梅雨にしてはお天気のよい夏日のいちにち。
クーラーのよくきいた車でベネッセハウスに入るゲートまでたどりついたアートゼミスタッフ。
入り口には地元のおじさん(のような方?)が案内をしていました。
「そっちにごみばこがあるけー(・∀・)」と言われた方に車を進めると
人間と大きさを比べてみてください。たしかに大きなゴミ箱です・・・・
じゃなくて!(/TДT)/
これはアート。三島喜美代「もうひとつの再生」という作品です。
もういちどおじさんのところまでもどってベネッセハウスへの行き方を聞くと
ここから2キロ先の駐車場にとめてまた10分以上歩いてもどるか、地中美術館などからバスに乗るかいずれかということで・・( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚ へーーーー
車で楽しよう
ということしか頭になく、バスの二文字が辞書から消えうせていた筆者たち、
とりあえず日傘片手に歩き出したんですが、道の向こうがはるかに霞んで見えることに気がつき、
「私らの足では無理」と早々に結論が出ましたのでベネッセハウスはとりあえず保留して
もと来た道を引き返しました
暑。(´□`。)
そんなふへいふまんも家プロジェクト近辺の、おしゃれで涼しいカフェまでたどりつくと一気に解消!
水分をしっかりとって後半戦に備えます。
直島の家並。
それぞれに屋号(ニックネーム)がついています。
さて、家プロジェクトはいくつかアート作品の家が村に点在しているのですが
そのなかでも特に筆者が印象的だったのは
ジェームス・タレルの南寺
中に入ると真っ暗。
自分の手も見えないような、音も形も色もない暗い室内に
息をころして何分間かじっと座っていると
正面と両横にうすぼんやりと灰色が見えてきました。
暗闇のなかで感じる光の粒子・・・・
ここで思い出したのは18世紀スペインの画家、ゴヤ。
宮廷画家でありながら、晩年は自分の邸宅に
黒だけでおどろおどろしいお化けのような黒い絵を描きました。
「つんぼのいえ」とよばれるその邸宅の壁画は、きっとこんな黒なんじゃないかと筆者、夢想してしまいました。
そんなイメージを引き出してもらい、ものすごくリフレッシュしたあとは此処。
杉本博司の護王神社。
ベネッセのアートサイトでも説明は見られますよ。
ガラスの階段。
視覚的にインパクト強し。
ここは結界なんでしょうか。足を踏み入れることは、日本人だったらできない雰囲気。
そんなこと、ふだん忘れてます。
神社の下にはなんとこんな入り口があります!!
ドキドキ。
ただし、お相撲さんははいれないんじゃないかと思います(泣)
スリムなアートゼミスタッフが体を横にしてなんとか・・・ですから。
画像は杉本博司の本にて見られますが、
神社の下に石室があり、階段がそのしたまでつながっていることに
なんだかタブーを犯したようなきがしてドキドキしてしましました。
神様しか入っちゃいけないんじゃないか。。。と感じてしまう空間なんですもの。
外に出てほっとひといき。
こちらが本村港です。
おさかないっぱいとれるかな
早朝に出て、たっぷり一日、直島アートの旅。
本当は民宿でも泊まって2日がかりでまわるのがいいのかもしれません。
ねっ!?