高抜洞窟陣地Bから三浦海岸・久里浜を臨む
[8/28 三浦半島ツー 神奈川県三浦市南下浦町金田(高抜バス停近辺)]
お久しぶりです!拙ブログテーマ[ミリタリーファン手帳]のアップです~
最近、風雲急を告げるがごとく何かときな臭い外交問題が浮上しています~言わずもがな竹島と尖閣ですが、向こうさんの国内では対馬も沖縄もしまいには日本全土がもともとうちらの領土だったとか・・・
戦後67年の日本外交の負の結果の一つだと思ってます。オリンピックを機にまさに湧出してきました
そんなことを考えながらこの日のツーリングのコースを練っていたらフッと思い出しました~「三浦市の洞窟陣地をまだ見学していなかった~」
早速、手元にある「知られざる軍都 東京」(洋泉社MOOK2006年4月刊)の31ページを開いてみたら、三崎港でまぐろ料理を食べた後、県道215線を三浦海岸方向へと走っていく途中に寄れる!
大根畑を抜けると海原が右手に広がってきます。金田漁港があまりにも静かな佇まいで、バイクを停めて思わず撮影
その後しばらく普通の道が続きます。高抜洞窟陣地跡は2か所確認されており、手前はホテルサーフサイドの左大曲りの土手に。もう一つは少し先の右手の海岸線の岩場にあります。敵の上陸を阻止する岩を利用したトーチカです。帝都の要所であった浦賀水道に位置する房総(館山・富津・木更津)とここ三浦半島(横須賀鎮守府もあり、三浦半島は全体が要塞だったほど)には、第2次大戦までの軍の遺構が今でも至る所にひっそりと残っているんです(拙ブログのこのテーマにいくつかアップしてあります)。岩壁は北向きで三浦海岸のほうを向いており、おそらく連合軍が海岸にノルマンディー作戦のように舟艇で上陸し帝都に向かって北上することを想定していたのではないか・・・それを南から狙撃する陣地でしょう
一瞬ホテルを過ぎてしまいましたが引き返してまず土手の陣地を確認!草木が生い茂っていたのと高い場所にあったので正対できなかったのですが、大きな四角い穴がそれです。貼り付けた映像の3:01当たりの左側です
で、もう一つの岩場のほうがちょっとわかり辛かったです。南下浦小・中の入り口まで過ぎた所で引き返し、もう一度確認!海側に草木が生い茂る岩場はここしかないっていう所でバイクを停めました。地図で確認すると㈲岬興業さんのはす向かいあたりに海岸に抜ける小道があります。そこを入って行ってすぐ左に「あったよ~」と思わず独り言を叫んでしまったくらいわかり辛かったです。洞窟への入り口はどこなのかって気になるところですが、狙撃用開口部が確認できてそれで充分。貼り付けた映像の3:12あたりの右側の岩場にまわって歩いていきます
目の前には湘南海岸やややもするとマリブビーチのようなイメージもある三浦海岸が!軍の遺構はそのイメージと対照的にひっそりと佇んでいることが多いんです
次回は茂原あたりかな~
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