これは、shozandoさんの記事のタイトルなんですが

「父の仕事を継ぐ 自分の味をつくる」という陳健一著から
抜粋された文章だそうです。

この記事を読んでいて、私も同じようなプロセスを只今
進行しているということで、記事のないようにのめり込み
ハマりました。

私が美容を始めた時、とても尊敬することの出来る
師であり、メンターに巡り会うことが出来ました。
始めたばかりの私には、お仕事を毎日見ていても、
奇麗なものが作られていくのは分かるのですが
どうしても自分では型値が出来なくて
大変大きな隔たりを感じると同時に師の偉大さに
圧倒されていました。

お店の変動とともに、師は独立する決意を計画して
ある日突然他の従業員達とともにクープをはかりました。
まだ、スタイリストになったばかりの私にはお誘いはなかったのです、、、
ショックでした。その時、心の中で誓いました。
なんだか裏切られた気持ちになり「二度と仕事をすることは、あるまい、、、」

それから20年程の月日が流れ,私は他の系列のお店に勤めていたのですが
そのお店も潮時が来たことを察して、閉店になったのでした。

新しいお店を探していた時に、情報だけでも、、、と
恩師のお店に立ち寄ったのが“ウンのツキ”、、、

長い月日の隔たりと、お互いに違う道を歩んだ空白、
そして成長度の違いなどから、少しずつですが
もうそこには恩師/師弟の感覚ではなく
自分がもっと、もっと強くなっていかなければ,,,
という、ある意味では寂しいような、空しいような
想いをくぐり抜け、
もう一回、自分のあり方を見つめる時期が訪れたのです

もう少しで、移店して2年になろうとするのですが
初心/原点に戻る、、、気持ちで自分を見つめていました

その中で、一つ大事なことに気がついたんです
それは、如何にお客様の“こころ”を掴むか、、、ということです。
私はあまり会話は上手ではないし
かといって提供するスタイルにも今イチ“冴え”がなかった

でも、今はお客様が求めている雰囲気になりふり構わず
ひたすらハサミを動かしていく、、、
そしてそのハサミを押していくのは
その“念”のみ

"This is exactly what I wanted!"

とこぼれ落ちるような笑顔で言われると
心に、と~ッても温か~な、想いが響いてきます。

これは、まだ第一歩で、まだまだ未熟な私
学ぶことばかりです。



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scissors
(愛用している、簡素なデザインのハサミ)クリックで画像拡大可



.いや~、弘法にはこだわりがなかったように聴こえるが
多分旅先かどこかで、一筆お願い、、、でサラサラと
筆を動かしたのだと思うんです

実は、ハサミのデザインなんですがね
最近では、もう色々な形が工夫されていて
お値段の方も、高級って言う感じです

飽きない美しさ、,,それはいつの時代でも
簡素なデザインのような気がするんです
簡素なデザインからは,より純粋な美の響きが
伝わって行くような気がするんです
使っている心地よさ、
その心地よさは受け身の立場にも伝わってくる,,,

私の愛用しているハサミも昔なじみの
手作り職人が仕上げたデザインなんです
なんの飾り気もない、素朴と言えば素朴、,,

しかし、このハサミのデザイン、身体の軸が
はっきりしてないと、すぐダメになるんです
力を使って切ると、ハサミの軸がくるってくるんです
寿命を短くするんです。

筋肉を使って切るのではなくて
スジを使うんです。力を抜くんです。
他の科学的に研究されたハサミを買ったこともあるんですけど
わたしに馴染まないんです。


modified scissors
お分かりのように,デザインが工夫されているだけに、私の掌には馴染んでくれない


いい道具を見つけたい時、まず力を抜いて試してみるんです
いい道具は自分に吸い付いてきてくれます
色々と工夫された道具は使いやすいように感じでも
結局は気が入らないんです

いい道具は、疲れさせないんです
使えば使う程、気は増してきて
出来上がりにも、生き生きとしています

たかがハサミ、されどハサミ、,,



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でも、アホみたいねい、、、ではなく、アホになりきる
という動作を,日常生活の中でたくさん行っている
そのように、気がつかないだけで

でも、これを科学するところに、“気功”といわれる
空間が生じるんです、、、別に気功と呼ばなくてもいいんですけど

妻君が出勤する朝は、私の日課の中に
ヘアースタイルをさせてもらっています
ひたすら、髪に遊んでもらう,,,というような空間なんです
一般的には「あら、優しいのね!」という感情的な
声が聞こえてきそうです,,,

