えれな作品積読崩し3冊目。
2007年刊のリンクスロマンス作品です。
2段組ですよ~

あとがきに「異国ロマンスシリーズ第三弾」
(シリーズはそれぞれ読み切り)
とありますが、第2弾は『マスカレード』ですよね?
そちらのあとがきにも
「外国人と日本人のエキゾチックロマンス第2弾」で、
シリーズ次回は上海となるとありますので。

じゃあ第1弾はなんだろ?
『サウダージ』かしら?

上海夜啼鳥(シャンハイナイチンゲール) 
著者:華籐えれな イラスト:真生るいす

リンクスロマンス BL小説 2007年7月
★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
革命により、家族と言葉を失い、上海の娼館で男娼として働く小鈴。 ある夜、尊大で冷たい雰囲気の建築士・相馬篤彦に買われ、そのまま身請けされる。 娼館の経営者である李に逆らえず、戸惑いながら相馬と暮らし始めるが、喋れない自分の気持ちを理解しようとする彼の優しさに次第に惹かれていく。 そんな中、李から相馬の手がける設計図を盗めと命じられる。 相馬を裏切りたくなかった小鈴だが、自分は相馬が日本に残した妻の代わりでしかないことに絶望し…。 ◆


感想は読メからコピペしたものに少々加筆修正しています。

日本人建築士×元ロシア貴族の男娼という年の差カプ。

小鈴は心の傷により口が利けないうえに
日本語がわからないふりをしているため、
お互いを理解したいと思っている二人なのに
誤解があったり気持ちが伝わらなかったりと
もどかしくて焦れます。

健気受の涙モノになりそうな素材だけど、
攻の相馬が不躾な物言いの不器用なヤツだったり
受の小鈴が外見を裏切り実は気が強かったり口が悪かったりなので
ジメジメ感がなくてよかった。

終盤の李に関しては少し疑問だったけど
彼もまた何か重いものを抱えているようで気になります。

私の萌えツボには李が一番ハマりそうな予感がするので
是非とも彼のお話が読みたいんですが。

あとがきには翌年スピンオフ発表とあるんだけど、
彼の話は出てるのかな?
ググってみたけどそれらしきものが見つからなくて。
もしかしたら雑誌掲載のみだったりして?

ノベルズ出てるなら読みたいんだけどな~

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