バイトから社員

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ジムのインストラクターで

10年前出会った子が

今年は34才になるという。

びっくりだよ。


初めはアルバイト

柔道整復師の資格を取るために学校に通いながらの

アルバイトだったけど

今時の子らしくなく落ち着いた陰のある子だったので

母性本能の塊みたいなおばさんばかりのジムで

彼女は皆からかわいがられた。


かたすぎるくらいまじめで

慣れても甘えてこない

きっちりとラインを引いていて

そこから入ってこない感じ。


6年たった頃、店舗異動になった

アルバイトなのに何で!と

かなりショックだった


でも、会員はインストラクターを見送ることしか出来なくてね

着いてはいけないよね。

市内でも端と端だったし2回くらい顔見に行ったけど

やっぱりそんなに行けなくて

会えなくなる。


そのうちに彼女は途中採用で社員になり

今は中型店のマネージャーになっている。


そのお店がオープンしたときに

彼女だいすきおばちゃんファンで

開店祝いにお花を贈った。


のちにその花を見て彼女が

インストラクターやってきて初めて良かったなぁーって思いましたって。


だから、いつでも私たちに会いに来てって言うんだけど

会議とかで私たちが通うジムに時々来てるのに

顔出さないで帰ったりする


真面目で硬い彼女は

もう、私はここのインストラクターじゃないからって言う


卒業しても先生は先生なのに。

私たちにとっては彼女はいつまでもかわいい〇〇ちゃんなのに。


今の現役のインストラクターに遠慮して

自分の居場所はないと決めて

あえて馴れ馴れしくもしないし


ビアガーデンも呼んでもなかなか来なくなった


彼女には彼女の付き合いや考えがあるから

しつこくはしない。


だけど、先日 ジムのカウンターに〇〇ちゃんがいる!!!

用事があってきてたみたい


おばちゃん数人で囲みました!

取り押さえました。確保です!

写メ!私も!きゃー!

大騒ぎよ、もう。


それでもクールに照れた笑顔で

距離を保つ彼女。シブい。



それでもかわいくてね。

彼女も、私の20代のほとんどはこの店舗での思い出ばかりって

事情があっておばあちゃんに育てられた子なので

青春時代欠けていたものを皆さんに埋めて貰いましたって

異動するときに言ってくれてね

皆で泣いたよ。


皆、母親みたいな気持ちで接していたので

今も気になるのよね。



結婚をする気にならないのも

家庭の事情が影響してるかもしれない

もう34才か-。


あいかわらず、はつらつさのない笑顔で

いやぁー、太りましたよ。って言う。

久しぶりの彼女に会員さんが

あらー!とか、おじさんたちも久しぶりだなー、元気か?の声に

直角にお辞儀して挨拶して、大人になったなぁ。



そして、あっさり帰って行きました。


つれない態度がまた、彼女らしい。


また、偶然会えることを願いながらバイバイしました。
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