今回の大統領選はやはりアメリカ国民にとっての救国選挙であったわけですね、この高投票率を見る限り、その気持ちが伝わってきます。
単にお祭りとして熱狂したわけではなく、やはりある閉塞感から潮目を変えてほしいという気持ちが強かったのでしょう。
そこの黒人で「変革」を叫ぶ大統領が登場したのですから、盛り上がっていったのです。
大統領が黒人か女性になったらアメリカは滅亡するという予言を聞いたことがあります。ある宗教団体がいっていたことなのですが、たぶん、そうしたことも今回言われたと思います。
それでもオバマ大統領が誕生する。
これはやはり、大きな変化が「あれよあれよ」という間におきますし、日本には世界に「お金と人材」を出せという圧力が強くなるでしょう。
いや今回はむしろ「人」はいらないから「お金」を出せでしょう。
日本はまた国家戦略もなく、いわれるがままに「拠出」するのでしょうね。すぐに始まるサミットが見ものです。
主張しないから、そうなるのです。
今は日本の新聞を読んでいても世界の空気は伝わってきません。
英語がよめればNEWYORK TIMESのような英語サイトを、だめでもニューズウィーク日本版とかCNN.co.jpとかロイター日本語を見てみると雰囲気がわかります。
さてどうなりますか。