華籐えれなさんの初X文庫ホワイトハート作品です。
物語は何年か前に書かれたものだそうです。
素敵なお話なので、出版されて良かった~♪

舞台は20世紀後半のロシア。
当時の社会情勢や、
マフィアが絡んでくるスリリングな要素もあり
読んでいるとハラハラしてしまうのですが、
えれなさんだから大丈夫だと信じてたので
安心して読めました((・´∀`・))ンフッ♪

そして、えれなさんらしい情景描写がとても美しかった。

キャラクターも攻も受も私の好み!
特に受が印象的なのです!

絶世の美貌でを持ち、
高慢な女王様気質を見せたり、
色っぽいビッチな面を見せたりしながら
その実、芯の強い男なのです。

一途に攻を想い続ける姿は健気受とも言えるのだけど
それを相手にはなかなか見せない
気の強さというのがいいのですよ~((・´∀`・))ンフッ♪

初回限定で小冊子(実はペーパー)付き!

白夜に青い花 著者:華籐えれな イラスト:高階佑
X文庫ホワイトハート BL小説 2013年10月
★★★★
白夜に青い花 (講談社X文庫―ホワイトハート)/講談社
¥662
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
外交官ほの海翔は語学研修にやってきたソビエトで、美しいロシア青年、イリヤと出会った。 彼の絵には自由と愛を渇望する想いが込められていた。 海翔はイリヤに魅せられ恋に落ちるが、愛した男はソビエトのスパイだった。 人を愛する気持ちもエリートへの道をも失った海翔は、復讐を誓う。 そして7年後、陸軍大佐となったイリヤと再会。 憎しみを晴らす機会がやってきたのだが……!? ◆


感想は読メからコピペしたものに少々加筆修正しています。

ロシア舞台のえれなさんらしい世界観の物語なので
浸りきって読んでました!

再会モノの復讐劇かと思いきや、
ロシアンマフィアと日本の外交官の
武器と薬の裏取引というきな臭い背景に。

イリヤ視点の後半では、
裏切りの過去があるうえに
立場上、本心を明かせず、
海翔と再び心を繋ぐことができないのが
もどかしくもあり切なくもあり。

イリヤ視点の為、
海翔の心情変化がわかりにくいものの
表情と会話から伝わってくるので想像しながら読んでました。

終盤の海翔視点で、もっと掘り下げてあったら
よりわかりやすかったかと。

あと、ホワイトハートにしては
Hが多めだなぁと感じたりもして(笑)
最近のホワイトハートはHに関してゆるくなってきてるのかな?w

初回ペーパーは甘さもあり、楽しさもある後日談。

イリヤの相撲と歌舞伎の表現に吹いた!(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ

そして、高階佑さんの表紙絵にうっとり~♪
えれなさんの世界に高階さんの絵ってぴったりですよね!

イリヤが美しくてため息が出ます。
しかも7年後のイリヤなので軍服姿ですよ!
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ

海翔もカッコいいですよねー!(〃д〃)きゃ~♪
ただ、ちょっと海翔が私のイメージとは違ったかな?
物語ではもう少し大人っぽくて精悍な印象を受けたので。
でも、カッコいいからヨシ!←

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