自分が初めてパチンコ屋さんに行くようになったのは高校生の頃。
まだバイトのお給料をホールに貢ぐごく普通の鴨ネギ少年で、
少ないお金で遊べる羽物を打ち止め目指し一喜一憂してました。
そんな日々を一転する出来事が起こります。
ふと読んだパチンコ雑誌に乗っていた攻略法とやらを試してみたら
何と本当に出来てしまうという。
パチンコ攻略雑誌が本当に攻略記事を書いていた頃のお話。
自分が初めて触れたパチンコ攻略は、平和のデジパチ機
「ブラボー烈火」
攻略の方法は、単発でデジタルを回すとリーチがかかったら必ず
大当たりになるので(ハズレリーチがかからない)そのリーチ中に
保留をつけると本来の抽選とは異なり連チャンする確率が16~
50%と大幅に上がるというシロモノ。
実際に試してみて出来た時はもう心の中では「恐わ、、、」って
思ったのを今でも憶えています。
当時は移動範囲も狭く、ブラボー烈火もすぐに外されてしまった
のであまり稼げはしませんでしたが、こういう事が起こり得ると
いう事を知れただけでも十分なインパクトで、自分のパチンコと
いうモノの見方の大きな転換点になるのでした。
それ以降、自分にとってパチンコやパチスロは、ギャンブルという
不確定な概念から穴探しの実業となったわけです。
次に憶えてるのは、攻略軍団の梁山泊で有名になった春一番。
この機種は4つのモードで大当たりを管理していて、一つは
1/8で大当たりを引く連チャンモード。
大当たり中に次のモードへの移行抽選をしていて実質連チャン率
が25%のデジパチでした。
攻略のロジックは、大当たり最終ラウンドのアタッカが閉じる瞬間
に次のモードが決定されるのですが、その4つのモードの抽選タイ
ミングが大当り最中のメロディーの4拍子に同調していたのです。
決められた玉数入るか開いてから30秒経つかでアタッカーは閉ま
るのですが、そのタイミングを狙う事で完全に連チャンモード自体
を狙う事が出来たというのが世を騒がせた春一番の攻略の正体。
まあ言うが安しで実際は知識経験が伴っていないと難しく完璧に
出来る人は限られましたし当然ながら自分も出来ませんでした。
そんな大攻略の影で、完全攻略は無理でもある事に気づきます。
ランプの点灯パターンにより現在どのモードに滞在しているのかが
分かるという情報を手掛かりに、全ラウンドフルオープンででも
連チャンモードに持って行けるのではないかと。
大当たり開始から終了までの時間が一定とするならば、メロディー
の消化も一定の場所で終わらせる事が出来るはず。
そう仮定して、ホールで総当たりで検証してみると見事にビンゴ!
パチンコの攻略を自分で考えて実際に検証し完成するという過程
を未熟ながらもこの時に初めて経験するのでした。
ただしこの攻略、2連目が得られるだけでそれ以降の連チャンは
運である事(連チャンモードをループは出来ない)と、大当たり消化
が異様に長く滅茶苦茶目立つのとで実は時間とリスクの割にそれ
ほど効果的という訳ではありませんでした。
というオチです。あくまでも攻略目線と過程のお話ですね。
駄文はさらに続きます