富山の薬局で頑張る★漢方薬剤師の日記

富山県南砺市の糖尿病で有名な薬局で頑張る漢方薬剤師でございます。
博多の漢方薬局で修行後、石川・金沢・富山・砺波の患者さん相手に悪戦苦闘中!
明治創業150年 たんぱ薬局のポリシーは、「病は貴方の体の声を聴くチャンス」


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便秘にも、風邪にも、食中毒予防にもおススメしている梅干し。

はちみつ漬けや甘漬けは、塩分を減らして添加物が入っています。

薬局では、昔ながらの、しっかり塩分の入った梅干しをおすすめしています。

減塩を気にされている方が多いのですが、梅干しの塩分なんて、大したことありません。

それよりも肉・魚料理の塩分を気にすべきです。


日本における梅の利用

・梅干し

 口内の腫れ・舌の荒れ・歯痛に、梅干しの黒焼き

 腹痛、下痢に古い梅干しと塩、蜜を混ぜ、煎じて飲む

 脱肛に梅干しの5年漬けたものを黒焼きにして白湯で飲む

 船酔い、車酔いに梅干しを口に含む

 風邪に梅干しの黒焼きを飲む

 その他、皮膚病、眼病、中毒など


・青梅・梅の種子

 青梅をすった絞り汁を天日に乾かし掻き立て、練薬のようにして、甘草1/5を入れて練る。慢性胃カタル、熱病、ぜんそくに。

 毒消しに 青梅の肉をすって、絞り汁をよく煎じておく。

 梅の種は子供よ夜泣きに、2,3粒煎じて用いる。

 


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もう2ヶ月ほど前でしょうか。

お茶の先生をされている女性が、足のくるぶしがパンパンに腫れたといって来店されました。


仕事柄、正座することが多いためから、両足くるぶしの外側に分厚く、とても硬くて大きい座りタコがあったけれど、今回、その座りタコのそばが赤く、パンパンに腫れていました。


転んだわけでも、ひねったわけでもないそうです。


たぶん、座りタコが切れて、そこから雑菌が入って繁殖し、膿んでしまったのでしょう。


あれこれ美津子先生と考え、座りタコには中黄膏を、腫れている部分には田七とジャガイモのすりおろし湿布をすることにしました。

田七そのものも、しばらく多めに飲んでいただきました。


腫れは3日ほどすると、勢いは引いてきましたが、なかなか消えません。

それでも1週間で腫れは大分、小さくなってきました。

1週間半ほどして、なんと、硬い硬い座りタコがきれいにめくれてきて、下から健康な皮膚がのぞいてきたのです!

今まで何十年も付き合ってこられたみっともない座りタコが、一週間程度でとれたのです。

ジャガイモ湿布のおかげでしょう。


結局2週間程度かかりましたが、腫れもかなり引き、喜んでいただきました。


ジャガイモなど生の野菜には酵素が含まれており、この酵素が皮膚をやわらかくしてくれるのです。

ジャガイモ湿布は患部をやわらかくしながら冷やしてくれます。

まさか、あんなに綺麗にすわりタコが治るとは思っていませんでした。


ジャガイモ湿布は美容にも使えそうですね。


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小さいころ、家の栗の木の下を掘ると、ムカデの小さいのが結構出てきました。気持ちの良いものではありません。

毛のない、ツルツルした大ムカデが、茶の間の戸をはっていたこともあります。


昔の家は、通気が良すぎて、どこからでも虫が入ってこれましたから、ムカデやら、ヤモリやら、トカゲやら、いろいろいました。


さて、美津子先生の小さいころに、実際に家で行っていたムカデの民間療法。

昔は薬なんて高くて変えませんから、各家庭で薬を作っておいていたようです。

美津子先生の実家も貧乏な農家でしたから、例外ではありません。


植物油を瓶などにつめて、そこにムカデを入れておく。

1ヶ月したらムカデが溶けてきて出来上がり。


これを擦り傷、切り傷、虫刺されなど外用の万能薬として使っていたそうです。

家にムカデが出たらまたこの薬瓶へ加え、油が少なくなってきたら足す。

そうやって何十年も使ってきたのでしょう。

ムカデが溶けた油はこげ茶色に変わります。


ムカデが本当に溶けるのか。

成人した美津子先生がある日、職場の病院で大きなムカデを見つけ、オリーブ油に漬けてみたところ、確かに1ヶ月ほどでムカデが溶けてきたそうですよ。

気持ち悪いけれど、お試しあれ。

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