[本] 共喰い
テーマ:本,映画
■ 共喰い / 田中 慎弥
たまには新鮮な本も読みます!
表題作と『第三紀層の魚』、中編(かな?)2編収録。
昨年末だったかの芥川賞受賞の際に話題になった著者ですが、いきなりポッと出てきたわけではなく、その時点ですでに数々の受賞歴をお持ちの方です。
私が関心を持ったのもその「話題」に関する記事がきっかけだったのですが、実際の著者はけっしてエキセントリックな人物ではなく「真面目で素直で、腰の低い人」だという風に書かれていたと思います。
さあ、そして読んでみた感想。
二話とも長い小説ではないが文体に小難しい感じはあり、やや読みづらい。
特に表題作は、抽象的な描写が多いため物語に入り込みにくかった。極めて特殊な主題にピンと来なかったせいかもしれない。
むしろシンプルな『第三紀層~』のほうにはすんなり入れました。
それでも『共喰い』中の一部の特殊さを除けば、どちらも一昔前の田舎町を舞台にほのぼのとした暮らしを描く素朴なお話であります。
「真面目で素直」な人柄を感じ取ることは出来ました。
同じテーマの最新記事
- [本] 葉桜の季節に君を想うということ 04月23日
- [映画] ゲンスブールと女たち 01月22日
- [映画] 京都太秦物語 01月20日
- 最新の記事一覧 >>



