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梅雨明け、夏が始まった石垣島
旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)の昨日6月5日、航海安全と豊漁を祈願した祭り、『石垣市爬龍船競漕大会』
いわゆる 海神祭 『ハーリー』 が開催されました
石垣は今年で105回目
集落ごとの海人(漁師)によるサバニ(木船)レース
今ではこの祭り、一般の部が設けられ、
職場チーム、仲間同士で参加が可能になっています。
沖縄各地で盛んなこの祭り、本島地方では競技として
日ごろから活動しているチームもたくさんいるとのこと
女性だけのメンバーで争う“マドンナハーリー”の部で
一昨年・昨年と、2連覇を果たしている我らが『波乗りレディース』、
いつも応援サイドの私、メンバー欠員により、急きょメンバー入りしちゃいました
練習は1週間前から始めてたった4回
(途中台風も通過しました)
1回は30分程度
ビデオを見ての反省会をしました。
そして聞こえてくる声は「打倒波乗りレディース」のうわさ、
1日3時間も練習しているチームもいるとか。
「波乗り」って、やったことない人から “ちゃらい” 印象を持たれている
スポーツですが、実は、心身共に健全でなければ、
とても安全に楽しめない、続かないスポーツ
波や潮流を相手にするのは、すごい体力・持久力が必要
長年やってるうちらは、年齢は上がっても、身体年齢の若さは自信あり
海の競技なら、自信あり
ということで、プレッシャーを感じながらも、
“3連覇”を達成するぞと意気込みました
当日の八重山毎日新聞に
3連覇を目指す 優勝候補として当日の1面に
内地の新聞で1面に載ったらえらいことですが、
地元八重山の話題を大事にする新聞です
早朝
返還する優勝旗を掲げて真剣な主将よっちゃんとナミちゃん、
1番エークと2番エーク。スレンダー美人のアスリートペア
ちなみに私は3番エーク。メンバーは10名。
よっちゃんの力強いエークさばきに、必死についていきました
開会式での選手宣誓です
海人たちは、レース途中でサバニを転覆させる
「転覆ハーリー」をやり、会場を沸かせてくれます
緊張のなかでのレースでした
もう他チームのことは一切見ず、
全員が練習・打ち合わせ通りに全力で挑みました。
前エークの漕ぎに合わせ、
両足踏ん張り、腹筋つかい、最大限の呼吸をし、
全力でエークを引っ張る。水をかきだす。
全身使って。
タイムは3分11秒34
ゴールした時に顔を上げると、他チームの姿がない
ぶっちぎりでの、ゴールでした
マドンナ全47チーム
2位との差6秒あけて、
見事、優勝3連覇
2連覇を果たした消防チームと、記念撮影
彼らの身体はものすごいマッチョ
二の腕半端ない
漕ぎ方も半端ないです
うちらは
決してムキムキではなく
なんか 「レディース」 って言ったらヤンキーみたいですが
スレンダーなフラガールや、笑顔のキュートなメンバーです
打ち上げの
監督Y子さん
厳しく指導してくれてありがとうございました
練習、きつかった。でも、みんな頑張った
だから、感動
みんな、ありがとう
感動を、ありがと~
てんがうちにくるひと月前、去年の夏の終わりのある日、
フー(雑種)がパイン畑で遊んでいるうち、帰ってこなくなりました。
ずっと探しましたが、見つからず、
毒性の強い、殺鼠剤を、食べたんだろう、と、諦めていました。
せめて遺体だけでもと思い探したのですが、見つかりませんでした。
そして、今日、フーが帰ってきました。
首輪だけ。
叔父がいつも行く畑に、気がつけば落ちていたとのこと。
いつも畑につれてって走らせてるてんが、
見つけて持ってきたようです。
てんは、フーを知らないのですが、においは、良く知ってるのかな
それとも、フーが帰りたいって、てんにお願いしたのかな。
叔父はフーが大好きだったから、興奮して畑から電話してきました。
明日、庭に埋めてやるそうです。
ドロドロでぼろぼろの小さな首輪。
悲しいけど、おかえり。