ヤモリのつぶやき

日々の疑問点をつぶやきます......


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やっとアメリカの利上げが本格的に動いてきた。
ワクワクドキドキしてもすぐに結果はでないので、以前から話題になっていた少子化の話をする。
前に、少子化はマクロ現象で、経済成長の影響を受ける、と書いた。
その理屈をご紹介しようと思う。

 

まず、杉並区の結婚の意識調査委員会なる組織がある研究所の調査アンケート結果として掲載しているものを引用する。
↓↓↓↓↓↓
現代の日本人男女の結婚への意識の違いとは?
http://www.therootless.com/
以下抜粋
男性が結婚しない理由
第一位:出会いが全然ない 52.7%
第二位:低収入/雇用が不安定だから 36%
第三位:1人でいるほうが自由で気が楽だから 33.2%

女性が結婚しない理由
第一位:他人と暮らすのは煩わしい 45.2%
第二位:良い出会いがない 40%
第三位:1人でいる自由が大切 34%

---------

 

のっけから結婚の話題で少子化じゃないと思いきや、結婚しなくても子作りはできるものの、経済事由や世間体、一般常識などを鑑みると、前提が結婚になるからだ。
男性の出会いがないという52.7%と女性の良い出会いがない40%は若干意味合いが異なろう。
参考までにもうひとつ、サイトを引用する。
↓↓↓↓↓↓
男性が結婚しない理由? 家庭を持つことができる年収ラインはいくらなのか 2017.01.14
https://thepage.jp/detail/20170113-00000006-wordleaf?pattern=3&utm_expid=90592221-74.IJid_3U3R9eadvvMwTWufw.3&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F
以下抜粋
9割弱が「いずれ結婚するつもり」…でも「結婚資金が足りない」未婚男性の3割

白書によると、国立社会保障・人口問題研究所が実施した「出生動向基本調査(独身者調査)」では、「いずれ結婚するつもり」と考える未婚者(18~34歳)の割合は、2010年で男性86.3%、女性89.4%でした。1987年時の男性91.8%、女性92.9%よりは下がりましたが、結婚に対する意欲は高い水準にあるといえます。

また、未婚者(25~34歳)に独身でいる理由を尋ねたところ、「適当な相手にめぐり会わない」の選択肢を選ぶ割合が男性46.2%、女性51.3%と最も多く、次いで「まだ必要性を感じない」男性31.2%、女性30.4%となりました。しかし一方で、男性は「結婚資金が足りない」(30.3%)も大きな理由になっています。(2010年第14回調査結果、回答は選択肢から3つまで選択可)

高年収ほど結婚している割合が多くなる
では、収入の違いが、結婚に影響しているのでしょうか。25~29歳、30~34歳、35~39歳の各年代で年収別に配偶者がいる男性の割合を比べてみました(グラフ1)。すると、25~29歳の年収100万円未満の男性では、結婚している割合は1割を切りますが、500万円以上の年収がある場合、およそ半数が結婚している結果になっています。

年収が高いと既婚者が増える傾向はほかの年代も同様で、30~34歳は年収500万円以上でおよそ7割が結婚、有配偶者率の最も多い年収800~899万円は、87.4%になりました。35~39歳の場合は、年収200万円未満の場合、配偶者がいる比率は4割に届きませんが、500万円以上になるとおよそ8割に。結婚している割合が最も多い800~899万円は88.8%にのぼりました(出典:労働政策研究・研修機構「若者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状」(2014年)。

ちなみに平成27(2015)年国政調査によると、男性の有配偶者率は25~29歳26.3%、30~34歳50.8%、35~39歳は61.7%です。グラフ1を見ると、25~29歳と30~34歳は年収300万円以上、35~39歳は年収400万円以上になると、その割合より多く家庭を持っているとわかります。
--------グラフはソースにて。

 

男性の出会いが全然ないというのは、単純に自分を許容してくれて自分の好みの範疇に入る女性がいない、という意味だろう。
女性の良い出会いがないというのは、経済的にも一定水準以上があって安心して暮らしていける相手がいない、という意味だろう。
経済的に恵まれていると結婚率が上がるように、経済問題は男性の自信も喪失させ、女性が求める安心感も得られないという大問題なのだ。

 

次に、婚姻率や初婚年齢のグラフを、いつも引用させていただいているガベージニュースさんから。
不破さん、ありがとう。
↓↓↓↓↓↓
日本の婚姻率・離婚率・初婚年齢の推移をグラフ化してみる(2016年)
http://www.garbagenews.net/archives/2013777.html

 

