椹野道流さんの『メス花シリーズ』第9巻です。
やっと新刊に辿り着きました!
安定のラブラブカプなので安心して読めます。
この巻では、カプに関してではないエピでボロ泣きしましたが。
タイトルがまさにぴったりだなと思えるお話でした。
心温まるエピソードはこの巻にもたっぷり。
【関連レビュ】
☆メス花
右手にメス、左手に花束 君の体温、僕の心音
耳にメロディー、唇にキス 夜空に月、我等にツキ
その手に夢、この胸に光 頬にそよ風、髪に木洩れ日
僕に雨傘、君に長靴 月にむら雲、花に風
☆いばきょー
茨木さんと京橋君1 2
☆まんちー
楢崎先生とまんじ君 楢崎先生とまんじ君2
お医者さんにガーベラ お花屋さんに救急箱
働くおにいさん日誌
∟番外編
僕の主治医 (2011プラチナBOOK01)
故きを温ね、新しきを知る―右手にメス、左手に花束9―
著者:椹野道流 イラスト:鳴海ゆき
シャレード文庫 BL小説 2012年4月
★★★★
死ぬまで……いや、死んでも、お前だけやで (帯)
◆あらすじ(裏表紙)
師走のとある夜。 篤臣はいつになく沈んだ様子の江南から、消化器外科に来たポリクリの学生に手を焼いていると聞かされる。 学生の名は板倉祐二。 今風の容姿にそつのない振る舞い、しかし板倉の本質はモラトリアムという楢崎の言葉に、臨床の現場でいつか問題を起こすのではと篤臣たちは案じていた――。 一方そんな心配をよそに、もう一人の消化器外科医には春が。 見たことのない大西の姿に驚きと失笑を禁じえないものの、同時に様々な人生の節目に立ち会った江南と篤臣は、結婚の誓いを思い返し――。 ◆
実習に来た学生・板倉が引き起こす深刻な問題を軸に、
篤臣が指輪をなくしたり、大西の恋バナがあったりでこの巻も楽しめした♪
板倉が問題を起こす前、彼の印象は、
「態度はでかく、ふてぶてしく、そのくせ頭がいい…」
読んでてナギも、「あ…」と思ったのですが、
直後、篤臣が吹き出してます∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!
うんうん、学生の頃の江南にそっくりだよねーw
そして、篤臣たちが大学のアルバムを見る流れになり、
楢崎の意外な過去も明らかになったりしてますよ( *´艸`)ムプ
この巻のシリアス部分はとても重かった!
末期癌の患者への告知に関するお話では涙が溢れました。
ナギ、母を3年前に癌で亡くしているので、
当時の迷い(結局告知はしませんでした)を思い出して涙が止まらなかったけど、
作中のキャラのセリフに救われた気がして心が少し軽くもなりました。
椹野さんに感謝なのです。。。
篤臣と江南と彼らに関わる人たちとの日常に
様々な題材を盛り込んで読ませてくれるこのシリーズ、
毎巻何かしら心に響くものがあり満足して読了できます。
だから9巻目でもちっとも飽きないw
BLを読んでいるというより、医療モノの連続ドラマを観ている感覚。
だからなのか、このシリーズに関しては二人のHは朝チュンでもいい!
Hに至るまでの二人の毎度のやりとりで笑かされつつ、
甘々なのは十分伝わってくるしw
今回のこの本のお話は、思い出を振り返ることで、
今現在の自分の変化や成長を感じ取る。
そしてそれは、けっして一人でなしえたことではなく、
人と人との繋がりがあればこそというのが伝わり、心がほっこりしました。
このシリーズ、まだまだ続いてくれるといいな!
安心して読めるシリーズっていうのも嬉しいのです♪
ペーパーが付いてました。
板倉がその後どうしたのか気になってましたが、
ペーパーの方でそれがわかります。
ポリクリで法医に行ってるようです。
元気そうでした!
彼もきっといいお医者さんになるんだろうな(*´∀`)
≪椹野道流作品INDEXへ
やっと新刊に辿り着きました!