たかがヘアースタイル,されどへあーすたいる、、、
奥が深いですヨ

少々眠たくても,
気功練功中であっても、
時には、ドライヤーの音が聞こえて、慌てて起き上がっても
感情的になることもなく
淡々と、ひたすら観察しながら、,,

継続する,,,とても単純な空間なんです
でも、とても静かで,穏やかで、意念が充実/充満な
空間が広がっていくんです。
その空間で、色んなことを教えてくれるんです。
無限に広がる可能性、
そこには、一見同じようなことをやっているような動きの中でも
いままで気ずいていなかったことを、
「オヤ!」と思わせてくれたり
「あっ、そうなんだ」と納得させてくれたり、、、

別に、その気ずきを求めているわけでもなく
ただ、ひたすら“気功状態”に入ることで
ひたすら観察することによって
掌がウエットな状態からドライになるまでの
感覚をモニターしてくれています

妻君の髪の長さはミディアムです
だから掌だけで、作り上げて行くんです
その方が“自然”に出来上がるんです
だから、心地よい響きが他の人にも伝わるんです

でも、思うんですけど
“心地よさ”の波動って、どこから生まれるんだろう?

つい最近気がついたことなんですけど
(これは、どんなことにも繋がるような気がするんだけど,,,)
まろやかさ、柔らかさ,優しさ、、、
このエネルギーは円心運動,螺旋状の動きから生まれるのではないか

根本から毛先に動くムーヴマンには、直線的に見えても
私の掌はアークを描いて動いている
そして一直線に見える線的な動きも実は
螺旋状に動いている,,,

ま、気の持ち用、,,ともいえるんですけど
でも、そういう“念”に目覚めることで
結果に大きな違いをもたらすような気がします

でも、もとをただせば
息のあり方を観察している、自分が居るんです
毎日、いつとはなく練っている気功状態を蘇らせると
いつかは、まわりのことが気にならなくなる空間を
味あえる“静かな,穏やかな空間”が漂い始めるんです
も、感情の届かない、感覚のみが存在する、、、

これを、アホになりきって
飴にも負けず,風にも負けず,,,
ひたすら髪に遊んでもらう,,,

じつに、新鮮な空間で、じつに未知の経験な
と~っても、ハマッてしまう空間なんです
もう一つの中毒です
そう言えば、誰かが
「人生はアヘンなり、、、」と言いましたよね



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おどろいた! イチロー選手

テーマ:


イチローって、視力抜群、、、
と思ってたんです。

ところが、視力は 0.9 なんですって!

ボールを的確に判断するには
視力が良くなければ、、、と思ってたんですけど

実は、私も視力はもlともと良くなかったんですが
網膜剥離の手術を受けてから、右眼球は更に
視力が半減したんです それに距離に寄ると焦点が
うまく合わなかったり

始めのうちは凄く意識してたんですけど
慣れる、、、てこと恐ろしいですね
そして、人間の身体って素晴らしい
欠点を補う能力があるんですよね

長年の経験と
その経験から来るカン
感覚とでも申しましょうか
かえって、集中力がアップする?

その集中力なんですが
意識すると、筋肉ってキュッと絞られるようになりません?
いわゆる、“りきみ”っていうヤツ

私の仕事は髪を切ることなのですが
集中するということは

切ろうとするセクションした髪のパネルを
見ているような、見ていないような

見ている、、、というより感覚的に直観しているような?
ただ、ひらすらボ~ッと見つめているような

右手も、力を抜くんです
すると全ての筋肉は揺るんで拇のみが
お仕事してくれてんです

身体も緩んでいると
とても静か~な感じが漂っていて
ゆ~くり時間を刻んでるような
らく~な感じで仕事が進んでいるみたいな?

なのに、他の人からみると
スピード感があるらしんです

とても、心地よい空間
その空間に私とお客様はスッポリと包まれて
お互いに、なにか得してるみたい、、、



サロンにやってくる楽しい子供達

テーマ:
Robert and a girl 1


普通、子供はキッズのサロンに行くのですが

なかには、幼い頃から美しくなるセンスを
身につけてい子供達もいるんです

とても無邪気な、あどけない顔して
おもちゃで遊びながら雰囲気を楽しんでる子

ジ~ッと鏡を見つめている子

お話を楽しみながら雰囲気を味わってる子

子供は好奇心旺盛です
ほとんどの子は、自分が変わっていく様子を
まるでマジックを見てるかのように

で、ハサミを持っているスタイリストには
最もクリエイティヴな冒険が出来る空間でもあるんです

Robert and a girl 2


子供が退屈しないように、お話を聞いたり、してあげたり
おもちゃを提供して遊んでる中で
ひたすらハサミを動かしていくんです

子供から、とても素晴らしいエネルギーを浴びながら
とても明るい、温かい空間を味わせてもらう

無邪気な心に、偽りは許されません
すなおに、素直に、こころをこめて
時間を刻んでいきます



仕事・プロ意識・あそび心

テーマ:

