3月のスコッチウイスキー

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3月のウイスキー

シングルトングレンオード12年



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スイートでありながらドライな味わい。
ソフトでライト、少しナッティな部分もある非常に優れたウイスキー。

ご賞味あれ‼️

Special price  800円
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クリスマスイブ・イブ 2

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今までとは180度…いや、変わりすぎて1回転半540度くらい変身した彼女が私の目の前にいた。

「あ〜疲れたぁ‼️飲み直そ飲み直そ、マスターも一緒に飲も❗️」

「ありがとうございます。じゃあ私もおねえさんと同じハイボールをいただいてよろしいですか?」

「飲んで飲んで❗️それからそのおねえさんって呼び方やめてくれる?」

「じゃあどうお呼びしたらいいんですか?」

「M❗️Mって呼んで。」

「初対面で呼び捨ては出来ないですよ、Mさん」

「まあ何でもいいけど…」


Mさんは一見しっかりしてる様に見えるけどかなり酔っていると私は踏んだ。


「それにしても復活愛なんてありえへんわぁ…」

「復活愛ってさっきの男性と以前お付き合いされてたんですか?」

「ちょっとね!でも昔はもうちょっと楽しい人やったのに今日会ってホンマにつまらん男になってたわ!」

「そうですかねぇ…、落ち着いた感じの紳士でしたよ?」

「そんなんえ〜ねん、紳士的なのは必要やけど話が面白くないねん!」

「そしたらもう一度彼からお誘いがあったらどうするんですか?」

「あの人も今日の私のリアクションで分かったんとちゃうかなぁ…?もし誘われたとしてもないかなぁ…」

「でも、このイブイブの誘いに来てくれたら僕なら誤解しますよ」

「そかなぁ…?」

「そうですよ!どうせフレンチでも行ってシャンパンを抜いたんとちゃいますの?」

「ピンポン‼️ 当たり‼️ 美味しかったわ‼️」

「『美味しかったわ』とちゃうわ。彼は一生懸命やのに…」

「う〜ん…、もしかしたら今日のデートはフレンチが食べたかったから誘いにのったかも…」

「マジ❗️ そんな事してたらバチが当たりますよ❗️」

「その代わりに可愛い真奈ちゃんとデート出来たんやからえ〜やん‼️」


この女最悪、絶対バチが当たる。


そんなMさんと飲み出して2時間ばかり経った頃からちょっとづつ彼女が自分の過去を話し出してきた。

そしてハイボールは四杯目に差し掛かった…


詳しくは書けないが結婚・離婚・アルバイト・年齢・そして今のお仕事の事まで…



Mさんは気丈に明るく振舞っているが彼女なりの苦労した人生を歩んで来てるのだ。

そして彼女はお酒を口に含むと一つ、そしてまたお酒を口に含むとまた一つ、身体の中にある何かを吐き出す様 私に楽しくお話をしてくれる。

いつもなら2時に閉店するブルファだがその時間は過ぎていた…


「マスター、ハイボール❗️」

「はい❗️」


そんなやり取りが4時まで続きMさんは祇園を後にして家路に帰って行った。




こう言う時にお酒の素晴らしさを感じこの仕事をして良かったと思う。


日付けは変わり12月24日
クリスマスイブだ。



気丈に明るく振舞っていた真奈さんにもクリスマスイブが訪れている。

ただMさんのイブの1日はほとんどトイレの中でリバースしているイブだろう…
そして二日酔いクリスマスイブがMさんに訪れるのです。





バーテンダーの私には分かるのです。
どれだけ気丈に振る舞っていても家に帰ればどうなるって事くらい…



アーメン…






           


                                            終わり



      




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