【芸術家(げいじゅつか)は芸術活動を行い、またそれが社会的にも特に認められた人を指す。アーティスト、アーチストとも呼ばれる。】
皆さんは「バンド」というものをご存知であろうか?
楽曲を演奏する集団のこと。
僕は今まさにそのバンドのメンバーの一人である。
今日はそのバンドについて、もう散々に話し倒してやろうかな、と思う。(笑)
大抵、バンドブームというのがやってくるのは個人的には小学校高学年~中学、高校辺りの時期なんじゃないかな、と思っている。
僕は中学生で火が付いたタイプ。
とにかくその時期は何故かバンドが流行る。
音楽に限らず、遊び、恋愛、プライベートな時間、自分も周りも、より刺激的なものを求めていたような気がする。
そしてはじめて、聞いたこともないような「音の嵐」と出会う。
「バンドサウンド」
苦情や迷惑なんてお構いなし、リハーサルスタジオは自宅、そこで出せるだけの音量でガンガン演奏する。
それが日課だった。(笑)
練習もしない、打ち合わせもない、追求していたのは快楽だけだったと思う。(笑)
誰もが自分に酔ってたし、世界で自分が一番カッコいいと思っていた。
そんな時代を経て、上京。
「よく上京して来たね」とか「凄いね」みたいなことをよく言われるけど、ただやりたい事をやりに来ただけだし、根本は「遊びに来た」って感じ。
もちろん「音楽」でね。
自信もあったし、何でも出来るって思ってた。
それは今も変わってないかな。
すごく生意気な奴だったね。(笑)
日本のバンドシーン、どの業界もそうだけど、偉大な先輩や感謝すべき恩人方の支えがあって全てが成り立っている。
僕も沢山の方々にお世話になってきたし、今も多くの方々に支えられ、感謝の気持ちが途絶えない。
「売れるバンドとは何か?」
永遠のテーマだ。
「夢とは?希望とは?幸せとは?」
こんな言葉を聞いた事がある。
「幸せは追いかけるんじゃなくてついてくるもの」
自分の後ろにある影のようなもので、他人のものは掴める、でも自分のものは掴むことが出来ない、幸せってそんな存在なのかもしれない。
そもそも
「売れる」
と
「売る」
この二つの言葉、似ているようで全く意味が異なる。
「売る」というのは数字や結果を「追いかける」ことであって「売れる」というのは物事の行いに対して「ついてきた結果」であるような気がする。
両者共にとても重要な事だとは思う。
しかし、今一度振り返ってみたい。
バンドとは何か?
良い音楽を作ること?メッセージを伝える?CDを売ること?集客を増やすこと?金持ちになること?
ある先輩からこう言われたことがある
「バンドを売ろうと思ったらバンドは売れない、売れるバンドは勝手に売れるし、売れることが当たり前だと思ってる、だから不安も恐怖もない、あるのは才能と自信だけ、好きな事をやれ」
この一言が深く心に突き刺さった。
学校に行って、全校生徒全員で朝礼をしているわけじゃない、同じ時間に同じ場所で同じ給食を食べているわけじゃない、僕がやっているのはバンド。
バンドは学校じゃないし、担任も校長もPTAもない。
自分が唯一無二絶対の規律。
バンドが創造するもの、自分の産物、これが全てであり、それが絶対だと思う。
顔色を伺う必要はない。
相手に合わせる必要もない。
自分の価値を下げるという事は借金を背負うようなものだ。
そんなことより自分の良い部分を伸ばすことに時間を使った方がよっぽどいい。
同じ教室で何10組というグループと競い合うより、学校の屋上で1グループだけで勝手に演奏してた方がいい。
自分を見失いたくない。
右向け右、左向け左の日本、そうなってしまうことも仕方がないのかな。
ルールもある、柔軟性、対応力も求められる。
でも、肝心なのは、いつどんな時も一人きりの戦闘の連続であるという事だと思う。
たった一人の瞬間にその人の器が試されるし、人間性が浮き彫りになる。
バンドはその「一人きりの戦闘」の集合体。
売れるのも良し、売れないのも良し、どっちでもいいと思う。
自分を持ってさえいれば別にそんな事はどっちでもいい。
確固たる自分さえあれば。
バンドがありアーティストがいる。
売る、売らないって話の専門はビジネスマン。
別物だと思う。
僕はこれからも好き勝手にやるし、心から音楽、そしてSHINTAROを楽しみ続けたい。
妥協に流され、自分自身の限界を避け、守りに入ってしまう、堕落したお遊戯へと変わり、命を恐れて、人生に脅え、死を捧げられなくなったその瞬間、自分にとってのバンドという我が身の細胞の灯火を消すつもりでいる。
五十音
あかさたなはまやらわをん
僕は「あ」からではなく、真っ先に「ん」から言ってやる。(笑)
それがバンドだ!!
From SHINTARO