2007-03-27 12:55:09 posted by blog-kamechan

開かれた議会へ

テーマ:町議時代の軌跡

 昨日を以って、長丁場の3月議会が終わりました。


昨日の議会報告にもちょこっと書いたのですが、開かれた議会・議会の公開性という観点から「各常任委員長の報告」について、思うことを書いてみます。


これまでこのブログ上でも何度か記してきましたが、我がまんのう町議会では委員会主義(主として議案を本会議ではなく、委員会にて協議する形態)をとっています。よって、上程された各議案は本会議初日に、その大半が三つの常任委員会へ付託されます。付託された各議案は、各委員会(総務常任委員会、教育民生常任委員会、建設経済常任委員会)で詳細審議され、定例会最終日、本会議の場で各常任委員長より報告され、その報告をもとに採決を行うことになっています。


昨日も上記の流れに沿って各委員長から報告があったわけですが、シンプルな審議結果の報告(付託議案は○○です。審議の結果○○となりました。…みたいな感じ)もあれば、審議中に各委員から出された意見に触れられるなど、詳細な委員長報告もありました。当然ながら、シンプルな委員長報告については、議員から質疑が相次ぎました



一見すると、1日~2日かけての委員会審議なのだから、数分で終わらせず、できるだけ丁寧に報告すべきであり、分からないトコロについては、議員はどしどし質問すればよい、と思われるでしょうが、委員会主義という立場からいうと、一概にそうも云えないようです。議会運営規則96条にには、「委員長報告に対する質疑は、審査の経過と結果に対する質疑に留め、付託された議案に対し、提出者に質疑することは出来ない」と定められています。


例えばこんなケースが考えられます。


執行部よりナットクできない議案が上程され、自分自身が属していない委員会へ付託されたとします。もちろん付託前の概括質疑にて、提出者へ提案理由を問い質すことはできますが、委員会主義であるがゆえ、その質疑については細かなトコロまで突っ込めません。(詳細審議は委員会で、ということになっっておりますので) で、委員会で審議され、委員長から「議案第○○号は、前回一致で可決すべきものと、意見の一致をみました」と報告があれば、思わず、「委員長ーっ、ちょっと待った!その議案、おかしいんちゃうん?」と声を荒げたくなります。が、上記の理由により、委員長に対しては、審査の経過と結果以外を質疑できないのです。極論すれば、議案審議を委員会に託したのだから、当該委員会以外の議員は、その審議結果を尊重すべし、というか「文句をつけるな!」というのが委員会主義である、とも解釈できます。う~む、どーもしっくりときませんよネ。


当然ながら採決の際に、反対討論に打って出て、とうとうと反意をまくし立てることは可能ですが、委員会で「可決すべき」という判断が下されてる後ですので、現実的には、非常に分が悪い中での発言となってしまいます。また、現在のトコロ、本会議は傍聴可で公開されていますが、委員会は一部例外を除き、一般の方は傍聴できないことになっています。(当該委員会以外の議員が傍聴することは可能ですが、原則として発言はできません。この私も出来る限り所轄以外の委員会に出かけ、傍聴しておりますが、悶々としながら、ただ聞いてるだけです。)


こうなると、町民の生活に大きな影響を与える重大な議案が、町民の見えないところの審議されている、と云われても仕方がないのでは…、個人的には、そう感じております。


議長を除く20名の議員が揃って、すべての議案を本会議場で審議する「本会議主義」は、確かに収拾がつかなくなる恐れがあり、現実的ではないと思います。が、せめて、本会議での委員長報告の際には、たっぷり時間をとって、付託前の質疑への回答や反対意見も含めた審議の過程を詳細に報告すべきと考えます。 また、本会議同様、委員会審議の際の議事録(メモ)も公開し、スペースの問題もありますが、委員会も(一般の方の)傍聴に門戸を開くべきだと感じております。


町行政執行をチェックする議会であるならば、自らも町民にチェックされる議会でなければならないと思います。間もなく新年度、開かれた議会に少しでも近づけるよう、努力を続けたいと考えています。


執行部も議会も、今年こそ変わらねば!

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コメントComments

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1 ■無題

まさにその通りだと思います。議会の権威だなんだかんだと言う前に、まず議会は議論する場であることをもう一度考えるべきだと思います。

2 ■>本屋敷サン

ルールを相互に共通理解して思う存分議論する…、それが議会の正しい姿だと思います。

3 ■今日(29日)の四国新聞に

議員や議会のあり方についての「取材こぼれ話」と題した記事がありましたが、「まさにその通り」と言いたいところですが では記者さんたちの取材モラルは大丈夫なの?と問いかけたくもなります。

4 ■>ビッグフットさん

四国新聞、見ました。ブログ記事を一本立てたいような内容でした。マスコミとの接し方にも、双方にルールが必要なのだと思います。

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