2008-02-12 21:16:44

大人のための「ローマの休日」講義 

テーマ:平凡社新書



北野 圭介
大人のための「ローマの休日」講義―オードリーはなぜベスパに乗るのか (平凡社新書 (388))

映画の最高学府とも言われるニューヨーク大学大学院映画研究科博士課程中退の著者の平凡社新書第3弾なんだけど、やはり分かりにくいものだった。著者もその辺は気にしているとみえて、書物なんて気に入ったところだけ読めばよいなんて書いているのだが、全部読まなくては、何処に気に入った箇所があるのかなど分からないというもの。ということで修行のつもりで読了したけど、「オードリーはなぜべスパに乗るのか」もよく分からんかった。おそらくは映画の身体論にそのヒントが書かれていたのかとも思うのだが、難解な記述を排除したつもりが、ますます難解になってしまったという印象もある。オードリーの同時代人や時代背景の解説は、それなりに参考になったのだが、学生時代のトラウマか、どうも映画の学術的講釈には拒否反応が出てしまう。「ローマの休日」なんて500 円DVDの三文映画で十分ではないかと思うのだが、やはりオトナってヤツはそれではいけないらしい。
★★

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