婚姻率は徐々に下がっているものの、激しく下がったというわけではない状態だが、注意点は人口あたりのグラフであること。
結婚適齢期の年齢層が減ってきているから、割合的に漸減するのもある意味仕方ない。
問題は初婚年齢のすさまじい高齢化。
もはや30前後にならないと結婚しない状態だ。
これらは、経済的理由と、仕事などに従事していてかつ、まだ自由が欲しいと言ったような社会風潮が背景にある。

 

そしてこれらのグラフを経済成長率の推移と比べてみる。
↓↓↓↓↓↓
日本の経済成長率の推移
http://ecodb.net/country/JP/imf_growth.html
日本のGDPの推移
http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html

 

GDP成長率のグラフとざっくりした年度が頭に入っていると、婚姻率などのグラフを見た瞬間、むっ!?と思うものだ。
説明するまでもないが、貧乏でも将来が明るく、頑張ってやっていけば先が開けると思えば、手を手を取り合って、となるものだ。
しかし、現状のような閉塞感があって将来が不安定な状況で現在お金がなかった場合、もはや不安しか残らない。

 

この状況で女性に結婚してくれともいえないし、女性側も出来るだけリスクの低い条件を選びたいと思うのは当然だ。
そこに愛があっても金が無いと続きにくいのが結婚や子育てなのだ。
世知辛い気もするだろう。しかし食って行けなきゃ生活できないから、ある意味当然の帰結なのだ。
あるいはご本人がよくても親御さんが許さないとかになろう。

 

先程の記事にもあったが、若い世代の貧困化がひどく、20代で結婚したくてもお金がない、という状況ならなおさらだ。

 

そして話がちょっと戻る。
↓↓↓↓↓↓↓
日本の「恋愛結婚」「見合い結婚」の推移をグラフ化してみる 2016/10/10
http://www.garbagenews.net/archives/1845050.html
これが現実。お見合い結婚の割合はなんと○%!
https://marihonnete.com/knowhow/omiai-seikou.html

 

1960年代に、見合い結婚と恋愛結婚の数が反転し、現在ではほとんどが恋愛結婚で見合い結婚は少ない。
すべての人間が恋愛に活発で得意というわけではなく、むしろ、あまり得意でないという人の方が多かろう。
すると、最初のコレ。
ちょっと理由づけしてみると、下記のようになる。

--------

男性が結婚しない理由
第一位:出会いが全然ない 52.7%            ←見合い結婚相当
第二位:低収入/雇用が不安定だから 36%      ←経済事由相当
第三位:1人でいるほうが自由で気が楽だから 33.2% ←見合い結婚相当

女性が結婚しない理由
第一位:他人と暮らすのは煩わしい 45.2%       ←晩婚化問題
第二位:良い出会いがない 40%             ←経済事由相当
第三位:1人でいる自由が大切 34%            ←見合い結婚相当
-------

 

晩婚化は、20代でキャリアを積み、かつ経済的にも乏しいからそもそも厳しい。
貧乏暇なしと言うやつだ。
そしてそもそも恋愛やコミュニケーションが得意ではない、あまりアクティブではないという場合は、自浄努力で改善不能というわけだ。
しかし、ここに個人の生活の自由を優先する社会風土になってきているから、いいことなんだが第三者が介入しにくい。
親とも離れるんだから、当たり前だ。

 

余談だが、ある地方の大学で娯楽があまりないと学生結婚率が高いという事例がある。
人間は目先になにかあるとそちらに走ってしまいがちで、放っておくと恋愛や結婚をしない層が一定数出来てしまうのだ。
したがって何らかの形で、かつてのお見合いに代わる出会いや恋愛に結びつく何かを行うことも大事だろう。

 

そして、この問題、かなり大きな問題をはらんでいる。
そもそも、20代でキャリアを積んでいてお金がない、という至極当たり前の話に思えるが、晩婚化すると仕事や生活スタイルが完成されてしまい経済的にも自立するから、今更他人と暮らすのも難しい。
結婚したい!と強く思うか、ご縁があってたどり着かない限りは、お一人様の出来上がりとなる。
仮にご縁があっても生活スタイルが全く噛み合わなければ離婚だろう。
また、たいへん言いにくい問題として、高齢出産の域に入ってしまう。

 

そして、3~4割は経済問題として捉えることができるとすると、日本経済を立て直し若い世代で将来性が感じられる収入であれば、十分に結婚することが可能だ、ということになる。
若いうちに結婚することのメリットは、お互いのキャリアや生活スタイルが確立してないため、すりあわせて構築していくことが可能になるということ。
かつ、フィジカルにも若いので、少子化改善にも寄与しよう。
しかし食えない場合はそうもいかないというわけ。

 

そして本題の少子化。
↓↓↓↓↓↓
日本の出生率、10年前より徐々に回復傾向に
http://www.mag2.com/p/news/148444
日本の出生率と出生数をグラフ化してみる(2016年)
http://www.garbagenews.net/archives/2013423.html

 

ほんの少し改善している合計特殊出生率だが、高齢出産が増えたことによる。
医療の進歩なども大きかろう。

 

そして人口動態を見てみよう。
↓↓↓↓↓↓↓↓
人口ピラミッドデータ 国立社会保障・人口問題研究所
http://www.ipss.go.jp/site-ad/TopPageData/pyra.html
2015年の人口ピラミッド
http://www.ipss.go.jp/site-ad/TopPageData/2015.png
図版
.

