テーマ:ブログ
ジョンとポールという2人がいました。
ジョンは硬派で強靭な面をも持つけれど、実は心優しい人。社交的でないし、不器用だけど筋の通っている人。容姿はいいのにどこかあか抜けない、そこがまた魅力的でもあります。
ポールは抜群のセンスを持ち、目立ちたがりでやんちゃ、でも育ちのよさが伺え、甘えん坊でもあり、社交的で、かわいがられやすい人、そつがなく、いろんな人たちと仲良くなれる人。
そんな2人が出会って、意気投合して、裸一貫から事業を始めました。最初の数年こそ、全然うまくいかなく、ともに苦労をしたのですが、お互いに共通の夢をかなわせるため、貧乏を気にせず好きなことに熱中し、熱中するがあまりに時々衝突はするものの、まわりの人になだめられながらも、2人で素晴らしい作品を作り上げていきました。作品の発表をするのはジョンの役目、でもその作品のプロデュース担当はポールの役目でした
その後だんだん2人の作品が世の中に認められ、あっという間に頂点に立ちます。ただ、2人で作った作品なのに、立場上、どうしてもジョンのほうが注目されていきます。ジョンは成功が自分だけ力じゃないこともわかっていたし、ポールの力が大きいことも十分わかっていたにもかかわらず、ポールは、ジョンが注目されることに不満がありました。
そしてビジネスが大成功を収め、今後もかなり期待されているにもかかわらず、2人は別々の道を進むこととなりました。発表の場では「別々の道を行きます」といいポールを見つめるジョン、そんなジョンから目を離し後ろを向いてしまうポール。あまりにも急だったため、いろんな憶測がとびかい、支持者を一時的に混乱させました。でも結局真実は本人達しか知らないことだろうし、本人達もはっきり語ろうとしないまま。
ただはっきりしているのはポールが言い出したってことだけ・・・
ジョンは最後の最後まで反対していたということだけ・・・・。
それから20年以上の年月がたちました。ポールもジョンもそれぞれ新たな事業を立ち上げ、2人とも成功しています。にもかかわらず、2人で作り上げた商品の価値は当時よりも上がり、20数年たっても彼らを支持する人たちから「また一緒に組んで、すばらしい作品つくりあげてよ!」という声が絶えません。2人がどんなに頑張って、単独でいい作品を作っても、常に「当時の作品」からの呪縛から逃れることはできず、それぞれにもがき、悩み続けたものでした。
ポールは、いろんな場所で当時のことを語り続け、ジョンのことを「永遠の恋人」と言ったり、メディアを通じてジョンとのことを語ることも多いです。ジョンは逆に当時のことについては沈黙を守っていました。当時の作品の事も、仲間だったポールの名前すら公の場所で言うことは20年間ほとんどなかったのです。
そんなころ、ジョンが当時の作品の個展を開くことになりました。ポールと作り上げた当時の作品を自分なりにアレンジしたものの発表。それを聞いたポールは公の場で「ジョンを責めるもりはないけど一緒にやりたかった。どうして声をかけてくれないのか」というような発言をしたからまたまた彼らの支持者の間ではこの話題でもちきりに!ポールがかわいそうだとか、ジョンは自分勝手だとか、せっかくだから一緒にやってほしいなどなど。
それから半年以上たった先日、ジョンはこんなことを言っていました。
「当時のことを話さないのは、別に当時のことにこだわっているわけではない、決して恥ずかしいと思っているわけではない。確かに誰にも触れさせたくないというか、自分も触れたくないっていうかそれはあります。別れるときにいろいろありましたからね。でもそれに対して負けてたまるか、なんとか負けまいとしてあがいてる姿が向上につながったから決して悪いことだけではない」と。
わたしはジョンもポールも好きなので、自分なりに両方の思いを勝手に解釈してみました。2人の発言や行動から、その裏に隠された何かを分析してみようと思いました。
思うに2人とも当時を愛していた気持ち、そしてそれを愛する気持ちは今でも同じなんだと思います。大きくなりすぎたゆえお荷物となっていた当時の呪縛を乗り越えようと、何十年かかって努力してきたのは確かです。でも今でも愛情を持っているのは変わらないはずです。今まで頑として当時の事について語らなかったジョンも、時々ではあるけれど当時のことやジョンのことも語っていたポールも、一緒に作り上げた作品、そして一緒にすごした時間を大切に思っている気持ちは同じだと思います。
おそらくポールは後先考えず、思ったことを口にしてしまっているのか。自分の思うまま素直に、どんな影響を与えるか、波紋をよんでしまうのか考えず、女々しくもある発言を簡単にしてしまうくらい、いつも頭の中に当時の思い出があるんでしょう。それだけ大切にしているんだろうし、愛情をもっているんだと思います。
逆にジョンは愛していたからこそ、大切だからこそ、簡単に口にするのを拒み、負けまいともがいて戦ってきた。その不器用さが時にはポール支持者からまたその他の支持者からも時として反感をかっていたんでしょう。それでも誰に迎合するわけでもなく、言い訳することもあえてせず、自分の中で大切に思い続けた事実
2人とも一緒に作り上げた「作品」を愛していた、そして今も愛していることに変わりはない。愛情表現の方法が違うだけで気持ちは同じなんだと思いました。
うーん、果たして本当にそうかな???
