2011年3月11日の東日本大地震とその後の大津波、福島原発の事故。
この中でも(現時点では)犠牲者が一番多いのは、100年に一度、といわれている津波。
悲しいことではりますが、地震・津波は自然の脅威、ある意味では繰り返し起こる。
でも原発はそれらと本質的に異なる
自然界にないモノを人間が作り出してしまった、そこに本質的な脅威がある。
自然の中の一つの動物としての人間なので、大きな自然の循環の中に人間は存続する。
生まれてきた物は必ず寿命があり、そして消えていく。
森の大木のように、朽ちた老木は、肥料となり次の世代が育ていく。
”朽ちること”、これは輪廻の世界と同じ意味を持っているが、自然に戻りまた違う形でよみがえる。
その過程で、より環境に適合する姿や特性を持って進化していく。
自然にないものは自然の中では消滅したり、次の生命を生み出さない。
広島、長崎で、世界で唯一の被爆国、日本。
その国が、その原発の害にさらされるとは、知恵がない、といわれてもいたしかたない。
90%を原発に頼るフランス、それほどではないが、日本は発電の30%を原発に頼っている。
今回の震災で我々は再度、自然の中の一員であることを肝に銘ずるべき。
環境技術で立国しようとしていた日本。
自然エネルギー(太陽、風力、地熱、波動)の活用によるエネルギーの自給自足を自ら目指し、
その技術を、環境保全として世界に提供していく、
その姿を津波が早く実現するように、迫ってきたと思うのが、
多くに犠牲者の方々へのせめてもの報いではないか。


