仕事では「楽しい」ではなく「愉しい」にこだわる | Enjoy Your World! JIN-G Group創業者 三城雄児のブログ

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会社を設立し、徐々に会社が大きくなるにつれて、ブログを書くこともできなくなってしまっていました。創業10年を経て、やっと余裕がでてきた気がします。過去のブログの記事は恥ずかしくて仕方がない内容だけど、そのまま残しておこうと思いました。

私はソニーの前身「東京通信工業」の設立趣意書の文言が大好きだドキドキ

一、 真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設
一、 日本再建、文化向上に対する技術面、生産面よりの活発なる活動
一、 戦時中、各方面に非常に進歩したる技術の国民生活内への即事応用
一、 諸大学、研究所等の研究成果のうち、最も国民生活に応用価値を有する優秀なるものの迅速なる製品、商品化
一、 無線通信機類の日常生活への浸透化、並びに家庭電化の促進
一、 戦災通信網の復旧作業に対する積極的参加、並びに必要なる技術の提供
一、 新時代にふさわしき優秀ラヂオセットの製作・普及、並びにラヂオサービスの徹底化
一、 国民科学知識の実際的啓蒙活動


この中で特に、一番上に記述されている「自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」という言葉に強い想いがこもっているのを感じ、すごいなぁといつも感じる目

ここでの「愉快」と言う言葉。「愉しい」「快い」というこの2つの文字が特に好きだ音譜

私の経営する株式会社JIN-Gでも「世界を愉しむビジネスパーソンをもっと増やそう!」という経営理念を掲げている。ここで「愉しい」という漢字にこだわっている。実はこの理念をかかげた当初は「楽しい」という文字を利用していたひらめき電球

しかし、あるきっかけがあって「楽しい」の「楽」だけを目指していてはダメだということに気づき、そのときから「楽しい」を「愉しい」の文字に変えたアップ

仕事というのは「人のためにすること」。

ワークライフバランスでいうと、ワークは「人のための活動」ライフは「自分のための活動」。

ワークは人のためにすることであるから、そこに「楽」をしようという気持ちがあるのはあまり気持ち良くない。一方で、ライフは自分のためにすることであるから、自分のために「楽」を追求することが気持ちいいグッド!

ワークは人のためにすることであるから、努力をして周囲に良い影響を与えるという語幹のある「愉しい」という方がいいのだと思うチョキ

つまり、仕事は「愉しい」。私生活は「楽しい」で考えてみたらうまくいくニコニコ

こんなことを考えていたので、先日にお客さまの2年目社員で以下のような軸をもって研修講師をしたところ、これがうまくいったチョキ

「最近、職場が楽しくない~」と他責・過去志向で考えるのではなく、「今後、職場を愉しくするために自分に何ができるか」と自責・未来志向で考えたら、愉快なる理想職場がきっとできるはずアップ

私も株式会社JIN-Gを愉快なる理想職場にすべく、率先して自責・未来志向のコミュニケーションを沢山増やしていこうと思うメラメラ


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