青い天使のアトリエ*嵐*山love♡妄想小説*

J事務所所属、気象系グループさんの名前をお借りして
腐った妄想小説を書き綴っております
主に山コンビメインですが他のCPもあります

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ー 数か月前 都内某所 -





 




小さなビルの地下1階にあるその店は
イタリアンをベースとしたメニューで昼はビストロ、
夜は洋風居酒屋”バル”として営業し
訪れるお客さんの心とお腹を満たしていた

そんなお店に1人の客が訪れた
その客は階段の先にある扉に書かれている店名を見つめながら
嬉しそうに目を細め、ゆっくりと階段を下りて行く・・







     『久しぶりだな・・・みんな元気かな・・・』



そして久しぶりにこの店を訪れたその男性は
この扉の向こうにいる筈の懐かしい友人の笑顔を思い出しながら
< Daylight>と綺麗な筆記体で書かれている扉をそっと開けた


すると次の瞬間香ばしいガーリックの香りと共に
大きな瞳と少し厚めな唇が印象的な懐かしい笑顔が
自分を迎え入れてくれたんだ・・・






カランカラン・・



     『・・・・・・・・・・・』



「いらっしゃいま・・・!!?」



     『よお・・久しぶり翔さん』



!?
「風間!!?うわ!!
 ホントに久しぶりだな!元気にしてたのか!?」




    『うん、元気にしてたよ・・
     そう言う翔さんは・・・相変わらず元気そうだね?(笑)』


「おう!俺は元気だぜ!」




そう言うと翔くんは着ていたシャツの袖を大きくめくって
腕に力をグッと籠めると綺麗に盛り上がった力こぶを俺に見せながら
少しドヤ顔で楽しそうに笑って見せた・・



    『あははっ、その声を聞けばわかるよ
    って言うか、スンゲーいい匂いだな・・作ってるのはやっぱり潤?』



「あぁ・・アイツの作る料理はマジで美味いからな
 特にトマトパスタはこの店の一番人気だよ♪」



    『そうだったな・・昔からアイツは料理が上手かったもんな
     あ、やべ・・何だか急に腹減って来た・・・』

 

「おっ!?じゃあ、久しぶりに食べてけよ
 ちょうどピークも過ぎたし落ち着いたところだったんだ
 お~い、カズ~~珍しいお客さんが来てるぞ~?」



入り口近くにあるレジの所に立っていた翔くんは
少し奥にある店内に向かって声をかける


すると聞き慣れたこれが店の奥から聞こえて来たのと同時に
俺の前にその姿を現してくれたんだ・・




「は~い、いらっしゃいませ~っ!?」



     『よお!カズ、久しぶりっ♪』



!!?
「うわ!?どうしたの?びっくりした~!!」




     『あのね・・翔さんと同じリアクションするなよ(苦笑)』



「え?だってさ・・何年ぶりよ?
 5年・・?いやもっとか・・?」



     『バカやろ!2年だよ』



「だってお前、
 顔全然変わらないんだもん・・ある意味奇跡だよ?」



     『おい・・』



「ふふっ・・冗談だよ冗談♪
 でもホント久しぶりじゃない!一体どうしたのよ?」



     『いや・・久しぶりに皆の顔が見たくなってさ』



「・・・・・・・・??」



     『でも本当は今スンゲー腹減ってるの
      だからなんか食べさせて・・?』



「あ・・ふふっ、いいよ?
 じゃあテーブルに案内するから俺について来て?」



     『ありがと・・・』



「いいえ・・。お1人様ご来店で~す」



<<はーい>>




     『ふふっ(笑)』





カズの声に厨房の中から元気な声で返事をし
美味しそうな料理を作り出しているのは潤の声だ


そして小さなカウンターの中でシェイカーを振りながら返事をし
お客さんの前で綺麗なカクテルを数種類同時に作っているのは
穏やかな雰囲気を醸し出している優しい顔をした雅紀だった・・



!?
「いらっしゃいま・・・!!!?
 えぇぇぇっ!?風間じゃん!?」




     『オッス・・・』



「どうしたの!どうしたの!?」



     『皆の顔を見たついでに、ご飯食べようと思って・・』



「うわ~超、久しぶりじゃん♪
 潤くん、潤くん!!風間が来たよ!!」




「えっ!?風間!?
 ちょ・・ちょっと待って・・今、手が離せない・・」



「あぁぁ・・潤くんソースが・・」



「え?あ、しまった!って・・アッチ~~ッ!!




厨房の中から忙しない音と共に焦ってる潤の声が店内に響いて
俺は心配そうに厨房の方を見ているお客さんの代わりに
大きなフライパンを振っている潤に向かって声をかけたんだ



     『あぁぁ・・頼むから火傷なんてしないでくれよ?
      せっかく久しぶりに潤の作った料理を食べようと思ったんだから』



「え?あ・・そうなんだ
 俺てっきり直ぐに帰るのかと思って・・・ジャッジャッ・・」



     『だってさ、このガーリックの香りが・・もう堪らん』



「ふふっ、ありがと・・、よし出来た!」




カチャカチャ・・・




「カズ~っ、コレ3番テーブルさんね~」



「は~い」




そう声を掛けなが厨房から姿を現してくれたのは潤で
その手にはできたてホヤホヤのおいしそうなパスタを持っていた


俺の前を歩いていた和也はその料理を見ると
「ちょっと待ってね」と言い残した後
潤くんから受け取った料理を
お客さんが待つテーブルへと運んでいった


そしてふと見るとその客席の近くで
壁に飾ってる写真を指差しながら楽しそうに笑ってる人がいる




「んふふっ♪」



     『あ・・・・』


     (あの人だ・・逢いたかった・・・)




「でね?これが初めて釣ったクロダイでね・・・
 もうめちゃくちゃ嬉しくて・・・んふふっ♡」



     (もう・・本当にいつまでも変わらない人だな・・)



     (可愛くて、優しくて・・・とても強い人・・)




     『ふふっ・・(笑)』
     
     



コトン・・・










「お待たせしましたぁ~
 ペスカトーレとミモザサラダです」



    <わぁ~美味しそうっ!>
     <ほんといい香り~~っ♪>



「ごゆっくりどうぞ・・・
 あ・・智・・珍しいお客さんが来たよ?」



「ん?だぁれ?」



「ほら・・あそこ・・・」




「ん・・?んんっ!?



    『智さん・・久しぶり・・・』




「えっ!?風間!?どうしたの!?」




    『えへへ・・・』





俺はその人の顔を見た瞬間
ホッとしたのと同時に凄く嬉しくなって
思わず胸が熱くなってしまった

だって俺はその人の事をずっと昔から好きで
あのミッションを受ける前に
もう一度逢いたいと願っていた人だったから・・・





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