盲養護老人ホーム「白藤の苑」訪問記

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いやー、ずいぶん久しぶり、もう前回いつ投稿したのか忘れちゃうくらい久しぶりの投稿です。 ひょっとしたらもう消えてるんじゃないかと思いましたが、意外と放置してても残ってるもんですね(笑) 最近はめっきりFacebookばかりなんですが、ちょっと長文になりそうなのでアメブロにやってきました。 本日、眼科医の先生お二方に同行して、福岡県嘉穂郡桂川町にある、盲養護老人ホーム「白藤の苑」を訪問させていただきました。

この盲養護老人ホームとは、視覚に障害をもった高齢者の方を受け入れる老人ホームです。視覚に障害を持った高齢者が安心して生活を送れるよう、一般的な養護・特養とは違った様々な配慮がなされています。

全国盲老人福祉施設連絡協議会HP http://www.zenmourouren.jp/

盲老人ホーム紹介ビデオ(YouTube) https://youtu.be/0PK6V1mBZ50

このような視覚障害高齢者向けの施設は全国にあり、盲養護老人ホームが48施設、盲特別養護老人ホームが26施設、ケアハウスが1施設あります(一つの施設が養護と特養を併設しているケースあり、例:福岡市の松月園など)。
そのどちらも未設置の空白県は富山、岐阜、鳥取、沖縄の4県。

今回訪問した白藤の苑は盲養護老人ホームにあたります。
昭和57年に開所、玄関脇には創設者の藤井先生の胸像が。
その当時福岡県には視覚障害者を専門に受け入れる盲老人ホームはなく、それを憂いた国立福岡視力障害センター教官をされていた西田稔先生の依頼に、この藤井先生が応える形で設立されたそうです。

現在の理事長は、その創設者藤井先生の息子さん。藤井理事長には数年前ロービジョン研究会アナミのシンポジウムで視覚障害高齢者の問題を取り上げた際にご講演をいただいたことがあります。 またそこで藤井理事長がご紹介された著書がご縁で、西田稔先生のご息女、西田朋美先生ともお知合いになる機会を得、西田先生にもアナミでご講演をいただきました。
この辺りの経緯は拙ブログに過去に書いたことがあります。 http://ameblo.jp/blog6175/entry-11457588283.html

人の縁って不思議なものですね(^^)

今回の訪問で以前から疑問に思っていたことを含め、いろいろ学ばせていただいたんですが、それをすべてここで書いているときりがないので・・・ 学んだことの中でひとつだけ。 最初に述べたとおり、視覚に障害のある方の場合、そうでない高齢者の方とはまた違った配慮が当然必要になります。 ところが現実には視覚に障害をもった高齢者の方が、一般の養護・特養老人ホームに入るケースも数多くあって、その場合受け入れる施設の側に経験がないと職員や施設がどのような配慮やケアをしたらいいかわからない、また入所者の方も生活しづらい・疎外感があって楽しくない、など双方が不幸になるケースも多々出ているとのこと。 このような場合に、白藤の苑ではそのような職員さんを短期で受け入れて、どのような工夫や配慮をしたらよいか、研修を施してくれるそうです。例えると、学齢時における盲学校のセンター機能の高齢者版、てな感じでしょうか。 やはり実際にケアの現場で体験するのが一番ですよね。僕たちもたった二時間ほどの滞在でしたけどかなり勉強になりましたし。
もし似たような状況でお困りの方をケースをご存知でしたら、ぜひ教えてあげてください。 藤井理事長、ずっと説明をしてくださった指導員はじめ白藤の苑のスタッフの皆様、お忙しい中ありがとうございました。 この週末は、視覚障害に関するイベントが3連発、と非常に有意義な三日間でした! それでは、またいつかどこかで!笑
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