怪しいゲームばかり出しているコーエー・テクモから満を持して登場した本作。

以前、どこかのサイトでスクリーンショットを見て、HUD周りから「ダークソウル」っぽいな という印象を持ったので購入。
えっそれだけ?と思うかもしれませんが、最近めぼしい新作が無かったので、時間つぶしのために買ってみましたが、結論としては、とてもおもしろいです。
本当にスクショ1枚しか見てなかったので、ストーリーも判らず、「事前情報無しで買うのも新鮮だな」なんて思いました。

プレイ時間:40時間、レベル:62、進行度:(第3章)中国編完了 時点での執筆。

【ゲームの概要】
時は、徳川と石田の決戦前。正史でいう安土桃山時代妖怪が跋扈しているという時代背景
三人称視点のハクスラゲーム。 だいたいダークソウルです。
歴史の人物を意外な役者さんがやっていたり、声優が意外に豪華だったりもします。


以下、ソウルシリーズと同じところ=青色ソウルシリーズと違うところ赤色で記載。
【ゲームシステム】
敵を倒したり、ステージをクリアすることで手に入る「アムリタ(ソウル)」を獲得し、ステータスを上げていく。
各ステージは区切られており、ソウルシリーズのように繋がっていない
ミッションは選択・受注形式。 ミッションごとに報酬(武器・防具・アイテム)が決まっている
ミッション途中で落命(死亡)すると、所持ソウル(本当は、アムリタだけど…ソウルでいいよね?)を死亡地点に落とす。回収できずに死ぬとロスト
ミッション攻略中に、随所にある休憩ポイントで、消耗品補充・体力回復・レベルアップ可能。 ただし休憩すると敵が復活(一部の強敵は復活しない)
ステージのボスを倒すことでクリア。ミッションはクリアするか放棄しない限り、戻れない
ミッションを途中で放棄すると、所持ソウルは全てロスト。(ソウルをロストせずに帰還できるアイテムもある)
ソウルの他に通貨もあり、武器の売買・強化などは通貨で行う。 通貨はロストしない

【協力要素】
攻略中、休憩ポイントで仲間最大1名)を募集できる。
ソウルシリーズでいうところの闇霊(敵対プレイヤー)は存在しないが、他プレイヤーの死亡地点(血痕)から、他プレイヤーのAIを呼び出して戦うことができる。 (報酬はそのプレイヤーの装備品からランダム)
仲間として加勢する際、ミッションを選択できる。
協力プレイには二種類あり、1つはソウルシリーズライクのもの。 もう1つは「常世同行」といい、マッチングしたプレイヤーと共にミッションを最初から始めるもの。
この常世同行のみ、プレイヤー同士の蘇生が可能。(死亡可能な回数があり休憩ポイントで補充。 また、二人同時に死ぬと終了。)

【報酬/武器/防具】
宝箱やボスはもちろん、ザコ敵も武器・防具・アイテムを落とす。
武器(防具)は、ステータス(性能)がランダムで、ボダランライク。
 一つとして同じアイテムは無い。

【武器】
刀、二刀、槍(薙刀)、斧(ハンマー)、鎖鎌(なぜこのチョイス?)の4種類。
外見は微妙に違うのがいろいろある。
武器の攻撃モーションは、アイテム固有ではなく、系統で共通(刀だったら全て動作が同じ)
それぞれに、上段・中段・下段の3つの構えがあり、攻撃動作・範囲・スピード・威力が異なる。
上段=強攻撃、主に上下方向、振りが遅い
中段=通常攻撃、主に横範囲
下段=弱攻撃、主に上下方向、振りが早い
武器には、アイテム固有の「愛用度」と、その統計の練度「熟練度」がある。
熟練度は、例えば色々な刀を使い続けると、刀の熟練度が上がり、刀系のステータスが上がる。また、熟練に応じたスキルポイントで、任意の系統の武技(スキル)を開放できる。
開放した技は任意に付け替が可能

愛用度は、その単品を使い続けると、単品の性能が上がる。 アイテムごとに最大値があり、レベル・レア度が高いと最大値が高い (伸びしろが高い)
武器にはまれに、「継承」できる性能が付与されていることがある。
「継承」できる性能を持った武器を合成することで、次の武器に性能を引き継ぐことができる。
武器(防具)は、他の武器(防具)と合成してレベルアップ可能。 またステータス変更もできる(固定ステータスもある) そのため、一つのアイテムをずっと使うことができる。
また、武器(防具)は改造で自由に外観の変更が可能。(甲冑を忍者装束とかにもできる)

【守護霊】
ゲームを進めると、様々な守護霊がアンロック。(DSでいう契約の要素)
それぞれに恩恵が全く異なる。得られる金額UP、敵を倒すと回復、属性耐性など…
犬、牛、狼、鳥、蜘蛛、龍、ネズミ、蝶々など様々。

【勢力戦】
DSでいう契約の要素(その2)。ゲームを進めるとアンロック。
徳川=赤軍(東軍)、石田=白軍(西軍)に代表される戦国時代の軍勢に所属し、「武功」ポイントを稼ぐ(貢献する)ことで、合計ポイントを競う紅白の対決になる。
「武功」ポイントは協力プレイの達成、およびステージ道中の血痕から、他プレイヤーのAIを呼び出して倒すことでも獲得。
敵軍所属のプレイヤー(のAI)を倒すと、高い武功ポイントが得られる。
「武功」ポイントは、専用アイテムとの交換や、外観、ジェスチャーなどと交換できる。
徳川、毛利、武田など、著名な代官は所属プレイヤーも多い。
 やはり赤軍(東軍)が優勢で、小早川の所属が少ないなど、正史そのままで皮肉っぽい。

【感想】
ソウルシリーズの良いところを持ってきつつ、協力プレイがやりやすいのが大きな点。
特に互いに蘇生できる安心感は良いですね。
武器・防具の成長要素も面白いし、やり甲斐があります。
ステージクリア時には常に大量の武器・防具が手に入っているので、毎回の達成感も高い
手に入ったアイテムは売って金にしてもいいし、ソウルに変換してもいいし、分解で材料にしてもいいと、リソースの配分にもフレンドリー
死亡するとソウルをロストし、稼ぐしかないソウルシリーズは、その緊張感を維持するのに貢献していますが、同時に高いストレスにもなります。
対して本作は死亡しても金が残るので、死んだ時そんなにショックではありません。
武器の攻撃方法も多彩かつ拡張要素があり、ダークソウルとは違った趣があります。
ソウルシリーズは、個性的なモーションの武器を使いこなすのが面白いですが…

という感じで、ドM向けなダークソウルのシビアな点を上手くほぐして
やさしい感じなっているのが本作かと。
良く言えば一般向けダークソウル
悪く言えばヌルゲー版ダークソウルとでも言いましょうか。

でもダークソウルにはない別のベクトル(成長)のやり込み要素がかなり大きいので、
私はかなり好きです。 たぶん、ソウルシリーズと同じぐらいで好きです。
私は国産ゲーを常にバカにしている差別者ですが、これは本当に面白いです。
LET IT DIEの時も思いましたが、最近国産ゲーが熱いですね

ダークソウルをやってみたけど難しすぎオワタ…
という人なんかには持って来いじゃないでしょうか。 BK印でオススメの一本。
 
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