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2006-03-30 01:05:04

お風呂の歴史

テーマ:白水社文庫クセジュ
ドミニック・ラティ, 高遠 弘美
お風呂の歴史
読者にやさしくない仏語翻訳新書の文庫クセジュ。やめようやめようと思いつつ、己の読書傾向からついつい読んでしまう。おフランスの知性を象徴する文庫クセジュには何とも似合わないタイトルだが、このタイトルなら、やはり読まずにはいられない。これは文字通りお風呂の歴史の本。フランス人の風呂嫌いはよく知られているが、かつては日本と同様に銭湯も混浴も花盛りのお風呂文化があったという。それが温浴が軟弱だから水浴に、水浴が軟弱だから香水へと変化したらしい。この辺はよく分からんが、仕方なく廃業することになった風呂屋は理髪師と外科医に転身したという。これだとますます訳分からんが、これらの職業は中世ヨーロッパでは密接に結びついたものだったことは分かった。特に女性はもともと肌に潤いがあるので、入浴などはもってのほかとされたらしく、おばあさんなどは一生に一度も入浴したことがない人はザラにいるらしい。この辺は文化の違いだから、まあいいんだけど、シャワーにしても寝る前ではなく朝というのは、どうも馴染めない。バッチイまま布団に入るのはヤだし、それで男女の営みまでしてしまうのもどうもついていけん。この新書にしては珍しく訳者が「個人的経験」をあとがきに書いているのだが、風呂命の日本から来て、最初は失敗を重ねたが、慣れれば気にしなくなったとか。私は最後まで慣れんかった。すんません。

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2006-03-25 02:17:07

日本の文化ナショナリズム

テーマ:平凡社新書
鈴木 貞美
日本の文化ナショナリズム
何だか表面をなぞっただけな印象。
著者の思想は結構だが、著者が日本を念頭に批判している言説が、中韓のナショナリズムにより当てはまるのも滑稽である。

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2006-03-23 01:04:36

ペリー提督 海洋人の肖像

テーマ:講談社現代新書
小島 敦夫
ペリー提督 海洋人の肖像
あのペリーさんの評伝。新書で平易ではあるのだけど、偉人なのか侵略者なのかよく分からん人だし、興味の対象外だったせいもあるが、なんだかあまり頭に入ってこなかった。著者は海員出身で、郵船や海事広報協会を経て海洋ジャーナリストになったという変わった経歴の人(海洋ジャーナリストというものがどういうものか分からんので、実はこれが一般的なのかもしれないけど)。よって、海の男としてペリーは偉人という観点から描いている。ペリーの末裔にも取材している様だが、前に米政府の国防長官かとかで日本になんかの交渉に来た人はあれは遠戚かなんかだったかな。あと「ペリル」という表記もたまに目にするけど、どっちが正しいんだろう。それから写真のペリーはどこか西郷どんを彷佛させる。

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2006-03-22 22:58:04

本が崩れる

テーマ:文春新書
草森 紳一
随筆 本が崩れる
随筆だからこれでいいんだろうけど、新書マニアとしてはうむむ。

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2006-03-22 10:52:47

名門高校人脈

テーマ:光文社新書
鈴木 隆祐
名門高校人脈
実はみんなこういうの好きなんだよね。
★★
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2006-03-20 01:35:06

北方領土問題

テーマ:中公新書
岩下 明裕
北方領土問題―4でも0でも、2でもなく
一部で話題になっている新書だが、それもこの著者が「二島返還」に比重を傾けているからだという。どうも宗男事件でもそうだが、北方領土は国の命題を懸け て取り組んでいる問題というわりには、国民の関心がイマイチ過ぎる。ドサクサに紛れて、あの手この手で乗っ取ろうとするあの国とか、自分たちが実効支配し ているにも関わらず、狂った様に大騒ぎするあそこの国とは大違いだ。かくいう私も正直言って、この問題にはあまり関心がない。旧島民の人たちは気の毒だ が、現島民がいる以上、どうしようもないかと思う。現島民に返還派が少なくないのは事実の様だが、それも経済的理由以外の何ものでもなかろうから、とても 好意的にみることはできない。著者は露中国境問題が専門の人で、両国のフィフティ・フィフティの決着が「ウィン・ウィン」だとしている。たしかに「戦略的 パートナーシップ」としてはそれが有効なのかもしれないが、日本がロシアと「戦略的パートナーシップ」になって対峙するのはどこの国なのだろう。二島で決 着つけて、「平和条約」を結ぶのも良かろうが、その後に際限ない援助を迫られ、それを梃に経済大国に躍り出たとたんに、踵を返され抗日路線を復活させた中 国の経験を忘れてはならない。やはり適度な緊張関係を保って深入りしないことが、相手がソ連の後継国家である以上ベターかと思う。その点において四島が無 理なのを分かっていながら、そのお題目は外さない政府の方針は確信犯的なものではないか。まあベストはアメリカがアラスカでやった様にカネで買い取り、恩 も徳も残さないことだけど。
★★
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2006-03-20 01:33:00

国際テロネットワーク

テーマ:講談社現代新書
竹田 いさみ
国際テロネットワーク―アルカイダに狙われた東南アジア
この著者はテレビで見かけることも多いのだが、その風貌もそうだが、喋りも学者というよりは、報道側っぽい。余計なお世話だが、大学院の教授なのに、ひら がなの名前(著者は男性)だと、なんだか力が抜ける。それで、この新書も全く新聞記者が書いたとしか思えない内容。前に新聞(どこか忘れた)の書評欄に紹 介されていたが、とにかくもの凄い頻度で海外調査(取材?)に行く人らしい。それでは本業の方は休講の嵐ではないのかと、思わず心配してしまうが、これも 余計なお世話だろうか。ただ、こうした東南アジアのテロ組織については中東と違ってあまり専門書が出ないので、非常に面白く読めた。アラブの「華僑」ハド ラミーについて触れているのは興味深い。関係ないけど東チモールの首相にもそんな人がいた。華僑、印僑、ユダヤ、レバノンのディアスポラは、経済的影響力 も相まって多くが語られてきたが、ハドラミーはこの本のテーマの鍵を握る存在であろう。クアラルンプールやマニラがテロリストの拠点として使われるのに は、現地の女性が大きな大きな役割を果たしているというのも興味深い。今後、アルカイダが日本支部を発展させるとしたら、おそらく同様の役割を日本人女性 に求めるだろう。白人系改宗フランス人のリオネル・デュモンを新潟に送ったのも、実はその辺に関係があったりして。
★★
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2006-03-16 12:13:45

宅配便130年戦争

テーマ:新潮新書
鷲巣 力
宅配便130年戦争
限りなくPR本に近い。

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2006-03-12 22:12:14

事業再生

テーマ:岩波新書
高木 新二郎
事業再生―会社が破綻する前に
当事者にとっては実用的なんだろうけど、一般人にはよく分からん世界だ。

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2006-03-12 21:40:10

鉄道の文学紀行

テーマ:中公新書
佐藤 喜一
鉄道の文学紀行
都立高校を定年退職して、駿台を経て、好きな鉄道巡りをして、本も出す。
順風満帆な人生ですな。

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