2008-03-25 01:48:18 posted by blog-de-newbiz

ちょっと虚しいと感じた瞬間

テーマ:事業

僕は土曜日はたいてい体が動かないほど疲れを感じるので、家で寝ています。何をするにも、やると決めたらキチントやらないと気がすまないので、そうなると結構労力を使いますので、土曜日は何もしません。夕方5時くらいまで、ベットの上ということが多いです。



先週末は日曜日に会社の床の掃除をしました。週に一度ですが、掃除をするのは僕の仕事です。床の掃除ひとつでも、いい加減にやって欲しくないので、未だ社員には任せていません。床は良く見ながら掃除すると、いろいろなモノが落ちてるんです。女性社員の周りには、髪の毛が多いし、事務職の机の周りには、ホッチキスの針を抜いたものが多い。これはじゅうたんの床に刺さっていて、大変とりにくいから止めて欲しいです。あと、こちらの女性は顔にベビーパウダーを良く塗ってます。化粧をしていないのか、いるのか定かではありませんが、この白い粉が床に結構落ちてます。




掃除は未だ自分でやるべきだと思っているのですが、正直日曜日の夕方5時頃に掃除をしていると、虚しくなる瞬間があります。土曜日、日曜日とエアコンがきかないので、日曜日の夕方はかなり暑くなっています。掃除を終える頃には、Tシャツが汗だらけです。たかだか40平米の掃除ですが、40分程度かかりますし。未だ社員に任せられないと思っているので、虚しいと感じるのは瞬間です。いつもの通り、掃除を終えて、床は大変綺麗になりました。




バンコクの綺麗な事務所
写真では分かりませんが、床は大変綺麗になってます。。。

2008-03-24 00:36:36 posted by blog-de-newbiz

中小企業向け生産管理ソフトウエア

テーマ:生産管理

先日知人の方から、『ウチの会社のSEに、門田さんのBLOGの熱心な読者がいる』と言われました。もう少し更新しないと忘れられてしまいそうな気がします。



今回は前回日本に帰国した際に開催しました、タイ進出日系製造業向けセミナーのことを書こうと思っていたのですが、新年度(4月)前ということもあって、少し本業の生産管理システムについて触れておこうと思います。



ここのところ本業の生産管理システムについて、ほとんど記事を書いておりませんでしたが、先日ある方から、メールを頂きました。


=====================メールより抜粋======================

バンコクで働く社長こと門田様

突然のメールでの問い合わせ、お許し下さい。

タイの○○品製造会社にてSCMを担当することになりました×××と申します。

いつもブログを拝見させて頂いております。

私は、タイにXX年ほど下りまして、内XX年間は、食品工場で営業、生産管理、品質管理、商

品開発などの顧客窓口として働いてまいりました。

その経験を生かして、いま新しい会社での工場(今年○○月稼動予定)立ち上げに携わって

いるところでございます。

時期的にそろそろ、生産管理ソフトの導入も考えていかなければならないのですが、当初

の生産品目が少ないこと、生産品目が少ないゆえ、費用対効果を考えるとあまり導入費用

もかけられないという事情から、今現在社内で一時的に導入しております会計ソフト「EX

PRESS」で稼動後1~2年程度は、乗り切れるのではないかとの意見も出ておりますが、日

本人スタッフは、みなパソコンの操作もままならない者ばかりで、必然的に一番若い(と

いっても3X歳)がその見極めとなる情報を集めることになってしまいました。
そこでもしご存知でしたら、門田様の見解をお聞かせ頂きたく、藁にもすがる思いでメー

ルをお送りさせて頂きました。
======================抜粋終わり=========================



生産管理の仕組みや、生産管理システムについて、助けとか情報が最も欲しいのが、この方の規模の会社だということは、かなり前からBLOGに書いておりました。僕のBLOGを良く読まれている方はお分かりでしょうが、工場の従業員数で200名以下の規模の会社です。弊社も含めて、日系のシステム開発会社の多くは、こういう規模の会社さんに、サービスを提供できないのです。なぜなら、この規模の会社さんは、生産管理システムが必要なのではなく、生産管理のしくみを構築する手助けが必要だからです



今後もこういう会社さんが益々増えてきますから、僕の得意分野の生産管理の仕組みの構築の手助けをしたいのですが、僕以外にできる人がいないのが難点です。ウチの会社のタイ人システムエンジニアは、よその会社さんを訪問して、生産管理の講義をして帰ってくるだけの力は未だありません。(SEですから、その必要すらないのですが。)



