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2012-05-22 23:59:37

世間は総選挙かスカイツリーか?

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遂にその日はやって来た。

初めて押上の地にやって来た時は広大な空き地にダンプカーや操業していない工場が眼前に広がり、田舎生まれの俺にとって落ち着く街だった。

その時はまだ、新東京タワーは噂だけだった。

そして何か感慨に耽る余裕も無く過ぎる毎日にもタワーは着工し、ドンドン上昇していった。

俺は相変わらずの目的地が見えない、積み上げられなれない経験だけを広い集め、ようやく復活の炎が心に宿った金冠日食の翌日、遂にその日はやって来た。

千年先まで残るタワーって噂の、百式を超える建造物

世界最高の独立式電波塔。

東京スカイツリー

なんの運命か、東京タワーオープン時も雨だったそうだ。

夜明け頃から吹き荒ぶ風に雷鳴をミックスした悪くないオープニング。

今日登っても雨で何も見えやしない。

だいたい、墨田区民なのにタワー入場チケットが当たらなかった俺は展望台には登れないんだが!

だが!流行にあやかる癖が無い俺も、スカイツリーが倒れれば当たる位置に住んでる以上、名乗らせて頂く。

スカイツリー俳優 松本晋介

と。

そんなスカイツリー俳優 松本晋介の初仕事は昨日(5月21日)発売の週刊プレイボーイ。

スカイツリー効果で増え続けている

タワー丼

634ビール

とう大食い達が喜ぶテラ盛りグルメの助っ人だ!

一瞬の登場だが、メディアにスカイツリー俳優って名乗った男は俺だけである以上、東武さんに怒られ無い限りは名乗り続けよう。

自称してる以上、招かれざろうが、向かわせて頂く。

まあ、ただの観光客だよな……

だが、俺には嬉しい事がある。

俺の知る限り最高のハンバーガーチェーン、

クアアイナ

がソラマチにテナント入りするって事よ。

クアアイナを食べるには青山か台場に行くのが常だったが、徒歩10分圏内に来てくれるとは…

案の定、スカイツリーバーガーってデタラメなメニューが!

スカイツリーを名乗る以上、食さねば。

オニオンリングがゲイン塔を表現する俺の顔よりデカいバーガーを平らげ、ソラマチを散歩。

もひとつ驚いたのが水族館の料金。

入場料は二千円とまあまあだが、年間パスポートが驚きの四千円!

散歩がてら水族館に入れて、年間四千円は堪らない!

いや~……しかし今回の日記はただの観光日記にしかなんねぇな……

うん、みんな来てね!

そして週刊プレイボーイ買ってね!

それから出演映画、

サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者

絶賛公開中!

ただの告知になってすまない。

また面白い話があれば配信するよ。

あばよ!
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2012-05-22 23:27:47

数百年に一度を舐めすぎた!

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なる程、金冠日食のブームは尋常じゃない。

バイト先でグラスが売れるわ、売れるわ。

中にはバッタもんも出回り、消費者庁が警告を出したらしい。

だが、待てよ!

俺に言わせれば、数百年前にはサングラスなんか無いのに、サングラスじゃ駄目かどうか解らんじゃないか。

それに自宅に並ぶサングラスを見つめ思う。

別に日本の日差しじゃあ、黒い目じゃあサングラスなんて必要無いのに、メンインブラックやハンサムスパイに憧れて買い集めた無用の長物。

これじゃワナビーだ。

そんな活躍所が無いグラサンに活躍させるチャンスだぜ!

そう思い、頑なに日食グラス購入に中指を振りかざして来た。

当日の出発前。

素晴らしいニュースを観た。

ドリカムの時間旅行って歌があるらしい。

その歌詞に

「指輪をくれる?2012年の金冠食まで待ってるから。 とびきりのやつを忘れないでね。そうよ、太陽のリング……

と1999年の時点で歌っていた。

そして今日、入籍した旦那とライブでコラボしたらしい。

鳥肌の立つ話。

俺は朝日に負けない暖かい気持ちで外出した。

目的地は浅草、吾妻橋。

浅草側からアサヒビル、スカイツリーに並び、金冠日食を拝めるって寸法さ。

朝7時には既に人だかり。

誰もが金冠日食グラスを手に持ち期待に頬を赤くさせていた。

天気は若干の曇り空。

なかなかアートだな、と思ったのは、妊娠中のレントゲン写真をカメラ前にかざし、金冠と未来のベイビーのコラボを撮影しようと構える方々。

溶接用のアイガードで太陽を見上げる方々。

OK。

俺はお気に入りの大門警部と同じレイバンだ。

だが、グラサン姿の男は皆無、俺だけ。

構わない。

雲のフィルタープラス大門グラサンできっと完璧な金冠日食を拝める筈さ。

さあ時間だ!

