息子が入学することになったシュタイナーの学校については9月の入園を楽しみにしたいと思います、と書きましたが、その後学校からお知らせが来ました。入園以降のことについて、詳しくはハンドブックが送られてくるらしいのですが、メールにすでにあったことで、「おお、シュタイナー!」と思ってしまったのは、

1)服装
詳しくはハンドブックをよく読んで、ご協力お願いします、とのことでしたが、基本的に、無地やパターンの柄物が好ましい。 だめなのは、アニメ調の絵、芸能人のイメージなど。あと、ネオンカラーや、光ったり音がでたりするものもダメだそうです。足元がピカピカ光るシューズとかはだめ。恐竜はギリギリOKかな?

2)テレビ、メディア
これは、学校案内に書いてあったので、覚悟はしているのですが、シュタイナーはテレビ、インターネットetc禁止です。もともとアメリカの我が家ではテレビをつける習慣がないので、大丈夫だろうと思っていたのですが。実はいま日本に里帰り中で、息子はかなり、見てます、、、。二世帯の形で住んでいる同年代のいとこが戦隊モノをもれなく見ているので、それを禁止するのは無理。それにじじばばも、情報番組やニュースをよく見てますしね。それはわかっていたので、入学が決まってから、学校の方にも聞いてみました。「実際どのくらい厳しいんですか?完全に0にしなければいけませんか?」と。その時のお答えは「最善を尽くしてください」でした。結構幅のあるお答えです。笑。

私自身、テレビや映画が苦手なところがあるので(暗いニュースや怖い映像を見ると、不安になり、その不安感が続くので、できるだけ見ないようにしている。)子供によくない、というのは感覚的に信じられるのですが、それと同時に完全に禁止にしなくても、ほどほどにでいいんじゃないかな~という気もします。テレビっ子たちだって、立派に育ってますからね。

アメリカにいるときは、それほど感じなかったけど、日本からこの服装やテレビの決まりだけを見てみると、浮世離れしている感じもします。

でも、アメリカでは結構いろんな方針をもつ親がいて、シュタイナーの学校だってちゃんと成立しているし、この時代にあえてメディアなし、どぎつい刺激なしで育ててみるっていうのもいいなと思います。

ちなみに、知り合いに聞かれたのは、「ディズニーランドとか連れていけないんでしょ?」と、「絵本の読み聞かせできないんでしょ?」でした。それは、禁止されると私も辛いですが、、、今の所、はっきりと禁止とは聞いていません。ちなみになぜ絵本がだめかというと、絵が想像力を限定してしまうということで、シュタイナーでは絵本はあまり使わずに人形劇的なもの、それも表情のついていないお人形でするらしいです。でも家での読み聞かせについては特に指導ありませんでした。

と、こんなことを書きつつ、本当はシュタイナー教育の真髄はもっと違うところにあるんじゃないかと思うんですが、、、。やっぱりそちらは、実際の学校生活を楽しみにしたいと思います。