2008-11-16 01:41:49

実は見かけないアラブの大富豪

テーマ:ヴィレッジブックス新書
実は見かけない、アラブの大富豪 (ヴィレッジブックス新書 12)実は見かけない、アラブの大富豪 (ヴィレッジブックス新書 12)
トニー 高橋

ヴィレッジブックス 2008-08-30
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新潮新書の「アラブの大富豪」に対する反論本という訳ではないのかもしれんが、偶然ということでもないのだろう。たしかに新潮の人は庶民とは縁遠い世界の話だったが、こちらはドバイ社会に根付いた人の様だ。現地で何をしているのかはよく分からんのだが、こういう「アラビア浪人」が最近、ドバイに集結している様で、「大陸浪人」が「支那通」でなかった様に、「アラビア浪人」もアラビストではなく、英語世界からの転進組で占められている様だ。もっとも、ドバイにいる限り、必要なのは英語であって、アラビア語は「マイノリティー言語」である。世界中から一旗組が集結している現状は、その社会構造は全く異なるが、古の上海に通じるものもあるのだろう。ドバイの人口が120万というのは「さいたま市」と同じくらいであることを考えれば、その世界的インパクトの大きさに改めて感じ入るのだが、その9割が外国人ともなれば、「アラブの大富豪」どころか、地元の人間を見かけるのも稀ということになってしまう。ドバイの人間は言わば大家さんとして、外国人に軒先を貸して暮らしている訳だが、元々は王様の土地であるし、不動産デベロッパーが寡占状態にあることは知られている通り。実質、一部の王族以外に「アラブの大富豪」はいない訳で、「アラブの大富豪」と思われているのは、実は平均的な「大家さん」稼業のドバイ人であるらしい。日本では年収300万の下流でも、世界平均で見れば大変な富裕層に当たる訳で、それと同じ構図が日本からみた「アラブの大富豪」だという。最近多い怪しい投資屋のドバイ話などより、地元感覚に溢れた内容かと思うのだが、その「怪しさ」に躊躇してしまわないのフットワークの軽さが、ドバイで成功する秘訣だとしている。「日本人」という身分が相当なアドバンテージである世界で、「会社」という身分に固執してしまうのは、確かにもったいない感じはする。
★★
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