日本人でもタイ人でも、生産管理に詳しくない方に共通しているのは、生産管理ソフトとかSCMとかERPとかいうもの(言葉)が、何か魔法の力をもったソフトウエアだと思っていることです。こういうソフトを買って、せっせとデータを入れると、何でもやってくれる、凄いグラフとかを作ってくれると思っている。中身が分からないと、どうしても言葉に踊らされます。製品開発ではトップを走っているような人に、『SCMはもう古くて、今はSRMでしょ。』と言われたときには、かなり悲しくなりました。



こういう3文字熟語は、半分はメーカーが製品を効率よく売るために、そしてお客さんを脅すために、作ったようなものです。SCMもERPもますは、『エクセルが巨大化して複雑化したお化け』、くらいに考えておいたほうが、よほど現実に近いと思います。巨大化して複雑化しているので、使い方を覚えるのが面倒なだけです。



この方からお問い合わせ頂いた、EXPRESS(エクスプレス)というソフトは、タイの中小企業の会計ソフトとしてかなり使われております。価格は3万バーツ程度だったと思います。工場でも、生産品目数が少なかったり、BOMが階層化されていなかったり、特殊な受注生産をしていなかったりする場合は、EXPRESSが使えると思います。タイ国内で良く使われていて価格的に比較的安価なもう一つの選択肢は、MAC5というソフトです。(http://www.doublepine.co.th/enterprise_en.htm )EXPRESSと比較すると高額です。これ以外のソフトになると、一気に価格が上昇します。(100万バーツ以上)それを聞くと、買う気がなくらるでしょ。




パッケージを使う場合、どうしても融通が効きません。融通が効かないというのは、多くの工場では、BOMが階層化されていたりするので、それに対応できなかったり、製品の状態管理(多くの製造業では、仕掛品→最終検査合格→製品在庫化などのように、製品の状態を管理しているはずです。)ができなかったりするケースです。また、組立て系の工場では、何度か直してもダメな仕掛品は破棄すると思いますが、原料系の工場では、不良品は溶かせば原料として再利用できるので、仕掛品破棄は発生しないなどの違いです。こういう個別の事情を把握しようとすると、どうしてもソフトウエアを作りこむ必要が出てきます。




生産管理ソフトはいきなり必要ないんだけれど、生産管理のしくみを定着させたいという工場は多いはずです。こういった工場向けのサービスも、展開してゆきたいと思います。これは僕が直接お伺いする必要がありますので、なぜかいろいろと縁のありそうなアユタヤ地区(HiTech、Rojana、サハラッタナコン)周辺からはじめてみようかと考えております。



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最後に、前回の日本訪問の際、訪問させて頂いた河本総合防災社長、河本様と本社にて。(http://www.k-ksb.co.jp/ )バンケンの鎌田さんから紹介して頂きました。鎌田さんいつもありがとう。最近46会行っておりませんが。。。



河本社長と

2008-03-06 02:23:48 posted by blog-de-newbiz

更に発展するために。

テーマ:起業・開業

昨日、日本からのお客さんがバンコクから日本へ帰国されました。日系の大手原料加工メーカーで、ウチの会社ができてから、ずっと使って頂いているのですが、「大変良くやってくれていると」感謝のことばを頂きました。これはとても嬉しいことなのですが、経営者としては素直に喜べないものです。




それは、お客さんは、不満があっても絶対に言いませんし、それとなく別の会社に移ってしまうからです。文句を言うのは実に面倒なことです。日系企業向けにシステムを作る会社はバンコクだけでも、大小50社くらいあると言われています。その50社が日々やりあっているわけで、ウチでなければいけない理由をキチント説明できないと、他社に移ってしまいます。




最近よくラーメン屋に行きます。トンローにはラーメン屋がたくさんできているのですが、どこも日本のラーメン屋と変わらないくらい旨い。どこの店に行こうかなと考えたときに、自分の会社のことを考えています。どこのラーメン屋に行くかは、本当に小さい理由で決まっているような気がします。道路の反対側に渡るのは面倒だとか、あのおっちゃんは、挨拶がいいとか、あそこはちょっと量が多いとか。ソフトウエアの開発も恐らくそういう小さい理由で、ベンダーの選定がされるんだろうなと思うと、怖くなってきます。




いままで、そこそこでやってこれたのは、事業をはじめたばかりで意思決定がやり易かったことと、お客さんに恵まれたことだと思います。前者は最近良く考えることです。今の会社になってそろそろ9ヶ月ですが、タイでは1年間勤務すると給与の改定をする場合がほとんどです。良くやっていれば上げなくてはいけないのですが、今の給与がかなり高いので、これ以上上げるのは困難。それに、そろそろ自分がボスになっているのも辛いので、タイ人のボスを決めなくてはいけないし。ウチは未だ組織が小さいので、お互い仲が悪くはないのですが、これから人数を増やすと、あいつは嫌いだとかそういう心配も出てきそうです。お客さんもたまたま良いお客さんに恵まれましたが、トンチンカンなお客さんも実際には多く、いつかこういうお客さんが来ると苦労するだろうなと思います。BLOGの冒頭に書いていたかどうか分かりませんが、組織が大きくなるまでは、仕事も限定していこうと思います。