安定のラブラブカプなので安心して読めます。
この巻では、カプに関してではないエピでボロ泣きしましたが。
タイトルがまさにぴったりだなと思えるお話でした。
心温まるエピソードはこの巻にもたっぷり。
【関連レビュ】
☆メス花
右手にメス、左手に花束 君の体温、僕の心音
耳にメロディー、唇にキス 夜空に月、我等にツキ
その手に夢、この胸に光 頬にそよ風、髪に木洩れ日
僕に雨傘、君に長靴 月にむら雲、花に風
☆いばきょー
茨木さんと京橋君1 2
☆まんちー
楢崎先生とまんじ君 楢崎先生とまんじ君2
お医者さんにガーベラ お花屋さんに救急箱
働くおにいさん日誌
∟番外編
僕の主治医 (2011プラチナBOOK01)
故きを温ね、新しきを知る―右手にメス、左手に花束9―
著者:椹野道流 イラスト:鳴海ゆき
シャレード文庫 BL小説 2012年4月
★★★★
- 故きを温ね、新しきを知る <右手にメス、左手に花束9> (二見シャレード文庫)/椹野 道流
- ¥650
- Amazon.co.jp
死ぬまで……いや、死んでも、お前だけやで (帯)
◆あらすじ(裏表紙)
師走のとある夜。 篤臣はいつになく沈んだ様子の江南から、消化器外科に来たポリクリの学生に手を焼いていると聞かされる。 学生の名は板倉祐二。 今風の容姿にそつのない振る舞い、しかし板倉の本質はモラトリアムという楢崎の言葉に、臨床の現場でいつか問題を起こすのではと篤臣たちは案じていた――。 一方そんな心配をよそに、もう一人の消化器外科医には春が。 見たことのない大西の姿に驚きと失笑を禁じえないものの、同時に様々な人生の節目に立ち会った江南と篤臣は、結婚の誓いを思い返し――。 ◆
実習に来た学生・板倉が引き起こす深刻な問題を軸に、
篤臣が指輪をなくしたり、大西の恋バナがあったりでこの巻も楽しめした♪
板倉が問題を起こす前、彼の印象は、
「態度はでかく、ふてぶてしく、そのくせ頭がいい…」
読んでてナギも、「あ…」と思ったのですが、
直後、篤臣が吹き出してます∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!
うんうん、学生の頃の江南にそっくりだよねーw
そして、篤臣たちが大学のアルバムを見る流れになり、
楢崎の意外な過去も明らかになったりしてますよ( *´艸`)ムプ
この巻のシリアス部分はとても重かった!
末期癌の患者への告知に関するお話では涙が溢れました。
ナギ、母を3年前に癌で亡くしているので、
当時の迷い(結局告知はしませんでした)を思い出して涙が止まらなかったけど、
作中のキャラのセリフに救われた気がして心が少し軽くもなりました。
椹野さんに感謝なのです。。。
篤臣と江南と彼らに関わる人たちとの日常に
様々な題材を盛り込んで読ませてくれるこのシリーズ、
毎巻何かしら心に響くものがあり満足して読了できます。
だから9巻目でもちっとも飽きないw
BLを読んでいるというより、医療モノの連続ドラマを観ている感覚。
だからなのか、このシリーズに関しては二人のHは朝チュンでもいい!
Hに至るまでの二人の毎度のやりとりで笑かされつつ、
甘々なのは十分伝わってくるしw
今回のこの本のお話は、思い出を振り返ることで、
今現在の自分の変化や成長を感じ取る。
そしてそれは、けっして一人でなしえたことではなく、
人と人との繋がりがあればこそというのが伝わり、心がほっこりしました。
このシリーズ、まだまだ続いてくれるといいな!
安心して読めるシリーズっていうのも嬉しいのです♪
ペーパーが付いてました。
板倉がその後どうしたのか気になってましたが、
ペーパーの方でそれがわかります。
ポリクリで法医に行ってるようです。
元気そうでした!
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