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2012-06-03 19:12:52

BN愛聴盤⑧ソニー・クラーク

テーマ:ジャズ中心の生活

「キャンディ」つながりでソニ・クラを・・・。

BN唯一のトリオ盤「ソニー・クラーク・トリオ」。

あの「クール・ストラッチン」で共演しいたアート・ファーマーが

「自然にスイングし、また見事なブルース・フィーリング

溢れる力強いプレイをする」と絶賛したソニ・クラ。


「パウエル派」らしく、高速シングル・トーンを中心として、

ファンキーでブルージー、そして一音一音をはっきりとした、

輪郭をもって演奏する。

また、その音楽生活の半分をウエスト・コーストで過ごした

ソニ・クラは、同時に明るいスイング感を持っており、

その特徴を余すところなく表現している。

アップテンポの冒頭曲「ビ・バップ」は、バド・パウエルも

ソニ・クラとは違った、翳りのある演奏しており、

この曲で二人を比較すると違いは明白だ。


「パウエル派」との批評家の言葉を待つまでもなく、

聴くにつけて「明るいパウエル」との印象が強い。

31才の若さで麻薬で他界したソニ・クラは、

私生活もパウエル派そのものだった。


バードランド セッションズのブログ





2012-06-01 19:44:05

BN愛聴盤⑦リー・モーガン

テーマ:ジャズ中心の生活

モーガンは、ブルーノートにVOL2、VOL3、さらに

アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズ参加作品ほか

、多くの名盤を残しており、いずれも捨てがたいだが、

やはり最高傑作の一つ、といえば「キャンディ」を外せない。

私が本格的にジャズを聴き始めた大学時代、

初めて買っLPが、この「キャンディ」で、強い

思い入れもある。


彼の唯一のワンホーンアルバムだが、20歳そこそこで

溌剌とした輝かしい響きと、成熟した美しいメロディ

を聴かせてくれる。ソニー・クラークのサポートも、絶妙。

ジャズ史上数あるワンホーンアルバムの中でも、

屈指の名盤だ。


冒頭曲「キャンディ」のファンキーなメロディに

ほれ込み、B面の最初の曲、「オール・ザ・ウェイ」に

魅せられて、レコードが擦り切れるほど聴き入ったのを

思い出す。


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2012-05-28 22:08:55

BN愛聴盤⑥アイク・ケベック

テーマ:ブログ

BNのジャズメンのなかでは、一風変わった存在の

アイク・ケベック。1940年代には何枚かの

スイング~中間派の作品を残しているという。

そんなケベックの1961年の作品「春のごとく」。

BNに4枚のリーダーアルバムを残しているが、

これが最高傑作と、評価が高い。

表題曲は甘く切なく歌い上げる、まるでベン・ウェブスターだ。

かと思うと、アップテンポの「オールマン・リヴァ―」では

イリノイ・ジャケー風のテキサス・テナーを思わせる、

豪快なブロウを披露する。


ファンキーなアルバムが揃う4000番台だが、

その作品群の中でも、異色の「中間派」アルバム。

ケベックの奏でる美しい旋律に心奪われる。

BNと知らずに聴いたら、ヴァーヴかヴァンガードの

中間派セッションアルバムと誤解してしまう。


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