2010-04-24 11:36:21

本ができそうな時に考えること

テーマ:亀岡亮介
出版社エベイユの亀岡です。

春なのに~暖かかったり、寒かったり大変な気候が続きます。
この4月は、PCがお茶に浸されて亡くなってしまったり、
10日ほど、風邪が治らなかったりと、踏んだり蹴ったりの状態になってます。
あなたは、お体、大丈夫でしょうか

弊社の新刊「売れない時代の成功戦略」が、明日発売になります。
予定していたメディア攻勢が期待できないことがわかり、
今、攻め方を急いで考えているところです。

なんにしろ、本屋さんでの賞味期限は、2週間、3週間とも言われ、
その間に売れなければ、出版社に返品の山です。

そこをどう売っていくかによって
その後の売れ行きが、半分以上決まります。

そこで一度返本されてしまうと、
次に火がつくとしても、火がつくまでに
地道な努力や、大きなニュースや話題作りが必要になります。

なので、出版してから2週間は宣伝しまくるよう、
最初から仕掛けておくことが肝心です。

出版社としても、
一度流通に流すと、それだけでお金がかかります。
一度、返ってくると、それを再生して出すのにもお金がかかります。
処分することもできますが、それではお金をどぶに捨てるようなものです。

もし、最終的に売れたとしても、その本が返ってきているかどうかで、
利益はまったく違ったものになります。


ですから、最初の二週間のために、
その前の1年間くらいの時間を使っても惜しくはない、
そう思って本の執筆と宣伝の準備にいそしんでいただければと思います。


よい週末をお過ごしください。
2010-03-14 10:23:25

出版界の内と外

テーマ:亀岡亮介
出版社エベイユの亀岡です。


今、メンバーで話をしている最中です。


その中で、ぱっと木戸さんが言ったのが、

「出版界って中に入ってみると、
 出版社は著者を探しまくっているんだってわかるんだけど、
 外から見ていると、本当に壁が高い感じがするんだよね」

ということでした。


そうなんです。

出版社はネタを、人を常に探しています。
単純に、それにうまく当たるか、
それに見合ったものを発信できる状態か、
発信し続けているか、

それを意識しさえすれば、
今は、どんどん出版社等メディア側からアクセスしてくれるのです。


とはいっても、最初の一歩がなかなか難しい。

そこを我々がフォローしていきたいと思っているのです。




2010-03-07 23:25:26

編集者は人それぞれなので……

テーマ:亀岡亮介
私は、本来土曜日担当なのですが、
遅くなってしまいました……

実は、
ちょうどサンマーク出版の高橋編集長のお話を聞いてきたところなので、
そちらのお話をさせてください。

少しでも100万部越えを何冊も出す、
その秘訣をいただこうと、行ってきました。


その中で、出版したいという方々がわかっているかどうか、
僕らにとってみれば当たり前なのだけれど……
ということがあったので、お伝えしておきます。


そもそも、今回のお話は、
対象が本を出版したい人、ということで、
出版アカデミーさん
http://shyuppan.jugem.jp/

の主催でした。


そこで、出版するために大事なこととして、
いかに自分のテーマを探し求めている編集者に会うか、
ということをお話していらっしゃいました。

もちろん、編集者も人間ですから、
「売れる」ことはもちろん大事ですが、
それ以上に、個人の好き嫌い、趣向の違いがあります。

これは、どんな世界でもそうでしょう。


一つの出版社に企画書を送って、見てもらった。
けれども本にならない。


だからと言って、
その出版社の編集者全員がそれを見たわけではないのです。

たまたま見た編集者の好みに合わなかった。
たまたま、テーマがその編集者が探しているものではなかった。

そんなことも多々あるということです。


なので、絶対に読者が喜んでくれる企画だ!