ここまで考えていて、何だかなぁ、しっくりこない自分の分析。
本当に2人はいまだに当時のことを、お互いのことを、愛して尊敬しあっているんだろうか?
これはただ単に昔の2人を崇拝していたわたしたちの理想であって、まわりの支持者が「そうあってほしい」と都合よく理由付けしているだけであって、実は彼らの発言の意味はもっと別のところにあるんじゃないのか?それとも言葉そのままでシンプルなんじゃないか?そうやって考えると面白いようにつじつまがあっていくんですよ。
ポールの、当時のことを話したり、ジョンの名前を出したりする行動は、むかしの栄光にすがっているだけだし、ジョンの支持者をも味方につけたいという現われ。ひとりでもやっていけると確信し、別れたのにもかかわらず、ジョンのカリスマ性あってのポールだったのかもという疑惑が自分自身の頭から離れず(決してそんなことはないんだけど)、ジョンの名前を出すことで話題を集めようとしている策略。
結局ジョンに嫉妬していて、いつまでたってもジョンの呪縛から抜け出すことは出来ない。「ジョンを責めるもりはないけど一緒にやりたかった。どうして声をかけてくれないのか」は結局まわりの同情を得ようとする、そんな作戦だったようにも思える。
最近はツイッターもはじめ、たくさんのフォロワーさんも得て、新しく彼を支持する人たちと交流し、「俺は優しい人、紳士的な人」ってイメージを与えようとしているけど、結局すべてがまやかしのような気がする。たとえば紳士を気取った素晴らしいツイートを100個しても、そのうちの1個がそういう女々しい内容だと、「やっぱりね、すべてはいいイメージを与えるための計算されたことなのね。」と思えてならない。
もちろん人間は誰も完璧ではなく、ずるい部分も持ち合わせているのが普通だと思う。その狡さ、女々しさがポールの魅力であることも事実だし、彼にも素晴らしい部分はもちろん数え切れないほど沢山あるし、新しい事業を成功させる才能はジョンに負けないくらいある。それなのに、なぜかジョンのことを話すポールには、彼をそういう行動に走らせてしまう女々しさ、ジョンをいまだに思い続けるいじらしさが、彼自身の評価を下げてしまっていることに本人は気づいていないようなんです。
そして反対にジョンの場合、公の場に出ることを極力避け、自分の作品のみで自分をアピール。当時のことに対して一貫として沈黙を守り、余計なことは一切言わない。ポールの支持者に批判されても、昔の2人を崇拝する支持者になんといわれようとも、批判が出ることを承知したうえで、それを受け入れる覚悟をして、自分の正しいと思ったことをやる。自分が悩みぬいた末に出す決断なら、たとえ間違っていてもいいと信じ、自分にウソを付かない人。まわりが彼に与えるイメージを気にしない、裏表のない人。
「当時のことにこだわっているわけではない、決して恥ずかしいと思っているわけではない。誰にも触れさせたくないというか、自分も触れたくないっていうかそれはあります。別れるときにいろいろありましたからね。」
この発言の真実は、
「まったくいつまで過去の話してんだよ?俺がこだわってるって?あの事業は頑張った結果認められたから恥ずかしい過去ではないけど、もう20年以上前の話だぜ。それに、俺が味わされた悔しい思いも知らんくせに、元メンバーも部外者も勝手なこと言うな!俺も思い出したくないんだ。」
なんていう本音が見えたような気がします。
正直、え~?25年も前の事、いまだに根に持ってるの?とかなり驚きましたが、逆に「もううんざりだぜ」って毒づいている正直な意見、評判をさげてしまいそうな発言ですが、筋が通っているから結局彼らしいな・・・と納得し、ずっと我慢していたんだね~とせつなくなってしまうんですよね。
ちなみにもうおわかりかと思いますが、わたしは基本的にジョンの支持者です。
でもね、同時にポールのことも人間らしくて憎めなくて目が離せないのも事実なんです(笑)なんかわたしに似ているんですよね。自分がどう思われたいか計算して行動してしまったりする。。。そんなとこ、人間臭くて子供っぽくもあり、ついつい仕方ないなあと思いながらも放っておけない存在です。
果たしてまわりの支持者の願うような日はくるのでしょうか?