もう今日になってしまいましたが、今晩の便で東京に戻ります。今回はセミナーがメインですが、先週応募してくれた日本人求職者との面接もやります。このBLOGを見て応募してくれる人は、書類審査でダメな人はいませんね。「募集要項にタイで一旗上げる根性」と書いてあるので、応募者も面白い人が多いです。ただ、初めてタイで働く人が多いので、そういう方を採用するのは、かなり怖いものがあります。タイ人向けに、JOBSDBの求人広告を明日出さなければいけません。早くしないと就職活動時期が終わってしまいますから。JOBSDBの広告は2ヶ月間契約しました。

2008-03-03 01:11:47 posted by blog-de-newbiz

第2回ノア・ビジネスセミナー 「毒入り餃子事件から学ぶ、タイ進出の肝」

テーマ:バンコク社長日記

タイに来る前に、八王子に住んでいたこともあって、八王子でタイ進出セミナーを開催させて頂くことになりました。八王子市主催の、創業塾で知り合ったノア総合研究所の清水会計士にセミナーの設定等をお願い致しました。僕はタイに住んでおりますが、清水会計士には大変良く面倒を見て頂いており、助かっています。



告知を八王子商工会議所のモノNETに掲載して頂きました。タイ進出を計画されている製造業の社長さんに、多くお越し頂ければと思っております。





以下告知より

http://www.hachioji.or.jp/mono_net/

イベント・講習会情報欄にあります。


第2回ノア・ビジネスセミナー
「毒入り餃子事件から学ぶ、タイ進出の肝」



日本人がタイで会社や工場を設立することは、大変簡単になりました。
しかし、設立した会社を維持し、更に発展させてゆくことは簡単ではないようです。
海外進出の経験が無かったり、海外に駐在できる適任者がいない場合、進出の決断すらできないかもしれません。
今回のノア・ビジネスセミナーでは、現地でゼロから起業し、情報システム会社を経営している門田正徳氏(HOYA(株)出身)に、タイでビジネスを成長させる肝についてお話しいただきます。

【対象】
・待った無しでタイ進出を考える必要がある、切羽詰まった経営者・管理者の皆様
・何度も現地見学したが、進出の決心ができない経営者・管理職の皆様
・コンサルタントと違った、現地での創業経験者実体験に基づく話を聞きたい皆様

主 催:(有)ノア総合研究所
日 時:平成20年3月7日(金)午後7時~(受付開始午後6時45分~)
場所:「首都圏情報産業特区・八王子」構想推進協議会(サイバーシルクロード八王子)
東京都八王子市明神町2-27-6たましんブルームセンター4F
(京王八王子駅下車徒歩1分)TEL042-639-1009
料 金:無料
定 員:20名
講 師:門田正徳氏(YOU AND EARTH SYSTEM(株) 代表取締役)
2006年2月、一人でタイ国バンコクに情報システム開発会社を設立。起業してみて、実際に日系企業の工場を回ってみて、これからはタイに中小規模の工場が増えることを実感。
同時に、こういう会社には、デキル人材がいないことを知る。海外での事業の成功は、現地人材との微妙な人間関係の上に成り立っていると説明する。
1971年生まれ 東京工業大学有機材料工学科卒業
米国オハイオ州立アクロン大学高分子工学科修士卒

お申込み・お問合せは以下へお願いします。
東京都立川市錦町2-1-32 山崎ビル301
TEL:042-540-1175 FAX:042-540-1195
下記の事項をご記入の上、お申し込み下さい。
所属先、住所、氏名、役職、TEL、FAX、E‐Mail
2008-03-01 10:59:01 posted by blog-de-newbiz

ミュンヘンで働くタイ人エンジニア

テーマ:バンコク社長日記

バンコクで会社を作ってから、家族や友人、仕事で知り合った人と会う機会が、確実に増えました。日本では八王子に長く住んでいましたから、大田区の家族とはいつでも会えると思うと、なかなか合わず、結局1年で年末の1回だけしか合わないという年が多かったです。




タイは日系製造業の一大拠点。僕の友人も、仕事で知り合った仲間もメーカーの人が多い。昔の同僚はタイに来る時は必ず連絡をくれます。タイというと僕を思い出してくれているのだと思いますが、とても嬉しいです。僅か数日の出張。それも上司と一緒だから、なかなか単独行動は難しいと思うのですが、それでも連絡をくれます。




