May 12, 2010 14:12:01
本日のまかない / 山わさびご飯
テーマ:今宵のビストロおやじ
山菜パワーでデトックスだ!
本日のまかない / 山わさびご飯
山菜の中でも比較的手に入りやすく、道産子にとって身近な存在の「山わさび」。山わさびというのは俗称で、正式名称は「セイヨウワサビ」という。ステーキやローストビーフの付け合わせの定番である「ホースラディッシュ」と同じ種類らしい。
店長は、山わさびが自生しているのをこの目で確認したことがないのだが、山菜ツウの方によると、「そのへんの土手に生えている」んだそうだ。つまり、それくらい簡単に採れるらしい。「ふきのとう」みたいなものか。いずれにせよ、東京生まれの店長にとっては、山菜自体がまったく身近なものではなかったので、山わさびがどれくらいポピュラーな存在なのか判断しかねる。もちろん、初めて食べたのは、北海道に移住してきてからだ。
食べ方だが、一般的には、すりおろして薬味として利用する。牛肉はもとより、イカの刺身との相性は抜群だ。ちょっとツーンとくる独特の香りが、ワサビとはまた違う名脇役ぶりをみせてくれる。驚いたのが、とある郷土料理店で奨められた「山わさびご飯」だ。なんのことはない、すり下ろした山わさびをアツアツのご飯にのせ、醤油をたらして食べるという、ごくごくシンプルな一品。ところが、これが病み付きである。
なにがスゴイって、鼻の奥を刺激しまくる、あの猛烈な「ツーン」は圧巻。初めて食べたときは、その場で涙を流しながらのたうちまわったほどだ。ワサビの「ツーン」が鋭角的な刺激だとすれば、山わさびのそれは、津波のように押し寄せてくる厚みを感じる。おびただしく中毒性を備えた刺激なのである。そんなワケで、分量を間違えると死の危険すら感じなくもないが、思わずご飯をお代わりしたくなる、道産子のソウルフード(?)といえよう。
今回、店長自宅マンションの管理人さんから、ご近所で自生しているという山わさびを分けていただいた。さっそくオフィスに持参し、昼のまかないとしていただく。せっかくだから、お米は土鍋で炊きたてを用意しよう。アツアツご飯に、おろしたての山わさびをどっさりのせて、薄口しょうゆをまわしかける。おおおおおぉぉぉ…、この刺激! お約束どおり、昼からキッチンでのたうちまわりましたとさ。
今年は春先の記録的な低温により、天然ものの山菜も遅れているようだ。もうちょっとの辛抱。早く、たらの芽のてんぷらをしこたま食べたいものである。







1 ■最近はチューブのものも出てますが
馬さし、カトザメの刺身など相性抜群。鹿肉もいいですね。手放せないです。