2005-05-24 10:06:10

映画「血と骨」

テーマ:日本映画
タイトル: 血と骨 コレクターズ・エディション
タイトル: 血と骨 通常版

 
 梁石日(ヤン・ソギル)原作の同名小説「血と骨」を映画化。ビートたけし演じる在日1世の金俊平が主人公で、妻役の李英姫に鈴木京香。監督は「月はどっちに出ている」の崔洋一監督。

 

 1920年代、済州島から大阪に渡ってきた金俊平の一生を描いているが、その激動の人生は、暴力とお金、セックスに満ちており、金俊平の人生に翻弄される家族と周りの人たち、そして、その時代に生きた在日の一遍が映し出されている。

 ちなみに在日の出身地は、韓国南部の慶尚道が一番多いのだが、戦前、済州島と大阪には船の航路があった関係で、大阪には済州島出身の在日が集中している。

 

 ビートたけしと鈴木京香の2人の熱演は素晴らしい。期待以上だった。またビートたけしとオダギリジョーの格闘シーンは、ビートたけしの並々ならぬ意気込みを感じさせるものだった。


 金俊平は、年老いて高利貸しで稼いだ財産を家族に渡さず、突如、思い立ったように北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に*「寄付」、北朝鮮に帰還するのだが、人生の終末は、北の酷寒の地で哀れに迎えるのだった。

 

 死の直前、金俊平が回想した若かりしころの希望に満ちた瞳が、なぜその後、家族にも心を閉ざした砂漠のような、孤独な人生になったのか? 思いをはせると金俊平の心の叫びが聞こえてくるようだった……。


 第28回日本アカデミー賞の最優秀監督賞作品。鈴木京香は最優秀主演女優賞を受賞している。


*「寄付」というか、北朝鮮に帰還する在日に対し、朝鮮総連は「北ではすべてが無料なので日本にある財産をすべて置いていくよう」にと帰還者に促していたそうです。

 その財産は、もちろん朝鮮総連に入る仕組みとなっていたようですが、どこに行ったのでしょうね? 疑問です。

著者: 梁 石日タイトル: 血と骨〈上〉
著者: 梁 石日タイトル: 血と骨〈下〉
著者: 梁 石日タイトル: 血と骨
著者: 崔 洋一, 鄭 義信, 梁 石日タイトル: 映画「血と骨」の世界
アーティスト: 岩代太郎, サントラタイトル: 血と骨 オリジナル・サウンド・トラック
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。