2007-01-19 19:31:17 posted by blog-kamechan

父・祖母の法要とお経

テーマ:k-taiスナップ&日記


今日、自宅にて、2001年初に他界した父の七回忌と、一昨年末に他界した祖母の三回忌を併せて法要(法事)を執り行わせて頂きました。親戚の皆さんも東京や大阪など遠方からお越し下さり、また、それぞれの葬儀の折は雪空の悪天候でしたが、今日は、日中、比較的穏やかで、よい御参りができました。


9時前にお寺さんが到着、三回の読経のあと自宅から数百メートル離れたお墓に参り、帰ってきてから、生前の故人を偲びつつ会食を済ませ、無事法要は終わりました。


ちなみに、我が家の宗派は浄土真宗なのですが、恥ずかしながら、父親が亡くなるまで、私、「お経」など詠んだことがありませんでした。40歳を前にしてようやく仏壇の前で 『正信偈しょうしんげ)』 なるものを (ごく、たま~に) 唱えるようになりました。( 『正信偈』 とは、浄土真宗のエキスがつまった最も大切な偈文(げもん)で、この 『正信偈』 を朝夕お勤めし 『和讃』 を毎日六首ずつ繰り読みするのが浄土真宗門徒の日課とされているようです。)


これまで関心のなかったお経ですが、意味を考えながら文字を追うと、どーやらエエこと書いてそうです。例えば、お唱えするお勤めには、序文、本文、結文があるようですが、本文の最後の部分に出てくる言葉に以下のような一節があります。


願以此功徳 平等施一切
同発菩提心 往生安楽国


詠み方は…


がんにしくどく びょうどうせいっさい
どうほつぼだいしん おうじょうあんらっこく


ですが、意味としては、「願わくは、念仏を唱えた功徳をすべての人々に同じように分かち合い、同じように極楽世界に往生したいと願う心をおこし、共々に往生したいものである。」 だそうです。故人縁の者たちが集まり、祈りをささげるお勤め(読経)のエピローグ/結詞に相応しい言葉だと思います。


それにしても、月日の流れるのはホントに速い…。気がつけば、父親を最後に見送ってから、はや六年、朗らかなお婆ちゃんに会えなくなって、もう一年以上経ってしまいました。時間はけして止ってはいないことを実感します。法要(法事)のイチバンの効用は、残された者が過ぎ去った時の流れに気づき、「しっかり生きていかなイカン」と再認識することではないでしょうか?


生まれ来るとき、ヒト(赤ん坊)は泣き叫び、周りの者は大喜び、ヒトが逝くとき、周りは嘆き悲しみますが、本人の魂は安らかなのかもしれません。生きていくには苦しいこと、辛いことがたくさんあります。喋れない赤ちゃんは、ひょっとすると「こんなところ(現世)になんか来たくなかったじょ~」 と、泣いてるのかもしれませんし、もの言わぬ亡骸は、「あ~やれやれ、やっとオサラバできる!」と、せいせいした気分なのかもしれません。う~む…、永遠の謎です。でも未だに「エエことしたら天国行き、悪いことしたら地獄行き!」というシンプルな教えを信じておる私でございます。


閻魔大王と中学校時代の怖い先生のイメージってダブリません?
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コメントComments

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1 ■食べすぎないようにとファミリーパック(中)にしたのに止まらなくて食べすぎちゃうんだ!

やめられないとまらない
カプリコ♪

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ここも、良いサイトですね。何度か来させてもらっているので、今回は、コメントを残しました。
楽しく拝見させてもらっています。

今は、ネタを探す為にいろんなサイトを訪問しています!!かなり、為になる情報ものせていますので、良かったら訪問して下さい。

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3 ■>めんたんさん

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4 ■>express0413さん

コメント、有難うございます。今後とも宜しくお願いします。ただ、私、」アファイエイトにはあまり関心がございませんので、あしからず…

5 ■お経

kamechan さん こんにちは!
おばあちゃん(kamechanさんのお母さん)と
お話をした時に
「みくちゃんとみおちゃんは、お経を(そらで)覚えていて
仏さん(仏壇)の前に座って、お経をあげてくれる
感心な孫なんやぁ~」と
おっしゃっていましたよ! すごいですね!
ご先祖様を敬う心、命を大切にする心
小さいうちから育んでゆきたいですね。
私も、(無宗教ですが)信心深くありたいと思っています。

6 ■最近思う事

私も早くに親父をなくしましたが、亡くなった人はそれ以上年をとらないので(当たり前ですが)どんどん親父の歳に近づいてしまって不思議な感じです。ご法要ご苦労様でした

7 ■>TAKAOさん

娘二人が信心深い/信仰心が厚いわけではなく、ただ、語感とかリズムとか「お経がおもしろい」ンだと思います。でも覚えてて別に悪いことではないので、いつも一緒に御参りしてます。ハイ。

8 ■>ビッグフットさん

父親が厄年の時、自宅で厄払いの行事(お祭りみたいなのん)をしたことを思い出します。そのときの父親はエラく年取った熟年に思えました。今年43歳になる私、子どもにとっては熟年なのでしょうが、自分自身は、まだヤングパパだと、心のどこかで思ってたりします。

9 ■正信喝

願以此功徳 平等施一切
同発菩提心 往生安楽国

末尾のこの文言は真言宗のお経でも終わりに
唱えています。浄土真宗だけでなく日本のお念仏、若しくは仏教の共通のものかも知れません。
どなたか詳しい方教えて下さい。

「正信げ」は親鸞教学のエッセンスです。
主著「教行信証」の行卷の末尾に60行
百二十句からなる「正信念仏喝」に
唱名念仏を加えて、誦経の標準形と
して冒頭の文言で締めくくります。

崇敬する釈迦と七高祖の恩徳を
讃え、親鸞がそれをどのように頂いた
かを要約しています。親鸞の浄土経
理解とその解釈と言えます。

印度西天論家
中夏日域高僧

釈迦如来
龍樹大士
天親菩薩
どん鸞大士
道しゃく和尚
善導和尚
源信僧都
本師源空

大聖の真言に帰し、大祖の解釈を
閲して、仏恩の深遠なるを知りて、
つくったものと記しています。

短いかいけど、浄土経の入門
そして親鸞教学の到達点と位置づけ
られます。浄土教通史と見ても
良いでしょう。

お経は印度で生まれたものを
漢文に翻訳したものが日本では
誦経されています。正確には
お経ではないのですが、日本で
作られたお経と言って良いのでしょう。

喝は人偏にしなければ・・・、高僧
名を表す字が出てきません。
悪しからず。

お勉強しましょうか。中身を。

10 ■>孟宗竹さん

長文コメント、恐縮でございます。東西を問わず、古来からの経文を盲目的にトレースするのではなく、その時代に生きる者が、その時代に生きる者たちのために解釈し、意味づけな直していくことはとても意義有るコトだと感じます。高速情報網のこの時代、テラバイト規模のヘビーな動画データを見せられても驚かないのに、僅か数バイトの一行のテキストデータで人生の真理を説くことができる…、これぞ現代社会への警鐘に違いありませぬ!

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