虚う心。。。


209




   優しさの陰に何があるのか
   時には棘のように
  

   憂いの先に何があるのか
   破局の足音のように

    この閉ざされた世界に
    一輪の華が咲く
    次へのプロローグ

   声が凍る 涙は粉々に
   答えは遮断されたまま

   心が引き裂かれる
   傷を負ったまま

    堕ちて逝く世界に
    深紅の華が刺さる
    総てのエンドロール














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月影の衣。。。


       208


霞のかかった水辺の畔
  長い裾のドレスを着たまま
  虚ろ気に彷徨っている

  裾は切り離せない
  過去を紡いだ長さ
  初めは美しく誇れた

  いつの日から
  折り重ねた布に
  闇と影が加わっていた

  光の場所に出たら
  醜い姿が晒されるのか
  童話の魔女のように

  足を止め 
  水辺に語りかける
  元の姿に戻れるかな。。。と 


       表題fragrance














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箱庭の月。。。


            207



  果てある場所と思いつつ
  忘れて逃げている
  とめどなく襲う
  哀しみも痛みも

   忘れたコトはない
   あの日の苦しみ
   思い出したくない
   あの時の痛み

  見上げれば煌く
  零れる星たちも月にも
  約束された時は短い
  此処は箱庭なのだから

   僕は
   どちらを向けばいい
   答えはないまま
   一人のまま
   。。。誰か気づいて

  箱庭の月に  














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久遠。。。

            206



   何回目の春が訪れたのだろう
   サクラを観る度に
   痛みが廻ってくる

    君は季節を感じてるかい
    そのままの姿で
    笑っているんだろうな

   楽しい時間が沢山のあるのだろう
   サクラが散りだす度に
   哀しみが廻ってくる

    君は優しい風に包まれてるかい
    そのままの姿で
    走ってるんだろうな

   消して忘れない
   痛みと哀しみの時を
   若葉が香る季節を
   君が旅立ったあの時を。。。














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狭間。。。

テーマ:


205





  何処までも透明なBlue
   現実と空虚の区別がつかない
   背中の痛みは切り裂かれるよう
   羽化の始まりだろうか

    僕が待ってるのは
     何なんだろう。。。
    僕が求めているのは
     何なんだろう。。。

   いつも同じ積み木のカタチ
   一つ一つ 並び続けたまま
   哀しみの叫びは押し込めて
   飛び立てる日を夢みる

    持ちきれない程の荷物
     何なんだろう。。。
    押しつぶされる程の痛み
     何なんだろうか。。。

   何もなかったコトと
   ひろげた翼は白と黒だった
   天使にも悪魔にもなれず
   羽ばたくコトさえ怖いまま














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稀憧。。。


          204
 





   硬く閉ざされた此処にも
   訪れる季節の囁きが届く
   それは優しく 切なく

     暖かい日差しと
     緩やかな風と
     しなやかな息吹

   まだ目覚めは遠い
   頑なに閉じこもる
   ひそやかに息を殺し

     甘やかな香りと
     踊るざわめきと
     誰かの呼ぶ声

   少しだけ 
    少しだけ
   覗く勇気ください

   今から起動してみようか。。。














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凍月。。。

           203



    自ら手放した優しさを
    戸惑いながら
    言い訳探してる

     目の前に置かれた
     闇のカードか
     光のカードか

    心が凍りつく
    張り詰めた空気のよう
    振り返る時を探してる

     必要が見つからない
     黒い羽なのか
     白い羽なのか

    雪に埋もれて
    静かに眠りたい

 
    













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別月。。。

        202



    伏せた目元には
    光るものが滲む
    唇かみ締めて
    声を殺しても
    途切れ途切れに
    哀しみがもれてゆく

    たった一言で
    止めは刺せるのに
    かみ殺した声は
    虚ろ気に宙を
    彷徨ったまま
    掻き消えてゆく

    綺麗な言葉で飾っても
    端的な台詞は
    点と点を断ち切る
    メビウスの輪のように
    二度と繋がることはなく

    SAYONARA
    天に描いてみようか













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金色月。。。

        201




   積み上げた心模様
   あの日の月はもういない
   時を重ねて戻るなら
   再び金色の光を放て

    今ならその欠片
    胸に抱いて
    涙流してもいいですか

   確信は現実を照らす
   あの時の月はもういない
   沈黙が真実を戻すなら
   優しい月夜よ包み込め

    何処にもない
    自分の居場所
    唄ってもいいですか
















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想い。。。

         200
   


   季節の音は僅かでも
   通り過ぎる時は密やかに
   それでも確実に変化する
   止められないサダメとして

    潔く逝くのは誰の為
    振り返らず消えて
    何も残さないままで
    未来という時を残し

   織り込んだ記憶に
   哀しみも憂いも
   それぞれの引き出しに
   笑顔も泣顔もあるのに

    それでも逝くのですか
    次のページは白紙で
    エピローグを書き足す
    それは君の役目なのに

   エンドロールは
   時のサダメのままに
   少し振り返れば
   微笑んでる人がいるよ




この作品は今沢山の苦しんでる人に贈ります。

自分の人生を一冊の「本」として考えてみてください。

生まれてから何章の時を過ごしたか関係ないんです。

新しいページに書き進む何かのきっかけで

次の「章」に変わるんです。。。生きてさえいれば

さぁ 新しい扉は目の前なんですから














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