東電OL殺人事件
テーマ:その他書評「東電OL殺人事件」といえば、1997年、世間を騒がせた大事件でありました。
当時、就職し、結婚し、そして主人が海外へ単身赴任し、退職し・・・・ 実家でのんびり時々出勤&フリーランスの仕事をしていたはずの私ですが・・・何故か「東電のエリートOLが殺された」というくらいしか記憶がありません。
実際は、興味本位で各雑誌にあることないこと書かれ、連日ワイドショーでとりあげられ、大変な騒ぎだったようです。
後から、本でこの事件を深く知った私ですが、今、この東電OL、渡邉泰子さんが殺されたのとほぼ同じ年の私、
知れば知るほど、この東電OLの計り知れない心の闇に眩暈がしてくる思いです。
ここではあえて事件の詳細は書きませんが、ご興味ある方は検索してみてください。
「東電OL」と入れればたくさん情報が出てくるはず。
2003年に強盗殺人罪で無期懲役となったネパール出身のマイナリ受刑者ですが、この夏、再審請求の協議が行われ新たなDNA鑑定結果が報告されたということで、また大きなニュースになりましたね。
今回、改めて「東電OL殺人事件 (新潮文庫)/佐野 眞一 」を読み返しました。
何の先入観も無く、著者が行った聞きこみ調査や裁判の傍聴結果が書かれた著作を読む限り、マイナリ受刑者が無罪であることが濃厚に感じられます。
しかし、そのマイナリ氏が2011現在、未だネパールの家族の元に帰れず(妻や娘2人をネパールに置いて出稼ぎに来ていました)、遠い国日本の刑務所で服役していたのかと思うと、その恐ろしく長い長い時間に震えます。
この本を読む限りは、検察側の主張も、警察のやり方もあきらかに常識をはずれていて、マイナリ氏が犯人とは到底思えないのです。
勿論、個人的感想ですから、鵜呑みにしませんように・・・。
しかし、もしも、もしも、冤罪だったらそんなに恐ろしいことはありません。
世界一優秀な警察と言われる日本の警察ですが、冤罪というのは起こり得るのだなと感じました。
ちなみに、この本は、第一審で無罪になったところで終わっています。
しかし、その後、高裁、最高裁にて逆転有罪となり無期懲役になりました。
「東電」といえば、全く違うことで3月以降、耳にしない日はありません。
実はこの殺人事件「原発がらみ」とも無関係ではないという噂もあります。
このタイミングで、マイナリ受刑者を味方するDNA結果が出たというのも偶然なのか・・・
読めば読むほど、何が本当で何が本当でないのかわからなくなりました。
政治的なこと、犯罪に関することは、私のようなあまりモノを知らないものが、安易にこういった場で発言するのは控えたいと思ったので、本についても何だかよくわからないかもしれません。
ご興味ありましたらどうぞ・・・。
こちらは、私の大好きな桐野夏生さんの著作、「グロテスク」。
文春で連載中からはまってしまって(たまたま友人のご主人のお古をもらった!)、単行本化されてからは図書館で借りてすぐ読み、それから何度も繰り返し借りては読み、この夏、ついにブックオフで文庫本をゲットしました~!
実はこれ、先の「東電OL殺人事件」をモチーフにした小説なのです。
(あくまでもフィクション。)
桐野さんといえば、女性の醜さを書かせたら天下一品ですが、このグロテスクに登場する女性たちは群を抜いております。
はっきり言って、ヘドが出るほどキツイ女性たちが出て来ます。
まさにグロテスクな女性たち。
でも女性ですから、同感できるところもあるんですね、恐ろしいことに。
東電OL事件をこのように解釈し小説化した桐野さんはすごいとしか言いようがありません。
事件を聞いただけでは、全く理解しがたいOLの行為ですが、グロテスクに出てくるエリートOLが堕ちて行った(上記、佐野氏は「大堕落」と表していました)のには、納得できるのです。
あくまでも実際の事件とは別物として、こちらは読んでいただければと思います。
今日からまた数回目、読み始めます。
原発事故から始まって、DNA鑑定結果・・・とこの夏、不思議な符合があったので、記事にさせていただきました。
東電の現会長は、渡邉泰子さんの当時の上司。
渡邉さんは反原発の論文等で注目を集めていた。
当時プルサーマル計画が本格始動・・・。
真実は闇の中なのでしょうか。




















でした。
まひるの月を追いかけて (文春文庫 お 42-1)/恩田 陸
船便で1ヶ月前に発送してありました。

















ハマナカ手芸糸 アンダリヤ<ツイン>










