「戦争ほうき」

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「平和願い『戦争ほうき』長崎で、配り続け3千個」と言う記事が東京新聞のホームページに掲載されています。http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006071701001337.html

「ミュージアムで作り方も教えているが、『作っていると自分の気持ちが優しくなるよう』との感想とともに自作の「戦争ほうき」を贈ってくれた小学生も。こうした作品が、さらに来館者にプレゼントされている。」そうで、こう言う優しさのリレーは素晴らしいと思います。

戦争ほうき

長崎市の「ナガサキピースミュージアム」で

来館者に無料で配られている「戦争ほうき」


一方国際情勢に目をやる時、憎しみの連鎖が繰り返されています。一部の国の核放棄を声高に唱える国が、最大の核を持ち、また一部の核を持った国を擁護しています。ミサイルの威嚇発射を行った国を強行に非難する一方で、自国はイラクやアフガンでミサイル攻撃を行い、また今も実際にミサイル攻撃をしている国に対する国連非難決議に拒否権を行使し、その「防衛権」を認めています。

北朝鮮のミサイル発射はもちろん許される事ではありません。しかし、自分と自分の仲間には許している事を、他では禁止すると言うのでは極めて矛盾しています。私は、この二重基準と武力の行使の容認が今の国際社会を混乱させている大きな原因だと考えます。

イスラエルのパレスチナやレバノンに対する攻撃が、イランやシリアを紛争に巻き込む事になれば、大きな戦争に拡大する事を危惧します。武力の行使はお互いの憎しみを増大させ問題を深刻化させるだけです。憲法で戦争放棄を謳う日本は、あまねく武力の行使に反対し、戦争放棄を世界に高らかに唱えるべきです。決して一部の地域の問題だけに矮小化してはなりません。


山口実

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