私の仕事は髪を切ることが、メイン。

楽しいですか?
う~ん、本番は中に入り込むので
とても静かなお客様と私だけの、シ~ンと
なにかが、温かく張りつめたような空間?
でいて、緊張しているという意味じゃなくて
スペースが充満してて、充実しているような、、、

その道のプロというのは、仕事をする時
感情に左右されないだけの、心の大きさ/おおらかさが
欲しいものだ。(と、願っているのですが、やはい現実は
きびしいデス、、、)

荒川静香さんが大舞台に立ち、練り詰めた成果を発表した時
決してベストコンディションとは言えなかったそうだ。でも、
静香さんが
「少し痛みがあるくらいの方が、充実感がある」といったのが
とても印象に残っている。

プロというのは、自分のことを良く知っている、、、はずだ。
私はカットするのに大体45分から1時間を要する。
これは、髪の質、量にも左右される。
でも、適切な時間がいただけないこともある。
すると、そこには念のみが自分を前に進めている部分が
漂う空間を味あうことになる。普通の状態ではない。
全てが静止したような、全てが煮詰まっているような、、、

結果に向かって、ひたすら現在進行形している自分
いま・ここという空間のみしか見つめていない
すべてが凝縮された刹那で
ただひらすら見つめながら、、、

なのに、とてもクールに遊んでいる、私が存在する。
まるで子供が無邪気に遊んでいるように、、、

楽しいですか?
う~ん、楽しいって言うより
とても充実している空間かな、、、



プロのこだわり、、、

テーマ:

さっき、shozandoさんのところへ散歩したら
 

“仕事道具にこだわることは、プロ意識がある証しでもある”
という記事がありました。この方、[ちょっと気になるフレーズ]
というブログを主宰されているんですが、とても為になる
テーマをとるあげられて、日常生活にためになることや
忙しそうに見える生活のリズムをフッと足を止めてみると
人生がより豊かになる気ずきを与えてくれます。私も散歩すると
そう思うんですが、まだフルに活用出来てません。でも、
皆さんも、マンネリ化し易い生活に肥やしを与える
きがぁ~るな気持ちで散歩、おすすめします。

さて、さて、仕事道具、、、

私はくし/ハサミを使う仕事
こだわりますヨ、、、というか自然と自分が使い易い道具を
もとめますね。当然のことだと思います。

今はハサミもピンからきりまで
安いのから高いのまで
形も色々でね。
刃渡りの長さも、色々。

私はアメリカで仕事をしてるんですが、
只今、よく使われているサイズは5インチから5インチ半のもの。

私は、散髪屋さんが使う長いハサミ
そして通常の5インチ それに 3インチ半の可愛いハサミ

私が美容を始めた頃は、
ワンレングス、グラデーション、レイヤーを組み合わせて
形を作っていたのですが

今は、インサイドグラデーション、インサイドレイヤーの
テクニックが改良され、とてもたくさんの切り口を表現できる
ように進歩/進化してきています。

大きなハサミはおおらかな、男っぽい表現が出来
反対に可愛いハサミはキュートな表現を作り出してくれます。
大きなハサミは、刈り上げには欠かせない道具。

使い勝手の良い道具は、手首/指先の疲れを最小限にしてくれるし
動きの無駄を省いてくれ、結果的には省エネの効果もある。

無理のないハサミのさばきは、きれいであり、お客さんともに
心地よい空間です。

心地よいハサミから心地よい音、心地よいリズムが生まれます。
切り口がスパッとしていれば、髪にもやさしいし長持ちがする
仕上げもいきいきしている、、、

だ、な~んて書いていると、それはもうハサミだけではない
クシもそうだし

シャンプーのあり方にだって、それなりの要求がでる
でから私はシャンプーが決まっているときは、アシスタントの
方に必ずそのことを告げます。

こだわり?
そう、そのためには心地よい空間を作ることだとも思います
こだわることに於いて、その仕事に関わる人達が
温かい空気に包み込まれる、、、