そう思ったならば、
そのテーマに興味のありそうな編集者を探して、
どんどん、アタックしていく、
それが大切だということでした。


改めて、そりゃそうだよな、と思いながらも、
出版したい人は、そう思っているかなあ、
と考えてしまいました。


結局、本を出す人は、
何社も何社も企画書を送ったり、
企画書を持ってまわったり、
そうやっているうちに、そのテーマに興味のある人に巡り合う。

だから、本になると考えてください。

読者が絶対に喜んでくれる、
そして、ある程度以上は自分が宣伝すれば買ってくれる人がいる。

そうやって、本当に自信が持てる企画が出来たなら、
必ずあきらめずにたくさんの人に当たることを忘れないでください。


ちなみに、高橋さんの経験から言って、
ある程度売れる著者が紹介してくれた人は、
やはり、ある程度以上売れる確率がとても高いのだそうです。

だから、著者が紹介してくれたら、
まずは会ってみるのだとか。


やはり、自信を持って行動すること、
それは大事ですね。


明日から、また一週間が始まります。
いい一週間にしてください。


エベイユ 亀岡亮介
2010-02-21 14:44:17

地方に住んでいるからこそ有利なこと その2

テーマ:亀岡亮介
こんにちは。

エベイユの亀岡亮介です。


今回も、
地方に住んでいるからこそ有利なこと その2としてお届けします。


前回は、地方ではニュースが少ないので、
地元のネタを探しているから、
メディアに露出しやすい、

ということをお伝えしました。


今回は、さらに、それがどう売り上げにつながるのか、
そこをお伝えします。

地方出身者の型の本を書店に売り込むときに言われる言葉
それは……



「あっ、地元の型の本なんですね
 それだったら、少し置いてみましょうか」


こんな感じです。


そう、地元の本だったなら、
多少は全国の売れ行きがどうであろうと、
たとえば地元メディアに少し露出する、
イベントを行う、
そんなことをネタに、
書店においてもらいやすいのです。

しかも、少し、ひいきして置いてもらえます。

たとえば、
全国では平積み(棚に何冊も重ねて置くこと)は難しくとも
地元であれば、平積みもOKなところもたくさんあります。


ということで、
中途半端に都会で中途半端に売れそうなよりも、

地方で、それなりに頑張ろう、という意気込みがあれば、
その方が書店にとっては置きやすい。

そして、メディアに露出しやすいとなれば、
売れやすくなりますよね。


あとは、本の仕掛けをしっかりとしておけばいいのです。


その本の仕掛けとは……

また次回お知らせしますね。

東京は春のようです。
よい週末を
2010-02-13 15:26:40

著者と出版社

テーマ:亀岡亮介
こんにちは。

今日は、著者と出版社ということで、立場の違いをお伝えします。

もちろん、本がたくさん売れて欲しいということに関しては、
著者も出版社も一緒です。

ただし、ここからが違ってくるのです。



本を書きたい人が考えるのは、

♪どうやったら、自分のやっていることを本に出来るだろう?
♪どんなふうに書けば、私のやっていることをわかってもらえるだろう?
♪どんなふうに書けば、もっと仕事の依頼がくるかなあ?
♪どんなふうに書いたら、いろいろな人の役に立つだろうか?


こういったことだろうと思います。

出版社が考えるのはどういう事だと思いますか?

♪どうやったら、売れる本が出せるだろうか?
♪どんな切り込み方から行けば売れる本になるだろうか?
♪この本を出して採算が合うのだろうか?
♪この本の可能性はどの程度あるのだろうか?


僕は、こんなことを考えています。

あくまでも、出版社は会社なので、
採算があう可能性がない限り本の出版はできません。

もちろん、宣伝のやり方だったり、
本の作り方によって、本の売れ行きは変わってきます。

ただ、ある程度の見込数がないと、
出版は事業ではなく、投機になってしまいますから、
やはり、出版することは難しくなるのです。

基本的に本を書く側は、
どうやったら本になるか、ということしか考えておらず、
売ることに意識がいっていない方が多いように感じます。

そして、ああやっても本にならない、
こうやっても本にならない、
と本を作ることは本当に難しいと嘆いていたりします。


実は、本は売れることがわかっていさえすれば、
いくらでも出版出来るのです……。

もちろん、出版社によって方針等がありますから、
絶対とは言えませんが、
売れるのであれば、出したい出版社はたくさんあります。

だから、本を出版するのに必要なこととして、

♪本の切り口をいいものにする。
♪出版したときに売れるようにファン、購入見込者を増やす。
♪今後の展望をある程度はっきりと描いておく。

こんなことを考えるといいのではないかと思っています。

全部をまんべんなくやるのもいいでしょうし、
どれかを、周りが呆れるほどやる。

それもいいでしょう。

これは、あなたがどこに住んでいたとしても、
間違いなく出来ることです。

インターネットが発展している今、
北海道に住んでいても、九州のファンを作ることも
いくらでもできるはずです。

いかがでしょうか?
2010-02-06 20:23:20

地方に住んでいるからこそ有利なこと

テーマ:亀岡亮介
こんにちは。

週末をいかがお過ごしでしょうか?

