようとしてるってことだと思うんだけど・・・?
「死にたいんじゃない。まともになりたい。
ただ、どうしていいのかわからない。誰か、助けて。もういやだ!」
これが本音だと思う。
リュウが心おきなく心の叫びをぶつけられるのは
カヨ(リュウの姉でダンナの妹)だ。
一つ違いの姉で、小さな頃から仲が良かったし、
兄や母では怒られるとこも、
カヨならきっと自分の気持ちをわかってくれるだろうという思惑からか、
頻繁に電話を入れてる。
仕事で疲れて早く休みたくとも、
リュウから毎晩のようにかかってくる電話で
とうとうカヨも体調をくずしてしまった。
もともと負のマイナスオーラにめっちゃ弱い子だし。
影響され、完全にやられてしまった。
「このままでは、カヨが精神的にやられて病院行きになる。。。」
姑からもそんな事を言われ、
もう、放っておけなくなった。
(両親は離婚し、カヨは姑の実家暮らし。よって姓も違う。同じ兄弟でも育った環境が違うし、
他の兄弟と離ればなれになったことが辛く、カヨにとってはトラウマのようです。)
というわけで、
周りにドンだけ迷惑かけているかを全くわかってなく
現実から逃避することで一生懸命の義弟を正気にさせるべく、
この際、家族一丸となって荒療治&一芝居をうつこととなった。