きたよ~、きたよ~。
ついにやってきたよ~。

は~い、待ちに待った親知らず抜歯の日です~♪

因に前回の通院では、炎症もひいてチョコチョコっとお薬を塗ってもらっただけだったので、
診察料は¥130。
過去最安値更新。
私は缶コーヒーか。

今日はいつもより1時間早い予約時間だった為、
脳みそ半分寝ぼけてます。

いやいや、イカン。
こんなチャンスそうそうあるもんじゃないんだから、
しっかりと体感せねば!ブンブン(必死に脳みそを活性化させようとしている)。

診察台に座ると、早速麻酔の登場です。

母から「麻酔なんて普通の注射と同じだよ」と聞いてはいたものの、
いざ目の前にすると、やはり少々緊張。

ん?痛くない。
3、4カ所打たれたみたいだけど、全然痛くないよ?
これなら予防接種の方が、よっぽど痛いやん。
予防接種の場合って、薬が注入される時が痛いじゃん。
あの、いかにも「異物混入してますよ~」ってカンジが。

あまりのあっけなさに、返って不安。
あの~…これ、本当に麻酔効いてますのん?
なんかとりあえずスッゲー苦いんですけど。

麻酔が効いてきた頃を見計らってお医者さんが歯茎をムニムニ。
おお!何も感じぬ!

その後の手順としては、
メスで歯茎切り開いて、斜めに伸びてる邪魔な部分の歯を削り、
残りの根っこ部分を引っこ抜くというもの。

しかし、始終 何をされているのか全く分からない。
手鏡でも持って、観察してればよかった。ちっ。

唯一分かったのは、歯を引っこ抜く時、お医者さんの手が一生懸命プルプルしてた事だけ。
口をカパーっと開けた、間抜け面の私に出来る事と言えば、
「頑張れ~」と心の中で応援するくらい。

やっとこ抜けて「お口をゆすいで下さい」の時、
さて、どんなんなってん?と舌で歯茎を確認。

うおう!
スッゲーデッカい穴!
小指の先くらいなら入っちゃうんじゃね?うひゃひゃ。

そして指示通り口をゆすぐと、
クチュクチュクチュクチュ…ピュー
麻酔の効いてる左側から洗面台(?)に入りきらず、水が床に吹き飛びます。
面白~い!うひゃひゃ。
あ、床 汚しちゃってごめんなさい。

そして抜いてもらった親知らずを見てビックリ。
1、5cmはあるであろう立派な歯がコロン。

こんなデッカいモノが、人知れず埋まってたんかい!
アンタも頑張ってたのね。
無下に邪魔者扱いして、すまなかったねえ。

あまりに立派だったもんだから、貰ってきちゃいましたw

最後にデカ過ぎる穴を糸で塞いでおしまい。
抜糸は1週間後という事で。

なんか期待してたよりドラマがなかったなあ。
いや、あまりの痛さに悶絶するのもヤだけどさ。

家に帰ってきて、早速試してみたよ。
お水ゴックン。
そしたら、聞いてた通り左側からだけヨダレのようにお水がダラダラ。
コレよ、コレ!
コレがやってみたかったのよ~♪

ひとしきりお水ダラダラを堪能すると、
朝 早かったせいか、それとも麻酔がまだ効いているせいか、
猛烈な睡魔に襲われ2時間程爆睡。

そして目覚めると、
ズキズキズキズキ……。

うう…コレか。
「2、3日は痛みがでますよ」ってのは。
そうだよね、えぐられたケガと同じようなもんだもんね。
しかし…痛い、痛いよう……シクシク………。

処方された痛み止めを飲んで何とか誤摩化すも、
歯茎を止めてある糸は邪魔だし、
しかも夕方頃違和感を覚え、ふと鏡を覗いてみると、

やん!左側の輪郭が腫れて四角くなってる!!
これじゃ、まるで…

ち、違います!
つまみ食いなんてしてません!
頬袋にオヤツ詰め込んだりしてませんからっ!

お家に持って帰ってきた立派な親知らずは、
寂しくないようにと、裏庭の木の下に一緒に埋めてあげました。

来年の春頃には、木の養分として元気に蘇ってくれるといいな。