華籐えれな氏の新刊です!
シチリアーノですよ~ラテン系ですよ~
黒髪に褐色の肌の攻めですよ~
そして
色白で神秘的なロシア系ハーフですよ~
聖職である神父受けですよ~
シチリアマフィアですよ~
神学校ですよ~
もう萌え要素てんこ盛り!(*´д`*)ハァハァ…
この聖なる束縛に―サン・カルチェラート
著者:華籐えれな イラスト:実相寺紫子
ムービック ルナノベルズ BL小説 2009年12月
★★★★
ルナノベルズの創刊ですね~!
アニメイトでは創刊記念にSSペーパーがついてました。
◆あらすじ
もう消えてしまいたい――ローマで神父になるため学んでいた透真は、性的な虐めが横行する神学校に絶望していた。そんな時、偶然出逢った一人の刑事。「私なら逃げない」そう言う彼の強さに透真はどうしようもなく惹かれ、神への背徳だと知りながらも愛を教えられ淫らな逢瀬を重ねていく。 だが突然マフィアの抗争に巻き込まれ、ようやく気付く……すべては彼の罠だったと。 彼は刑事ではなく、組織の人間なのか!? 複雑に絡み合う愛憎の鎖に囚われた二人の運命は――。 ◆
いやぁもう華籐えれなの耽美な世界を満喫しました!
華籐氏はスペインやアルゼンチンといったラテン系がお好きなようで
そういった国が舞台の作品も結構多いのです。
陽気なラテンではなく、
裏社会の物悲しく官能的な雰囲気を描くのが上手い。
華籐氏の情景描写、この作品でもとても美しいです。
前半はローマ、後半はシチリアが舞台になるのですが
華籐氏の文章を読んでいると
どこからか音楽の旋律が流れてくるような気がします。
そして、今回は
シチリア島でしか実らないという
血の色の果肉のブラッド・オレンジが小道具として使われてます。
血の色の果汁が滴るブラッド・オレンジを剥いているシーンからスタートするのですが
それを読んだだけでもう華籐氏の世界に引きずり込まれました。
美しく華奢で儚げな透真は
男たちの欲望の対象にされてしまい絶望するのですが
それを救ったのは、
死のうと思って登った展望台の手すりから見下ろした
夕焼けに染まるローマの美しい風景だったのです。
その時に、攻めと出会います。
「もう一度声をかけてきたらお前を抱く」
何者なのかもわからない男に、そう言われ
それでも彼を探してしまうんです。
シチリア人である彼は、
南イタリア人種特有の、
褐色の肌と黒い髪、黒い瞳を持つ
男性的で危険な香りの影のある男。
でもそんな彼から受ける優しいキスや愛/撫に
傷ついた透真の心は安らいで
彼の腕の中にいる時間がとても温かくて
身体を重ねるごとに彼を愛してしまう透真です。
それは透真を透真のままで受け入れてくれたのは
彼が初めてだったからというのもあるようです。
神を裏切る行為に身を焦す後ろめたさと
それでも自分の気持ちを抑えられない苦悩。
そんな透真を悲劇が襲います。
その後はシチリアに舞台を移し
シチリアンマフィアに絡むお話になっていきます。
攻めは敵なのか味方なのか
自分は攻めを愛しているのか憎んでいるのか
攻めにとって自分はいったいなんなのか
さまざまな疑問が渦巻く中で、
物語がドラマティックに展開していくのです~
華籐氏の濃厚で美しいエ/ロもた~~~~っぷり!
受けが神父ということだけでもエ/ロスですよね~
華籐氏の作品はほんと萌えさせてくれます!
大好きだーーーーー!
書き下ろしペーパーは、本編の後の話。
いじける攻めが読めますよ~
透真に振り回されてるかもwww
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シチリアーノですよ~ラテン系ですよ~
黒髪に褐色の肌の攻めですよ~
そして
色白で神秘的なロシア系ハーフですよ~
聖職である神父受けですよ~
シチリアマフィアですよ~
神学校ですよ~
もう萌え要素てんこ盛り!(*´д`*)ハァハァ…
この聖なる束縛に―サン・カルチェラート
著者:華籐えれな イラスト:実相寺紫子
ムービック ルナノベルズ BL小説 2009年12月
★★★★
- この聖なる束縛に―サン・カルチェラート (ルナノベルズ)/華藤 えれな
- ¥900
- Amazon.co.jp
ルナノベルズの創刊ですね~!
アニメイトでは創刊記念にSSペーパーがついてました。
◆あらすじ
もう消えてしまいたい――ローマで神父になるため学んでいた透真は、性的な虐めが横行する神学校に絶望していた。そんな時、偶然出逢った一人の刑事。「私なら逃げない」そう言う彼の強さに透真はどうしようもなく惹かれ、神への背徳だと知りながらも愛を教えられ淫らな逢瀬を重ねていく。 だが突然マフィアの抗争に巻き込まれ、ようやく気付く……すべては彼の罠だったと。 彼は刑事ではなく、組織の人間なのか!? 複雑に絡み合う愛憎の鎖に囚われた二人の運命は――。 ◆
いやぁもう華籐えれなの耽美な世界を満喫しました!
華籐氏はスペインやアルゼンチンといったラテン系がお好きなようで
そういった国が舞台の作品も結構多いのです。
陽気なラテンではなく、
裏社会の物悲しく官能的な雰囲気を描くのが上手い。
華籐氏の情景描写、この作品でもとても美しいです。
前半はローマ、後半はシチリアが舞台になるのですが
華籐氏の文章を読んでいると
どこからか音楽の旋律が流れてくるような気がします。
そして、今回は
シチリア島でしか実らないという
血の色の果肉のブラッド・オレンジが小道具として使われてます。
血の色の果汁が滴るブラッド・オレンジを剥いているシーンからスタートするのですが
それを読んだだけでもう華籐氏の世界に引きずり込まれました。
美しく華奢で儚げな透真は
男たちの欲望の対象にされてしまい絶望するのですが
それを救ったのは、
死のうと思って登った展望台の手すりから見下ろした
夕焼けに染まるローマの美しい風景だったのです。
その時に、攻めと出会います。
「もう一度声をかけてきたらお前を抱く」
何者なのかもわからない男に、そう言われ
それでも彼を探してしまうんです。
シチリア人である彼は、
南イタリア人種特有の、
褐色の肌と黒い髪、黒い瞳を持つ
男性的で危険な香りの影のある男。
でもそんな彼から受ける優しいキスや愛/撫に
傷ついた透真の心は安らいで
彼の腕の中にいる時間がとても温かくて
身体を重ねるごとに彼を愛してしまう透真です。
それは透真を透真のままで受け入れてくれたのは
彼が初めてだったからというのもあるようです。
神を裏切る行為に身を焦す後ろめたさと
それでも自分の気持ちを抑えられない苦悩。
そんな透真を悲劇が襲います。
その後はシチリアに舞台を移し
シチリアンマフィアに絡むお話になっていきます。
攻めは敵なのか味方なのか
自分は攻めを愛しているのか憎んでいるのか
攻めにとって自分はいったいなんなのか
さまざまな疑問が渦巻く中で、
物語がドラマティックに展開していくのです~
華籐氏の濃厚で美しいエ/ロもた~~~~っぷり!
受けが神父ということだけでもエ/ロスですよね~
華籐氏の作品はほんと萌えさせてくれます!
大好きだーーーーー!
書き下ろしペーパーは、本編の後の話。
いじける攻めが読めますよ~
透真に振り回されてるかもwww
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