2012.2.12
『死ぬまでにしたい10のこと』
イザベル・コヘット監督作品。
23歳という若さで余命数ヶ月と診断されたアン。夫、ふたりの子どもを残して逝く運命。夜更けのカフェで、残された日々にすべきリストを作り、そのひとつひとつを実行していく物語。
余命宣告を受けた夜、夜更けのカフェで「THINGS TO DO BEFORE I DIE(=死ぬ前にすること)」というリストを作る彼女。
1.娘たちに毎日愛してると言う
2.娘たちの気に入る新しいママを探す
3.娘たちが18歳になるまで、誕生日のメッセージを贈る
4.家族でビーチに行く
5.好きなだけお酒とタバコを楽しむ
6.思ってる事を話す
7.夫以外の人と付きあってみる
8.男性を夢中にさせる
9.刑務所のパパに会う
10.爪とヘアスタイルを変える
自分は未婚で人の親でもないが、やっぱり子どもたちのことがまず頭をよぎるものなんだろう。
中には一瞬「ん?」と思うものもあるが、よくよく見ていくと、不思議と違和感なし。しっくりいった。
しっかしあれだ、マーク・ラファロ演じるリー、あまりにも酷じゃないか!?自分があの立場だったら、トラウマひとつ追加された気分だ。
とはいえ、これから死にゆく運命、少しぐらいのわがままは許されるもんか。
リーとの交際など、奔放な部分もあるが、「自分のいない世界」で、子どもたちが、夫が、両親が…みんなが幸せに生きていけるように願って、ひとつひとつ「死ぬ準備」をしていくアンはすごいと思った。
「新しいママも愛してあげてね。私の思い出を引きずって困らせないで」なんてなかなか言えないよ。
原題は「My Life without Me(=私のいない私の人生)」。邦題も嫌いじゃないけど、原題の方がやはり的確。ぐっとくるものが。
「キスしてくれないと叫ぶわ」は間違いなく名言。