出版社エベイユの亀岡です。


今回は、地方だからこそ、出版をすることが有利!
ということについてお知らせします。

実は、出版をした時の戦略というのは、
地方に住んでいるか、都会の中心部に住んでいるかによって、
かなり異なってきます。

また、そのビジネスのあり方が、
全国展開なのか、
地元密着なのかによっても、もちろん異なってきます。


ただ、どちらにしても、地方だからこそ有利なことがあります。




それは、

地方であればある程、メディアの人たちはネタを探しているということです。

そうです。

たとえば、新聞社にアピールするにしても、
ラジオ局、テレビ局にアピールするにしても、
そこがどこであるかによって、まったく反応が違うのです。

考えてみれば人口密度が全く違うので、
ニュースの量も違うといえば違うのでしょうが、

本を出したということが
メディア全体を通じて多くの人にアピールできる可能性が、
地方のほうが圧倒的に高くなります。

また、ある程度メディアに露出できると、
今度はその露出したことが武器になり、
さらにメディアへ売り込みやすくなるのです。

そう考えたとき、
とくに地方に住んでいる方が出版ということを考えるのは、
非常にメリットがあることなのではないかと思っています。

どうぞ、よい夜をお過ごしください。


2010-01-30 14:06:24

出版業界!!

テーマ:亀岡亮介
皆さん、こんにちは。
出版社エベイユの亀岡です。
私は、実際に本を出版している側として、
皆様を実務の部分からサポートさせていただきます。

このビジネススター養成協会の講師の方々のように、
本を何冊も出していらっしゃったり、
日々、出版のことを考えて行動していらっしゃる方々にとっては、
出版の世界はかなり身近で、

「えっ、編集者? それなら、○○社と△△社ならよく知ってるよ。
他にも□□社くらいなら連絡先……」

なんてことになるのですが、
まだ出版をしていない方や出版をしていても、
1冊目を出してなかなかうまく売ることができなかったり、
自費出版をしていらっしゃる方、
あるいはまだ、これから出版してみたいな、
と考えていらっしゃるような方々にとっては、
出版業界はまだまだ未知の世界だ、という方が多いでしょう。

そこで、かなり厳しい出版の現状
(帝国データバンクの表現では出版業界は雷雨!だそうです)
書籍制作の実際の流れ、
出版した本がその後どうなっていくのか等、
ぜひ出版のことそのものを皆様に知っていただきたいと思っています。

そのことで、実際に本を出そうという時に、
どのようにアプローチしていこうか、
そしてどんなところで本のフォローをしていこうか等、
少しでも考える材料にしていただければと思っています。



今回は、タイミングよく、
1月26日の朝日新聞に下記のような記事が載りました。
他の新聞でもいくつか載っていましたので、
見かけた方も多いかもしれません。

  *  *  *  *  *  *  *  *

「消える書店、10年間で29%減
 和歌山県ではほぼ半減」
出版市場が2兆円割れし、縮小が続く中、各地で書店が消えている。
この10年間で6403店減少し、ほぼ半減している県もあることが分かった。
全国の書店を調査しているアルメディア(東京都)のデータをもとに、
2000年と今年1月時点の書店数を比較し、減少率を計算した。

00年に全国で2万1922店あった書店は一貫して減少し、
10年には約29%減の1万5519店となった。
最も減少率が高かったのは和歌山県で、
257店から137店へと約47%も減少。
次いで山口県、佐賀県が約38%減少した。
和歌山県の書店商業組合によると、
同県では、スーパーとの複合型店や郊外型の大型店などが増え、
中小書店の廃業が相次いだという。
店舗数の格差は今年1月、最多の東京都が1739店に対し、
最少の鳥取県は80店だった。(後略)

  *  *  *  *  *  *  *  *

実際に、地方の書店周りをして営業等をしていた身として、
営業をするにしても普通の書店が少なくなり、
郊外型の、TSUTAYAや、イオンの大型スーパー等にある書店が増えていることを
肌で感じていました。
それがさらに加速化しているということです。


これを、本の販売をする側に立って考えてみると、
もちろん、販売される場所が減ったわけですから、
売れる可能性も減ってきているかもしれません。
必ず1店舗に1冊は置いてもらえる本を作ったとして、
その際に売れる冊数が5000冊減った、ということですから。

また、チェーン店が増えていることにより、
人の感覚や好き嫌い等よりも、データを優先させた本の販売方法が、
どちらかというと多くなっていたり、
チェーン店が増えることにより、チェーン店全体への営業がかけやすくなっている
(全体的に本の流通が減っているので渋いのは渋いのですけれど)
とも言えるのではないでしょうか。


地方にお住まいの方が売り出すひとつのツールとしての出版、
と考えたときに、とっても得なことがあります。

それは……また次回にお伝えしますね。

よい週末を!

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