2005年03月21日 21時56分48秒

形容詞のこと

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白、黒、赤、青と、色についての形容詞は基本的にこの4つしかありません。

ほかに「黄色い」と「茶色い」がありますが、「黄い」「茶い」とはいわない。「黄」も「茶」も1音節なので、「色」を付けて「○色い」といいやすかったからなのでしょう。そういえば同じ1音節なのに『緋色の研究』で、『緋色い研究』とはいいません。「緋色」は「黄色」や「茶色」ほど一般的な語ではないためでしょうか。

先に挙げた形容動詞は「○○やか」「○○らか」の類いを語幹にするもの以外、ほとんどが漢語を含めた外来語の形容詞的なものに作用して形容動詞を構成するようです。

形容詞は和語にしかないと思っていたら、漢語を形容詞にしているものを1つ見つけました。

「四角い」。

ほかにご存じの人、ご指摘ください。
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2005年03月20日 17時06分26秒

○○やか、○○らか、○ん○り、○っ○り

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「さわやか」「すこやか」など「○○やか」という形容動詞語幹の言葉は、私の思いつく範囲で「しめやか」を除いて、どれも前向きというか好ましい状態を表す言葉のようです。「しめやか」にしても「お葬式がしめやかにとり行なわれた」はお葬式自体は順調に終わった時に使う言葉で、順調に終わらなかったら「しめやかに」は使えないでしょうね。

同じような言葉に「やわらか」「ほがらか」などの「○○らか」があります。

私は持っていませんが、これらの言葉は逆引き辞書を使えば容易に見つけられます。

「ほんのり」「ぼんやり」など「○ん○り」の副詞は、寿岳章子さんによると○○の部分がその状態を表しているそうで、京都を象徴している「はんなり」は「はな」に由来している、といわれると、なるほど、と思います。

「『ほの』か」→「ほんのり」、「『ぼや』っと」→「ぼんやり」。

「○ん○り」が、由来する元の言葉をやわらげている印象があるのに対して、似た言葉で「きっぱり」「くっきり」などの「○っ○り」などの副詞は、例示した言葉のように明瞭さを表すものと「ゆっくり」「おっとり」のように、それとは別の作用をするものに分かれそうです。

「○○やか」「○○らか」は逆引き辞書で容易に探せると書きましたが、「○ん○り」「○っ○り」などの言葉を容易に探せる辞書があればいいな、と思います。
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2005年03月20日 16時17分21秒

アンタレス食

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3月30日24時~25時(31日午前0時~1時ですね)、さそり座のアンタレスが月齢20日の月に隠される現象が起きるそうです。

沖縄の南西部を除く日本全国で見られるそうです。那覇市付近では、月とアンタレスがくっついたように見える「接食」が見られるとか。

1等星が月に隠されるのは、アンタレスのほかには、おうし座のアルデバラン,しし座のレグルス、おとめ座のスピカ。合計4つしかありません。

太陽の通り道である黄道と月の通り道である白道(何か逆のような気がしてしまいますが)が近く、黄道12星座にある星以外は月に隠されるチャンスがないからです。

「シリウス食」だの「ベガ食」だのは、ありえない現象なわけ。

次の1等星食は、2016年のアルデバラン食だそうです。

30日の夜は、晴れるといいですね。
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2005年03月12日 22時16分01秒

廣重「名所江戸百景」復刻完成記念展覧会

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歌川廣重は、私が小学生のころ、永谷園のふりかけに「東海道五十三次」がおまけで付いていてしかもそれを集めて送ると化粧箱に入った55枚の「東海道五十三次」が送られてくるというのがあったので身近に感じていた浮世絵作者でした。

いつのころからだろう、「名所江戸百景」107番「深川洲崎十万坪」にことの外ひれるようになったのは。

「深川洲崎十万坪」の画像(ただし今回の復刻版と空の色、題名の色が違います)

鷲が1羽、上空に舞っていて、その眼下に筑波山が小さく見える、そんな構図の絵で、飛行機もない時代に、廣重はどうやってこんな絵を思いついたのか、不思議でした。

今回、日本橋三越で復刻完成記念の「名所江戸百景」の展覧会があると知って行ってきました。

復刻というのは、浮世絵は多色刷りの版画なのだから、新たに刷り直したからだろうと思っていたのですが、そうではなく、江戸東京博物館所蔵の原図をもとに彫り直し、それを新たに刷ったとのこと。

目当ての「深川~」を見つけて、しげしげと眺めたのだけれど、どうも違和感がある。鷲の下に広がるのが冬景色というのも記憶と違っていたのもそうなのだけれど、これまで思い描いていた鷲の浮遊感がなく、何だか画面に貼りついているような印象を持ってしまったのだ。

かつて本で見た「名所江戸百景」では、いくつか小さい滝が描かれていた滝野川の絵があった記憶があるのに、今回、それも見つからなかった。もしかしたら「目黒千代か池」の滝と混同して記憶してしまったのだろうか?

「深川~」にしても滝野川にしても、「だから復刻なんてダメ」と言いたいわけではありません。人間の記憶は、いかに曖昧か、を言いたかったのです。

でも不思議なことに原物を見ても浮遊感を感じなかった「深川~」が、会場で買い求めた『浮世絵「名所江戸百景」復刻物語』に収められている図版では、鷲はしっかり浮遊感をもって迫ってきます。

今回の展覧会で今さらのように知ったことで、廣重は火消し同心の子として生まれ、浮世絵師になったころは火消しの仕事と絵師の仕事を掛け持ちしていたというから、高い場所から景色を見ることには慣れていて、それが「深川~」のような絵を作った素地にもなっていたのかもしれないな、とも思いました。

この展覧会、3月13日まで入場無料で開かれています。これを書いている時点で、明日限りですが。首都圏在住の人は、ぜひご覧ください。X
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