2005-10-02 11:52:41

映画「大統領の理髪師」

テーマ:韓国映画
中村 祐介, イム チャンサン大統領の理髪師
ビデオメーカー大統領の理髪師
 
 この映画は、1960年代から70年代。李承晩大統領、朴正熙大統領、そして全斗煥大統領登場までの韓国の現代史を舞台としています。
 
 大統領官邸「青瓦台(チョンワデ)」がある孝子洞(ヒョジャドン)という町で、理髪店を営む平凡な市民ソン・ガンホは、 ひょんなことから朴正熙大統領の専属理髪師に。 それによって数々の出来事に巻き込まれていきます。
 特に1968年1月21日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のゲリラ部隊が大統領官邸である青瓦台を襲撃した事件は、韓国政権内に大きな衝撃を与え、レッドパージが行われます。その中にまだ小学生であるソン・ガンホの息子も……。
 拷問を受けた息子は、それが後遺症となって自分の足で立てなくなり、ソン・ガンホは息子のために、色々な漢方医などを訪ね治療を続けますが効果がありません。一方、ソン・ガンホは、息子をひどい目にあわされても大統領の理髪師を続けています。

 ある日、朴正熙大統領が暗殺される事件が起こり、それから全斗煥大統領の時代に。このとき再びソン・ガンホは青瓦台に呼ばれ全斗煥大統領の専属理髪師になるように勧められます。しかしソン・ガンホはこれを断ります。そして袋に詰められボコボコにされ車から放りだされるのでした。

 

 このソン・ガンホの言動は、新しい韓国の時代の訪れを感じさせるものです。
 そして、呼応するようにソン・ガンホの息子が自分の足で立てるようになります。奇しくもそれは、権力者に押さえつけられていた国民が自分の足で立ち上がることを象徴しているかのようでした。


 非常に重いテーマを全編にわたりユーモアとウィットを効かし作っており、重苦しい時代を生きた庶民の力強さも感じさせる内容となっています。

 ソン・ガンホの妻役に「オアシス」のムン・ソリ。監督は、この作品が初監督となるイム・チャンサン。第17回東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞の2冠に輝いたのも納得の作品です。


余談 : いわゆる「開発独裁」と呼ばれる朴正熙大統領の時代は、功罪ありますが、韓国経済の基盤を作り上げたとして、韓国内では、日本で考える以上に高く評価されています。

【追記】
 先月末(9月30日)のアメーバブログの総合ランキングは508,988人中、636位でした(9月30日のランキングは翌日10月1日に反映)。

 このブログは、毎月アメーバブログ総合ランキングの1,000位以内を目標に運営しています(毎月リセットされます)。9月も目標を達成することができました。これもひとえに、ご訪問くださった皆様のおかげです。ありがとうございました☆

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