インフルエンザが空気感染で人に伝染するのと同じように
人の感情も非常に早く、確かに伝染するって本当のようです。
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「スプラッシュマウンテン」なるアトラクションがTDLにはあります。
TDLのことを知らない私ですら、名前は聞いたことがあります。
テレビでも見たことがあります。
でも名前と映像は一致していませんでした。
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TDLデビューの私はどこに何があるのか、
どのアトラクションが人気で、どのアトラクションがつまらないか
全くわかりません。
そんな私は終始友達の案内に従い歩くだけ。
絶叫系は絶対ムリ&高所恐怖症の私に配慮し、
それらのアトラクションを避けて案内してくれたのですが、
なんで
スプラッシュマウンテンに
乗っちゃったんだろ??
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「これは大丈夫だと思うよ」
という言葉を信じ、カウントダウンのパレードと花火が終わってすぐ
スプラッシュマウンテンに並びました。
すごく空いていたのですぐに乗れると思ったんですが、
花火終了後の点検に時間がかかり、
意外に乗るまで時間がかかりました。
待っている間に、自分が今並んでいる列はテレビで見たことがある
「私あんなの絶対乗れない」
と思っていたものだと気付きました。
ただでさえ絶叫系が平気な友達が私に遠慮して
自分の乗りたいものに乗らずにいるのに、
自分の好きなものにばっかり乗るわけにはいかない、という気持ちと
今更ここまで来て乗れないなんて言えない、という気持ちが
列を離れる気持ちを上回り、私はその場に残ることにしました。
正直言うと、私はこの時自分を変えようとしていたのです。
ある本に
「自分が苦手だと思っているものには
過去の経験が関係している場合があり、
その記憶をプラスのイメージで上書きできれば
その苦手意識が改善されることもある」
という話が載っていました。
私は自分の乗り物恐怖心を
この「記憶の上書き」で解消しようと考えていたのです。
考えてみると私の恐怖心にはこれといった負の経験がないのです。
記憶に残っていないだけかもしれませんが。
それならプラスのイメージを植えつけることはそう難しくないのではないか!
そう思い、「思ったほど怖くないじゃん」と思えることを期待して、
スプラッシュマウンテンに乗ってみようと思ったのです。
だけど…
実際乗ったら
怖いじゃん! 
滝みたいな所から落下する前に似たような落下があって、
私それで既にテンション
「これで落ちるの終わった?」と友達に聞くと
「えっ、まだだよ」
「えー、私もう限界なんだけど」
まだあんのか…と思いながら、
どうしたら恐怖を少なくできるだろうかと必死で考える私。
前かがみがいいのか?それとものけぞってた方が?
落ちるんだからそれに逆らうことなくやっぱり前かがみだろう?
「ねえ、前かがみとのけぞるの、どっちが衝撃少ない?」
聞くと
「落ちるときは後ろに引っ張られるから
のけぞる方がいいんじゃない?」
えーっ!!!
人間のタイプが違うと考え方も違う?
落下するときの衝撃に身を任せるという点では一致したけど、
その衝撃は前から来るのか、後ろから来るのか、どっちよ??
そうこうしてるうちに2度目の落下。
前かがみで試すも結局怖さは変わらず…
私パニックを起こしていたのか、あまりに目が真剣だったのか、
友達が「手つないでてやるから」と!
あれほど強く人の手を握ったことがあっただろうか。
「blogstar8見てたら、私も怖くなってきたよ~」
手を握り、体を強張らせて死刑台を待つ私の恐怖心は
もはや制御不能に陥り、高い所大スキの友達の心までも
恐怖に染め上げてしまったようです。
死刑台にのぼっていく私に友達が
「2秒数えな。そしたら終わるから」
そして落下!!!
いち、に…ってまだ終わんない、はぁ、終わった…
2秒…、いや、2.5秒だな。
すんごい長い瞬間だった。
そして半ば放心状態の私、しばしの間を経て実験失敗を痛感。
そもそも記憶の上書きで恐怖心が改善されるという仮説からして
私には当てはまらなかったらしい。
だって、私の苦手意識は
記憶がどうこうっていう問題じゃなく、
落下した瞬間に心臓がキューッ、
って縮むような、浮くような感覚で
それって脳より先に体が
感覚的に感じちゃってる感覚なわけで。。。
「生理的に受け付けない」ものがあるように、
これも体が拒否してるから。。。
とにかく怖い。
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あれの何が楽しいのか?
改めて今疑問。
そしてダメな自分を感じつつ、擁護する気も100%。
落下することに「危ない!」という感情を持つことは
とても動物的でとても普通のことじゃないか?
そんなことを思いつつ、負のパワーが正のパワーを上回り、
恐怖を伝染させることがあることと、
苦手なものを克服することは
決してたやすいことではないことを知りました。
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この後地元に帰ってから家族で初詣に行ったわけですが、
忌まわしい記憶は継続中で、
60キロで走る軽の後部座席に座りながら
「この車飛んでいったりはしないだろうか??」と
けっこう本気でビビっている私がいました。
この感覚、わかってもらえるでしょうか…