2005年08月24日 22時54分54秒

刑事裁判の「被告」?

テーマ:ブログ
最近、報道番組などで刑事裁判の「被告」と言っているのが目立ちます。

本日のNHK「クローズアップ現代」でも「被告」の言葉を刑事・民事ともに使っていて、刑事裁判の「被告人」とは、最後まで言いませんでした。

私は法律用語が難しいのは愚民思想の表れと思っており、「法律では民事訴訟で被告というのであり、刑事訴訟では被告人というのだからこの両者は区別すべきだ」と「被告」「被告人」の区別を鵜呑みにして取り沙汰しているのではありません。

「被告」「被告人」の区別は、上に書いた愚民思想の表れとは若干違うニュアンスがあると思うのです。

つまり民事訴訟の場合、訴訟を起こす側は訴える対象を直接指定して争うので、訴えを起こされた側は「被告」なのです。

それに対して刑事訴訟の場合、訴えられた相手は刑が確定するまでは実の犯人か無実かは判らないので、「訴えられている者」の意味で「人」が付いて「被告人」というのです。

もちろん無実の人に有罪判決が降りてしまうこともあるわけで、刑の確定即真実の確定とはいえないのですが、少なくとも刑の確定までは被告人は「容疑者」ではあっても「犯人」ではないことを、この「被告人」という言葉はよく表していると思います。

私が共感する数少ない法律用語である「被告」「被告人」の違いを、報道機関はおろそかにしてほしくないのです。
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2005年08月21日 00時14分50秒

鍵盤楽器のコーディング

テーマ:音楽
かやくりひMIDIデータ館 に久しぶりにデータをアップしました。「アンナ=マグダレーナ=バッハのための小曲集」から、とりあえずニ短調とト長調のメヌエット。

このブログの最初の記事に書いたように、私がPCで音楽を鳴らそうと思って最初に使ったのがシャープ X1 turbo Z用の楽譜入力ソフトでした。そのソフトを使ってピアノ曲のデータを作ってみたのですが、その曲が2声部の小曲だったため、すぐに入力は終りました。

ところが鳴らしてみると落胆するぐらいに貧弱な音になっていました。

そこで気がついたのが、2声部の曲でも最低でも各声部に2パートを持たせること。当時のX1 turbo Z、のちにX68000になっても、最大8パートでしたが、ピアノをはじめとする鍵盤楽器の曲データを作成するには8パートをすべて活用する曲作りが必要だ、との結論を得ました。

現在使用しているMuseでは旋律楽器用に15パート、打楽器用に1パート(Museではこれをメンバーといいます)、各パートに10の発音をさせることができます(Museではこれをフィンガーといいます)ので、ピアノソロやピアノ五重奏曲までなら、各メンバーにそれぞれの指をあてて、もっと楽器編成の多い曲なら、右手と左手に1メンバーをあてるか、1メンバーに10のフィンガーをあて、1つの指遣いに1つの声部をあてることで、2声部の曲でも豊かな音楽に仕上げることが可能になります。

これが、なかなか厄介な作業なのです。

私が鍵盤楽器の曲データを作成してこなかったのも、この事情があるからです。

いつかこれを克服したいと思って、手始めに着手したのが、私の敬愛する大バッハの小品の宝庫、「アンナ=マグダレーナのための小曲集」です。

コンピュータに音楽を鳴らさせる以前からピアノの楽譜も持っていましたが、ピアノを弾けるわけでもない私は、もっぱら音楽に合わせて譜面を追っていくために持っていたにすぎないので、バッハの楽譜も極力原典版を持つようにしていました。

ところがバロック時代の楽譜というのは、多くの場合、速度表示も強弱表示もありません。指遣いの数字も書いてありません。

速度や強弱はともかく、特にピアノを弾けない者にとっては、指遣い数字があるとないとでは雲泥の差。監修者に依存することになっても、校訂版は大事だと思いました。

ギターの楽譜も、タブ譜(6つの弦のそれぞれの指遣いを示している楽譜)付きかどうかは、演奏者にとってはもちろんのこと、私のようにDTMをしている者にも大切なことです。
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2005年08月01日 00時33分41秒

「はじめてのイタリア語』

テーマ:ブログ
今までクリーム色のカバーだった講談社現代新書が装いを一変している。

その中の1冊、郡 史郎『はじめてのイタリア語』を読みました。奥付を見ると1998年3月20日が第1刷となっているので、この本の場合はカバーだけ装いを変えたものらしい。

私には変な持論があって、日本人が外国語、特にヨーロッパの言語を学ぶのなら、英語よりもイタリア語かロシア語にすべきだと思っています。

イタリア語は何といってもローマ字読みに近い読み方で、今は小学校でローマ字を教えているのかどうか知らないけど、何十年も前にローマ字を習った私のような世代は、ローマ字で習った読み方と英語の読み方があまりにかけ離れていることに戸惑いを感じたハズなのです。

その点、イタリア語はcやg、hの扱い方に慣れ、アクセントのある母音を伸ばすことに慣れてしまえば、ほとんどローマ字読みで読めるので、ローマ字学習者にはストレスが少なくて済みます。

それに、(実は活用の仕方で自明だから、という根本的な違いがあるのですが、とりあえず)通常は主語を省略するというのは、日本人の言語生活にぴったりではありませんか。

もう1つ理由があって、ヨーロッパの言語は好むと好まざるに関わらず男性名詞と女性名詞(ロシア語などは中性名詞まである)があるのが通常のありかたで、名詞に性別がない英語こそヨーロッパの言語では特殊なのだから、少なくともヨーロッパの言語を習うなら、特殊な言語にすべきではないと思うのです。

という主張と真っ向から矛盾してしまうのですが、私がもう1つに挙げたロシア語の場合、日本人が苦手な冠詞がありません。

イタリア語、ロシア語こそ学ぶべきだとの私の主張は、要するにご都合主義の極みではありますが、どちらの言語も文字と発音はほぼ1対1に対応していて、その対極にあるような英語とは好対照だと思うのです。

ロシア語で使用するキリル文字はラテン文字のアルファベットとかけ離れていると思われがちですが、間にギリシャ文字を介在させると、さほど違いがないことが解ると思います。特殊な文字は、大文字でいえばЖ(J)、И(I)、Ш(SH)、Щ(shch)、Ю(YU)、Я(YA)、Ъ(硬音文字)、Ы(Иの硬音)、Ь(軟音文字)ぐらいじゃないかな?

ところで標題の本ですが、これまで読んだ語学の入門書の中でも群を抜いてわかりやすい。

もちろん、この1冊を読めばイタリア語をマスターできるわけではありませんが、これを契機に次のステップへ、と意欲が湧いてきました。

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