--
人口推計 総務省統計局
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201702.pdf

 

今の30代前後の方が、25~34歳で約135万人。女性が665万人。
人口置換率の2.08を割り込まないように、2~3人のお子さんを作ってくれると、10年代間でだいたい130万人。
0~9、10~19、20~29、30~39、40~49、50~59、60~69、70~79までで8世代。
80歳以上は平均年齢を超えると徐々に人口が減っていくので残りの世代を1世代分とすると、1億1千7百万人。
あくまで概算で、今の0歳児から20歳まではすでに少ないため、実態はもっと減る。

 

人口置換率を維持し、かつ現在20歳位までの世代が将来に3~4人のお子さんを作ってやっと1億人くらいが維持できる、という感じだ。

 

仮に代替で移民を入れると、見た目の数字は維持できるものの、安い労働力に淘汰されて結婚子育てできない人は激増しよう。
なにせ金が無いから結婚できない人が3~4割いるのに、そこに安い人件費の人材が来るんだから当然だ。
すると、一瞬は維持できるものの、その後は日本ではなくなっていく。

かつ、社会コストが激増するから、プラスマイナスで言えばマイナスが増えるので最悪手といえるわけ。
経団連のあなた、わかってる?

 

結局、お金がない>稼ぐためにはキャリアと実績という流れから、必然的に高齢化する。
高齢化すると生活スタイルの固定化からすり合わせがしにくくなる。

かつ、最大の問題点として、結婚・子育てに対して女性の負担が猛烈に大きいことだ。
それまでのキャリアや実績などをかなぐり捨てる必要性が生じてしまう。
かなぐり捨てて多大な手間と経費がかかる子育てを選択できない方がいるのは、誰も否定できない。

 

これらの問題の解として得られるものは
まず、経済的にきちんと回っていてデフレではなく将来を期待できる状況を作ること。
女性の結婚・子育ての負担を可能な限り低減する政策を打つこと。
これは、復職への確実な法整備や出産・子育ての社会インフラの整備、ということになろう。
そして、勤労に対する対価=収入>子育て負担、という状況を作らないと、そもそも不可能だ。
あるいは、20代前半のキャリアを積む前に結婚・出産をし、社会で子育てを支援していくという流れもありえよう。
また、独身と扶養家族がある場合とでのメリットデメリットを明解にする事。
結婚がオトクな状況を税制などで明確にできるといい。
昔のお見合いの代わりに、災害訓練などに参加義務付というのでも面白いだろう。
住んでいるエリアで一定期間参加させるなどなら出会いも出来てよろしいかと思う。

 

いずれにせよ、経済再生と社会インフラ整備が急務、というわけだ。

そして以前も書いたように、子育てと教育費などを積算した大学までのコストがすでに、収入平均を大きく上回る状況は異常と言っていい。
2~3人の子育てに800~1000万の年収が必要だが、平均はその半分以下。
400万の年収×2の二馬力でギリギリだから、誰が子育てするの?状態なのだ。
↓↓↓↓↓
年収階層分布図
http://nensyu-labo.com/heikin_kaisou.htm
年収分布図徹底解説!
民間の平均年収の分布図であなたの年収はどの階層にいるか調べてみよう。

http://heikinnenshu.jp/tokushu/bunpu.html
平均年収ランキング年齢別
https://doda.jp/guide/heikin/age/

 

子育て可能な若い世代なら、子供にお金がかかり始める世代になるまでに必要な収入は得られない。
貧乏人は子供作るなと言っているのに等しい状況なんだから、これを打破しない限り何をしても改善はしない。
その重要な政策が、経済政策でありGDP成長。

 

無論、社会意識の変革なども大事だろうが、それ以前に結婚・子育てをできる環境を社会に作り出してないと、意識改革しても受け皿がなく事実上不可能だ。
金銭や環境的に子育て状況にないから、少子化で性産業ばっかり伸びるのだ。
やる気はあるけど金はない、小金ならある、というのが現実だ。

したがって、少子化対策にはまず、経済再生、デフレ脱却なのである。
起こった現象への対症療法・場当たり対応ではなく、根本的に修正して循環型の社会を模索することが急務なのだ。
単純な話なんだけどね。

 

 

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