高永ひなこさんの個人同人誌です。
氏の著作である『恋する暴君』のパラレル漫画。
本編が連載中なので、そちらに影響しないように、
完全なるパラレルワールドです。
それがまた楽しく切なく…。
本編のレビュはコチラ↓
恋する暴君１
２
３
４
５
ある日、森の中。１～４［恋する暴君］番外編 著者：高永ひなこ
ANAGURANZ 同人誌
３のみR-18です。
半分以上Hシーンだもの( *´艸`)ﾑﾌﾟﾌﾟ
１から４までお話が続いています。
宗一は狼（群れのボス）、森永はクマという設定。
もうここから既にパラレルですね。
銀色の綺麗な尻尾を持つ狼に
ずっとずっと憧れていたクマ。
ある日、狼がボス争いに敗れ
瀕死の重傷で倒れているのをクマが発見。
自分の巣穴に連れて行って、献身的な看病をします。
狼が何を食べるのかがわからず
森の小鳥に教えてもらい
慣れないながらも必死で狼の好物を狩り、
噛む力もない狼のために口移しで食べさせ…。
クマの看病の甲斐あって元気になった狼は、
クマに別れも告げずに出て行ってしまいます
（この辺が宗一だなぁｗｗｗ
自分が狼の餌を捕まえに行っている間に、
狼が出て行ってしまったと知り、
寂しさから脱力するクマに雪が降りかかります。
クマは、狼の看病に明け暮れ、
自分の冬眠の準備をしていませんでした。
もう餌の木の実もほとんどなく、途方にくれるクマ。
そこへ狼が群れの仲間を連れてきて
今度は狼がクマの面倒を見始めます。
と、いう感じでお話が続いていきます。
狼もクマも、宗一と森永の性格そのものだし
二人の関係性もちゃんと出ていて、読んでて楽しい。
お話はコメディではなくシリアスタッチで進みます。
狼を想うクマの気持ちがとっても切なくて。
狼の、クマに対する気持ちが少しずつ変化していくのも
ちゃんとえがかれています。
Hシーンは、暴君の雰囲気ありますね～。
傷が完全に癒えてなかった狼に
薬草を塗ってるうちにクマが欲情。
そのまま狼を押さえ込んでヤっちゃいます
（これが森永らしいｗｗｗ
Hシーンも切なかったです。
クマに喰われるんじゃないかと怯える狼。
でもクマは自分の欲情を抑えられず…。
終わった後の狼のセリフが宗一そのものだなぁと思いました。
４のクライマックスも胸が締め付けられました。
やっぱり宗一と森永だわと…。
本編の暴君も大好きですが、このお話も大好き！
買ってよかった♪
狼とクマでほのぼのしたのも読みたいなぁ(*^▽^*)
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