目をいたわり、見上げなかったが、ちょうど金冠タイム!

それが判ったのは金冠オーディエン達のどよめき!

さあ、はじめまして、金冠の旦那!

見上げる俺。

ぐはぁ!

眩しい!

ビタ1ミリも見えやしない!

「眩しくて見えねぇ!」

叫ぶ俺に取材のカメラが向いた。

恐らく、

「消費者庁の言う事を聞かず、自己判断で失敗した墨田区の輩」

って見出しが脳裏をよぎる。

ちきしょう、涙で前が見えねぇ!

きっとまぶし過ぎただけだろう。

帰ろう……

うなだれた俺のズボンの裾を引く誰か。

イギリス人と思しきフランス人形のような少女がそっと俺に金冠グラスを渡してくれた。

ニコリと微笑む少女。

「さ、サンキュー!」

と、「火の鳥」デザインのグラスを目に当て見上げる!

見えたっす!

太陽のリング~!

有り難い。

有り難い話よ……

拙い英語で感謝を伝えレイバングラサンでの帰り道。

ドリカムより、金冠より、もっと暖かい気持ちで帰れたぜ。

今日も仕事頑張るぜ!

目に焼き付いた当分見れない太陽のリングを抱えてな。

フランス人形のような少女よ、300年後も吾妻橋で会おう!

さあ、明日はスカイツリー特集!

スカイツリー俳優 松本晋介がスカイツリーの魅力を伝えさせて頂きます。


後日談

職場の上司は普通に出勤途中、ふと空を見上げたら分厚い雲の向こうにバッチリ肉眼で太陽のリングを確認出来たそうだ。

目ぇ見開いても見えねぇモンは見えねぇんだけどな…
2012-05-22 22:46:35

麻布十番の圧力

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なあ、便利な時代じゃないか!?
最早俺もスマートフォン無しじゃ生活出来ないし、無数の情報が、イベントが目の前を通り過ぎ過ぎ去る一瞬前に手を伸ばし参加する。

既に本当に参加したかったのかも解らんと考える前にまた無数のニュース。

増える交友関係、増える交友と増えるアルコール。

気付けばロクに走れなくなり、走れない事実は想定外のストレスとなりまた飲酒量が増えてく精神救済の自転車操業。

誰もが潮時って言うが俺自身が結構前から気付いていた。

震災ボランティアなんて言いながら、本当はヤケクソだったんだ。

「いつかは抜け出す筈さ」なんてうそぶきながら抜け出す術のないバイトのルーチンワーク。

突破口と思い挑んだ映画の自主制作の最中に起きた巨大地震。

そういえば盛岡でも生放送中に地震が起きて番組自体が消えたな…そこから本当に自暴自棄に走り始めた。

原発が吹っ飛んだ以上日本に居場所は無い。

全く政府も情報も信じない。

だが信じられるのは所属事務所のボスだけだった。

同僚や知り合いが西に避難する中、ボスは力も財力もあるが東京に残り続けた。

だから俺はボスにボランティアに行きたいって頼んだんだ。

ロクに生きて来なかった俺は最期に人間らしい事をしたいって切に願ったんだ。

多分自殺に近かったと今では思う。

だがボランティア仲間にヤケクソな人間はおらず、長期レスキューを可能にするスキル、計画のある連中ばかり。

それを恥じる暇も無く続くレスキューに、無計画な俺の貯金は消えていった。

まあ、少しは何かしたって自己満足以上に一生もんの仲間は沢山出来たから後悔なんてしちゃいないが、結果、浴びまくった放射能にビビって飲んだくれ、たまに映画の仕事をすれば最終日にぶっこける。

流石にボスに「頑張ります!」って叫びながらも体が動かねー。

だが仲間は沢山いるもんだぜ。

足掻けば突破口はあるもんだ。

先ずは6年前にダンスをしてた時だ。

ジャングルジムに足を掛け足を顔面まで持ち上げる柔軟運動中に

バブチィ!

