私の今の関心は、既存のメディアではなく、ネットが伝えた今回の「イスラエルのパレスチナ・ガザへの攻撃」、「市民を巻き込むハマスの過激な抵抗」がどのように検証されていくかということ。

私の友人がいうように「そのうちみんな忘れてしまう」のか、私の主張のように「今回は違うのか」のか。

もちろん劇的になりかが変わることはないかもしれませんが、今回、ネットで伝わったものは、大きいように思います。

まるでいそぎんちゃくが手を伸ばしていくように空中で炸裂するイスラエルの爆弾。

民間人の殺傷を狙ったものでした。

国連の無力さは、改めて言うまでもありませんでした。

そしてアメリカのユダヤ国家ぶり。

民主党のオバマ大統領の登場で、かつての中東和平の第一歩を作ったカーター大統領のことを思い出しています。

パレスチナの少年が投げる「石つぶて」はロケット弾に変わり、イスラエルの催涙弾は、殺傷力を持った爆弾(国際法で人に向かっての使用を禁止している白リン弾ともいわれています)に変わりました。

私たちの「目の前」で起こった惨劇を、やはり人は時間とともに忘れるのでしょうか。

それでも子どもたちの中に「憎しみ」だけは残ります。