生産ラインの立上げで、アメリカの装置を使いましたが、(メーカーにいた時)、そこのエンジニアは僕の結婚式も来てくれて、今でもタイに来る時は必ず連絡をくれます。1999年に知り合って、もう9年です。早いものです。彼はもう50代後半だと思いますが、本当に年取ったなーと感じます。老眼鏡を使うようになったから、目は大きく見えるし、髪は白髪。でも、ビール飲む量が全然減らないのは凄い。アメリカは、西海岸からでもタイに来るのは大変です。タイ航空以外は、東京経由で十数時間かかって到着します。それでも、「着いたら一杯やるから、電話するよ」とメールくれるのはとても嬉しいです。




今週、知人のタイ人がメールをくれました。28歳の女性のエンジニアですが、もう知り合って5年くらいでしょうか。去年から駐在員として、ドイツのミュンヘンで暮らしています。最初会った時は、エンジニアとしては頼りなさそうだというのが印象でした。ただ、彼女はとても外交的。東京のフリーマーケットでも、全然日本語もできないのに、とにかく古着をあさりまくっていました。綺麗にたたんである古着を全部開いてしまうし、買わないから、引率の僕は申し訳なくて・・・。


がんばれゴイさん



仕事もコツコツこなして、日本人にも認められて、ミュンヘンへ。タイ人エンジニアがドイツ工場の駐在員になるのは、とても大変なことです。指導者として行くので。この会社は結構大きな自動車関連部品のメーカーです。タイに先進的な設備を導入していて、その横展開ということで、ドイツにも展開したそうです。




頼りない彼女でしたが、久しぶりに会って、大変違った印象を持ちました。ミュンヘンで会社が最初借りてくれた部屋は、70歳のドイツ人おばあさんとのルームシェア。夜9時以降に料理を作ってはダメ。水道の音がうるさいからとか、朝はタイ料理を食べてはダメ、匂いがきついからとか、大変な目にあったそうです。おばあさんは絶対に英語を喋ってくれなかったそう。




会社では、ドイツ人工員にばかにされたそうです。ドイツには多くのタイ人女性がいるのをご存知ですか。ヨーロッパの国の中で、タイ人が一番多いのがドイツです。ドイツでタイ人女性というと、結婚するために来ているんだろうと思われるそうです。工員はあの手この手で彼女を誘い出すそう。「今度家でパーティーをやるから来ないか」と言われて行ってみると自分だけで、結局デートに誘われていたとか。電車に乗っていると、東海道線みたいに向かい会う席で、本を読んでいたら数人のドイツ人男が回りに座ってきたそうです。まわりはガラガラで席はたくさんあいているのに、わざわざ彼女のところに。そのうち一人が、足を伸ばして彼女の膝に足を乗せてきたそう。彼女は英語で、「足をどけてくれますか。」と聞いたそうですが、どけてくれなかった。で、彼女のとった行動が凄い。自分も足を伸ばして、相手の膝の上に乗せてやったと。これには、相手も驚いたそうです。女性一人でさぞかし怖かったと思います。




今はフィンランド人のボーイフレンドがいるそうで、年末には結婚すると言っていました。フィンランドの彼の両親には、挨拶に行ったそうです。フィンランドはいつも暗い、なかなか太陽が出ないと。だから、心の問題のある人も多いのだそうです。(その点、タイは晴れの日が多く、爽快です!)




ボーイフレンドは博士号をもった凄い人だけど、彼女より給料が低い。それもかなり低いので、それが悩みだと。彼女は駐在員ですから、給与は物凄い額でした。私が日本で働いていた時よりも、かなり多い金額でした。でも、50%は税金だそうです。残った金額の半分は、バンコクのお母さんに送っているから貧乏だとのことでしたが。




<余談ですが、>

彼女もこのままドイツにいることはないそうです。ヨーロッパでも、メーカーは容赦ないコストダウンを強いられています。生産ラインはドイツ国内から、ルーマニアへ。更には中国へ。彼女と話していると、生産拠点移転の切迫感というか、非常にスピード感を持ってやっているなという印象を受けました。メーカーもソフトウエア開発も、物を作るという点では言語による障害がないので、非常に厳しい競争にさらされます。ある人が、日本のテレビメディアに勤務する人の平均給与が1000万円を越えているのは、言語というどうしても取り除けない壁が日本にはあるからだ、と書いていましたがなるほどと思います。




バンコクにいる方が、知人と会う機会が多いというのも滑稽な話しですが、何より、バンコク出張、バンコク帰国で自分のことを思い出して、連絡を頂ける皆様に感謝したいと思います。