って尻からスゲェ音がした。

オナラかと思ったら尻の筋肉が切れていた。

数年間ほっといたが、知り合いの監督からのアドバイス。

「代々木駅の近くに“赤ひげ堂“って鍼灸院があるんだけど、古傷も治るぜ?」

ってな。

民間療法や伝統医療を神格化する癖のある俺は翌々日には

赤ひげ堂

に立っていた。

店内にはあらゆる記事。

その記事の中には愚地 克己のモデルになったスポーツ選手の名前も発見。

俺は一発で赤ひげ堂が気に入った!

弱りまくった体に刺さる鍼は控え目に言って脂汗が流れる経験だったが……

信じられねー!

右の蹴り脚が数年振りに上がった。

ちゃんと治そうとすればもっと早く治ったかもな。

そういえばボスに言われた

「自らの弱点(体作りだけじゃなく、口臭や体臭)を直すのは役者、と言うより大人として当たり前!」

端的に言えば俺は餓鬼だったって事。

30過ぎが気付く事じゃない。

気付く奴は10代で気付いていたろうな。

この数年、年下から「ダセエ大人だよな?」とか思われてた、と思うと鼻血が出る程恥ずかしいが、ここで尻尾を巻いちゃ生きた屍よ。

今から半年は体を治す(具体的には奥歯を抜いたり、鼻づまりを治療)と同時に体を日本のシュワちゃん並みに戻さなきゃな。

だが数年サボった俺が魔法みたいに復活する事は果たして可能なのか?

結論から言えば可能な可能性があった。

それは絶賛ブーム加速中の

加圧トレーニング。

数年振りに週プレのグラビアで観た深田恭子の激やせっ振りに痺れたが、加圧トレーニングが背後にあるって情報を掴んだ俺は、しかし加圧トレーニングジムには行かなかった。

確かに入って来た情報の表面を眺めただけで手を伸ばさなかった。

だがボスも含めて現在実行中の方々は周りに多い。

忘れちゃいませんよ、ボス。

情報を眺める毎日は終えて変える為に実行し続けなきゃ、ですよね。

今回は迷い無く一番近い人間に加圧トレーニングが出来る場所を教えて貰った。

麻布十番。

アザブシュバーン

って言えばフレンチに聞こえるハイソシティー。

実際町を歩けば、レクサスオープンカー、ベントレーが500m置きに停車し、たまにバイクだ!って振り返ればドヴカティよ。

いわゆる金持ちの種類が違う。

思わず自分のシワだらけTシャツを見て溜め息を吐いてしまうが、仕方ない。


そう、これから行く加圧トレーニングはそんな加圧器具を取り付ける前からプレッシャーを感じる加圧シティー。

しかし街はそんな気持ちはサラサラ無く俺が勝手に引け目を感じてる過ぎない。

堂々と歩こう!

そしてやって来た

その名も

「掌道」

地下鉄 麻布十番駅出口付近の一等地。

大理石が綺麗なビルの四階。

ん?

加圧トレーニングジムってよりアロマテラピーって柔らかい雰囲気の入り口だな。

聞けば掌道は加圧トレーニング意外にも鍼灸、マッサージも可能って事。

そして俺の加圧トレーニング担当は

ジョー

名前に対し体はゴツいが笑顔が素敵な先生だ。

早速加圧開始!

お、お?………おぉー!

腕が痺れる!

そしてスタローンの腕のようにパンプアップする!

スゲェ!

元々加圧は筋力抜群の方が正座で足の痺れが切れた際に

「この感覚……数時間稽古した時と同じ……よし!この痺れをトレーニングに取り入れよう!」

と開発されたそうだ。

そして筋力アップだけの効果では無く、成長ホルモンもブワ~!って噴き出すそうだ!

何だか体が疼く。

一時間余りのトレーニングを終え、渋谷で用事のあった俺は試しに麻布十番から渋谷まで3,9km。

ゆっくりとしたペースから、自然と早く走りたくなる。

せっかくだから六本木ヒルズの階段を駆け上がり、映画館まで登り、下り、246を疾走する!

走れるよ!

走れるって酔っ払って叫んでる10倍は気持ち良い!

ただのプラシーボ効果かも知れない。

だが、赤ひげ堂の鍼と掌道の加圧、そして道を教えてくれた友人が居なきゃ、スタッカーズのライブがなきゃ今、走れていないだろう!

有り難うエビバリ、ファザー、マザー!

放射能に、偶然の悪運にビビってる場合じゃねぇ。

さあ、今週は金冠やらスカイツリーやら大変だが、ビシっと鍛えるぜ!

次回は金冠日食のちょっと良い話。

アバヨ!

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