日経アソシエ2014年7月号 ビズリーチに登録する年収750万円以上のアンケート調査

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2014年 07月号/日経BP社

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1.上司や部下、同僚などとコミュニケーションを密にする。2.仕事の優先順位をつける。3.パソコンの中、デスク周りの整理整頓をする。

この3つは、上位を占める調査結果だ。意思疎通を重要視していること。精度の高い時間管理や仕事がしやすい環境を自ら作り上げていることが読み取れる。

また、意外だったのは、上位3つ以外で比較的多数を占めていたのは、年代に関係無くメールや電話など複数のコミュニケーションツールを利用して相手に意図がしっかり伝わっているか確認を行っている点だ。効率化を追求しつつも、じっくり時間をかけるべき重要なポイントは話の抑揚や雰囲気も感じ取りながら、相手との理解に齟齬が無いか確認をしているのだろう。

僕自身は、20代の頃に手本となる身近な先輩や成功者の働き方に倣い、実践していたことは多くある。全ての人に共通していたことは、自主トレーニングに力を入れていたことだ。読書で知識を得ることも当然だが、働く時間や人脈作りは見習うべき手法が多々あった。

働く時間では、サイバーエージェント藤田社長が20代で実践していた営業手法を見習った。営業時間中は、できる限り顧客との接点を増やし、時間外には提案書作成に時間をかけることで、さらに多くの顧客と出会うきっかけを作る。

人脈作りでは、当時お会いした50人位のあらゆる中小企業や零細企業の社長が実践していたことだが、自分が会いたいという思う人がいれば、コネクションをたどって紹介してもらうことを臆することなくお願いし、人脈を広げる連鎖を自ら作っていたことだ。

ただ、仕事のやり方すべてが自分の手法に合うわけではなかった。例えば、ITやデジタルデバイスをうまく活用して効率化を追及する方法は、アナログも併用することが自分に合うのではと思っている。 手帳は、パソコンやスマホでの自動変換に頼らないように手書きをすることで、自分の言葉で語れることが多い。そして、同時に語彙力を高めようとするきっかけにもなる。情報収集は、雑誌・書籍のじっくりとページをめくる動作は、WEBページをスクロールすることよりも理解力が深まるように感じるのだ。

しかしながら、古い価値観を大切にすることは、自分に合わないからといって新しい手法を捨てるという理由ではなく、ゆっくりと進化していくように合わせればいいだけの話で、自らの能力と照らし合わせながら、成果の出るやり方を確立することが大切だと感じる。


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