コンテンツビジネスとAKB48の新たな挑戦-2

テーマ:ビジネス 2009-12-06 18:04:37
秋元さんがAKB48を海外に進出させる手段として選んだのがフォーマットビジネスです。

つまりAKB48を作り出す仕組みそのものを著作権化し、そのフォーマットを輸出するという権利ビジネスに狙いを定めたのです。

オールナイターズやおニャン子クラブに関わった秋元さんが辿り着いた究極のビジネススキームです。

英国のテレビ番組「クイズミリオネア」が同じフォーマットで世界各国に番組販売され、成功したのと同じ形式です。

テレビ業界と付き合いが長い秋元さんならではの発想かもしれません。

では、AKB48のフォーマットとは何か?

*Aチーム16人、Kチーム16人、Bチーム16人の合計48人で構成される

*さらにその下に研究生と呼ばれる集団を置く

*メンバー全員が制服を着用する

*楽曲は全て秋元康がプロデュースする

*ライブを核に自ら会いに行くアイドルと位置づける


こういったとことでしょうか。

モーニング娘。とハロープロジェクトの関係に似ています。

こういう要素がフォーマットの中に細かく書かれ、そのフォーマットを購入した企業はその指示のとおりにグループを作ることになります。

その結果

ニューヨーク48、パリ48、ペキン48、ロンドン48・・・・・・・が生まれる。

そして、最後には世界の48メンバーから選抜された「ワールド48」が誕生するというわけです。

成功したら実に面白い!

この仕掛けを実現させるため、秋元さんは今年の10月、全世界からコンテンツバイヤーが集まるカンヌのMIPCOM(国際テレビ番組見本市)でAKB48をプレゼンしました。

全て秋元さんの自費だそうです。

今のところ反応は上々のようですが、まだフォーマット販売契約が成立したという話は聞いていません。

秋元さんがフォーマット販売に固執したのは中国や台湾や韓国の存在です。

彼らは日本のアイドルシーンをよく分析しており、イケル!となるとすぐにモノマネで似たようなグループを作ってしまうからです。

例えば台湾からは「黒 GIRL」



イマイチという気がしますが・・・・・・・・

韓国からは「少女時代」



こちらは、まるでモーニング娘。にソックリです。

セクシーで、強敵です!

全く油断も隙もあったものじゃありません。

特に韓国では国が投資をして「少女時代」の育成に関わっているのですから、これは手ごわい。

事業仕分けでコンテンツ予算が削られる日本では考えられません。

こういう中で秋元さんは、日本はモノマネでなく、徹底した日本のオリジナルに拘り、日本発のオタク文化を全面に押し出すべきだと言います。

その辺りについて番組の中で秋元さんは次のように発言しました。

*コンテンツビジネスに関しては、日本はまだ後進国だ。だから勝てる!ハリウッドは常に優位に立ってきたから、オタク文化のような新しいモノに気づかない

*海外のコンテンツビジネスのプロが理解できないほうがいい。今の時代、納豆を納豆のままで輸出するから成功の可能性が生まれる

*フォーマットというものは濃ければ濃いほどよい。今までにない変わった味がすることが重要

こういう話を聞くと元気が出てきます。

私がコンテンツビジネスに関わるときいつも思うこと、「それはニッチでよい」ということです。

支持する数が少なくても、そこに熱狂的なファンが存在するかどうかが重要だと常に思っています。

そして、秋元さん流に言えば「もっと知りたい!」という要素が、そのコンテンツにあるかどうか?

Naked Wolvesは、そういう意味では、上記の中のいくつかの要素を兼ね供えていると思います。

是非、ご注目を!!



では、最後にAKB48の映像です。

やはりキーワードは制服でしょう。

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