2005-04-20 17:12:09

三たびの海峡

テーマ:日本映画
 製作年:1995年/製作国:日本/監督:神山征二郎/配給:松竹配給
 
 この映画の原作は、帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)の同名小説「三たびの海峡」 (吉川英治文学新人賞受賞)で、舞台は韓国・釜山(プサン)と日本の北九州。主演は三国連太郎です。
 
 今は、事業を成功させプサンで暮らす河時根(三国連太郎)のもとに、戦時中、徴用で連行された在日韓国人の同胞が訪ねてくる。そして、日本での過去を断ち切って生きてきた河時根(三国連太郎)に戦時中の過酷な過去が蘇る。徴用で北九州の炭鉱に連行され、日本人の労務監督、山本三次のもとで地獄のような日々を過ごした記憶だ。
 
 一度目は、徴用で日本に連行され海を渡り、二度目は日本の敗戦で解放され祖国へ戻るため海を渡り、三度目は、人生の終末をかけて海を渡り日本に来た河時根(三国連太郎)は、かつての軍属や同胞を訪ね、また炭坑の側で眠る仲間たちの墓を訪れる。 
 あのときの労務監督、山本三次は、現在、市長となって再選選挙に臨んでいた。河時根(三国連太郎)は山本を呼び出し、炭坑のそばにある墓へ彼を連れていき、墓に謝ってくれと叫ぶが、山本は、昔の話だと取り合わなかった……。
 
 この映画は、随分前に見たのですが、炭鉱などの危険な場所の死亡率は、事業所によっては50%近いところもあったそうです。
 
 振り返ってみると、非常に個人的な話になりますが、この映画、今は亡き私の父を思い出すものがあります。
 私の父は、戦時中、ある日本の大手鉄鋼関連企業(現在も会社はあります)に徴用されました。当初、日本語が分からず、作業中、労務監督の言っていることが理解できなかったため、随分、殴られたといいます。そして、ひどく何度も殴られたため障害が残ることになりました。戦後、日本国からも、その企業からも何も補償はありません。
 父は、そのことについては、生前、何も語りませんでしたが、ただ一つ、父の話を聞いてぞっとしたことがあります。
 日本が敗戦となって、その事業所で働いていたコリアン数名と、復讐のため、その労務監督を殺そうと会社に向かったそうです。すると会社はもぬけの殻になっていて、その労務監督は、いずこへと消え、消息はまったくつかめなかったようです。
 私は、その話を聞いて、父の恨みが、とても深かったのだと気づきました。
 
 しかし、復讐は復讐しか生みません。 
 
 例えば、日本は遅まきながらも、在韓被爆者(戦時中、日本で被爆し現在、韓国で暮らす被爆者)の医療支援や、ロシアのサハリンに置き去りにした在サハリンのコリアンに対する韓国定着支援などを行っていますが、このような戦争で傷ついた個人への何らかのフォローこそが、復讐の心を癒し、友好の心に変えていくんだと思います。 
著者: 帚木 蓬生
タイトル: 三たびの海峡
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2005-04-20 00:15:45

ケイ(けい)つながり?

テーマ:その他

 ふと気付いたんですが、ここ2週間のうち、ケイ(けい)と名の付く人を4人も紹介しているのです。

 

 まず、クリスタル・ケイ、安蘭ケイ・ウンスク、そして(ケイ)です。なぜでしょうか? 不思議に思いました。しばらくは、日常生活の中で、ケイと名の付く人に注目していこうと思います。

 

 でも、ただのこじつけかも知れません(笑)

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。