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少林拳対武当拳

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すみません最近、ブログ更新がんばれませんでした。

で今回はタイトルからは分かりづらいのですが、一部で妙に好評な「変な武器」シリーズです。



舞台は清朝、武林二大派閥の少林派と武当派。
少林派は「反清復明」を掲げ、武当派は清朝の手先となり、対立する両派の闘いを描くストーリー。



少林拳対武当拳

原題:少林興武當
英題:Two Champions Of Shaolin

製作年:1980年
製作国:香港
監督:チャン・チェ
出演:ウォン・リク、スン・チェン、チアン・シェン、リュ・フェン、ロー・マン、ワン・リー、、チャン・チェンほか

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予告編



さて、お待ちかねの「変な武器」ですが、名前を「流血飛刀」といいます。
パッと見は曲がった投げナイフなのですが、これが飛行中に軌道が変化して物影にかくれても当たってしまうという特殊武器で、刀本体の曲がり方も含めてブーメランみたいにして使うものだと思っていただければかなり近いと思います。

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若干ネタばれかもしれませんが、先にこの「流血飛刀」を持ち出したのは武当派側。
武当派「流血飛刀」の使い手は、なんと血滴子(空とぶギロチン)の使い手でもあったそうですが、作中ではなぜか「流血飛刀」を選んでしまったため敗北してしまいます。

どうせ実在しない武器なら、ギロチン選んでれば勝ってた展開なのにねえ。(笑)




血滴子(フライング・ギロチン)同様、特殊な訓練を要する武器なのであまり使い手はいないらしく、そうなると今度は少林派の「流血飛刀」使いが厄介になった武当派は・・・というのが序盤のストーリー展開。



復習の連鎖と思いもよらぬ裏切りや奇妙な友情、そして変な罠!(笑)
さすがチャン・チェと唸らせる面白さは、「変な武器」的な視点ではなくまっすぐなカンフー映画としてお勧めであります。


おなじみのこんな面々が大活躍!
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で、ちなみになんですが似たテーマの映画が(しかもチャン・チェ監督作品で)ありまして、こちらも面白いのですが続けてみると脳内で内容が混ざる可能性がありますので、できたら別々に見てください。
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こっちもいずれ紹介できたらとは思っておりますが、今回は簡単目ですみません。




変な武器度  ★★☆☆☆
隠れた名作度 ★★★★★


総評:これはお勧め。
以前ちらりとお勧めした「五毒拳」同様内容で見せる本格派。





どこか憎めない突っ込みどころもちゃんと残してあり、アクションもいい感じ。